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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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神流川沿い:紅葉・イチョウ・ヒメツルソバなど

前回の『城峯公園』の冬桜(十月桜)と紅葉のコラボを見に行った日の、他の植物についてとりあげます。〈散歩日:11月16日〉

まずは、城峯公園のカエデの紅葉です。レストハウス近くで出迎えます。
きれぎれの風彩「神流川沿いの紅葉など 1116」191204-01

斜面中段付近では、大きなカエデが枝葉を拡げていました。
きれぎれの風彩「神流川沿いの紅葉など 1116」191204-02

黄葉も見られましたが、名前は分かりません。
きれぎれの風彩「神流川沿いの紅葉など 1116」191204-03


一際高さのある樹が林の中にあり、果実らしきもの(→雄花序・蕾)を垂らしていました。近づけないのですが、ズームで画を見るとメタセコイアのようです。普段見るシュッとした樹形とはイメージが異なります。そもそも、何故ここに植えたのか?不思議です。
きれぎれの風彩「神流川沿いの紅葉など 1116」191204-04

きれぎれの風彩「神流川沿いの紅葉など 1116」191204-05


公園からの帰路、ダムの堤体が右側に見えたので、車を降りました。すると、手前に大きなイチョウがあり、日に輝いていました。
きれぎれの風彩「神流川沿いの紅葉など 1116」191204-06


さらに道路を下っていくと、左側の壁面が彩で覆われているのが目に入り、過ぎてから車を止めました。ひょっとして?と思いながら見に行くと、ヒメツルソバでした。
きれぎれの風彩「神流川沿いの紅葉など 1116」191204-07

地面を這う本種は見たことがありますが、壁面に横にも縦にも大きく広がるのを見たのは初めてです。驚きました。ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)は、ヒマラヤ原産のタデ科イヌタデ属の多年草で、日本には明治中頃にロックガーデン用として導入したようです。縦に這うのも得意なのでしょう。
きれぎれの風彩「神流川沿いの紅葉など 1116」191204-08

ソバの花によく似た小花が多数集まった直径1センチほどの花を咲かせます。開花後はピンク色ですが、徐々に白っぽく変化します。
ちょうどヤマトシジミがきていました。時期的に最後かもしれません。
きれぎれの風彩「神流川沿いの紅葉など 1116」191204-09

グラウンドカバーとして用いられていますが、広がりすぎに注意です。
野生化して、道路わきでも見ることがあります。秋葉原の万世橋のたもとでも出現していて、どこからやってきたのかと不思議に思いました。

なお、別ブログの方で、同日の城峯公園の他、立ち寄った神流湖・下久保ダムや国指定史跡(譲原石器時代住居跡)、ヤマキ醸造などをとりあげました。
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| 樹木・草花アレコレ | 21:51 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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『城峯公園』の冬桜(十月桜)と紅葉

秋が深まってくると、紅葉情報(色づき情報)がニュースでながれ、私の場合は主に埼玉県内の情報をWebで確認します。その中で、冬桜と紅葉を一緒に見られるスポットがあるというので、妻と見に行ってきました。〈散歩日:11月16日〉

埼玉県の神川町(かみかわまち)にある『城峯公園』です。ここには十月桜が多数あり、観光協会によると「薄紅色の小さな八重の花を咲かせ、周囲の紅葉した樹木と共に美しい光景を見せてくれます。」というキャッチコピーです。

ジュウガツザクラ(十月桜)は、エドヒガン(江戸彼岸)とマメザクラ(豆桜)の交雑種といわれるコヒガンザクラ(小彼岸桜)を原種として江戸時代に作られた園芸品種とされています。開花時期は10月~4月にかけて断続的に咲き、秋は3~4割。春に6割~7割の花が咲くそうです。原種のコヒガンザクラは一重ですが、ジュウガツザクラは八重咲きです。
十月桜と紅葉が同時に見られるのが当園の特徴とのことですが、今回は主に十月桜の様子をとりあげます。(画の点数だけは多くなりました)

1-2. 公園は全体的に斜面地で、駐車場は園内でも上の方でした。標高は約500メートルです。紅葉・黄葉の中で十月桜が挿絵のようです。
3-5. 遊歩道沿いに降りていくと、十月桜が増えてきます。花数はそれなりです。
「1」「2」「3」「4」「5」
「きれぎれの風彩 「きれぎれの風彩「城峯公園の冬桜と紅葉 1130-1」


6-10. 園内の下の方では、道路から見上げるように十月桜が配置されていました。その間にカエデが植栽され。紅白の彩りでした。
「6」「7」「8」「9」「10」
「きれぎれの風彩 「きれぎれの風彩「城峯公園の冬桜と紅葉 1130-2」


11-12. 園内中段の紅葉と十月桜です。キレイでした。
13-14. 十月桜は花の直径が1.5~3センチ前後で、3~5輪がまとまって咲きます。原種のコヒガンザクラは一重ですが、ジュウガツザクラは八重咲きです。
15. 園内からは遠望がよく、桜越しの山並みが見られます。
「11」「12」「13」「14」「15」
「きれぎれの風彩 「きれぎれの風彩「城峯公園の冬桜と紅葉 1130-3」


この公園の案内では「冬桜」の表現が用いられていましたが、品種としての『フユザクラ』は、ヤマザクラとマメザクラの雑種で、花色は白で花弁は5枚の一重咲きです。
神流町の隣の藤岡市には『桜山公園』があり、フユザクラの名所のようです。機会があれば桜山公園にも行ってみたいと思います。

〈追記:12月1日〉別ブログの方で、同日の城峯公園の他、立ち寄った神流湖・下久保ダムや国指定史跡(譲原石器時代住居跡)、ヤマキ醸造などをとりあげました。

| 落葉高木 | 22:54 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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ユウガギク、コシロノセンダングサ、その他

前回に続いて北本自然観察公園散歩からです。〈散歩日:11月10日〉

ユウガギク(柚香菊):キク科シオン属(←ヨメナ属)の多年草です。
同定は「生き物マップ」でこの辺りを指していたことによります。
今回気になったのは、黄色い筒状花の周りを囲んでいた、紫色の細い棒状の真っすぐしたモノです。アレっ?あまり見たことがない。これは・・・舌状花の開く前だと認識するまで、少し考えました。普段キクの仲間をあまり見ていないので新鮮でした。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191128-02

グー状態の蕾は見た覚えがありますが、この時は花期の盛期~終盤のようです。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191128-01


コシロノセンダングサ(小白の栴壇草):キク科センダングサ属の一年草
いつも見るひっつき虫のコセンダングサだと思っていました。しかし、後で確認すると無いはずの白い花弁(舌状花)が付いているのです。アレっ?これは・・・調べてみるとコセンダングサの変種で、コシロノセンダングサではいかと思います。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191128-03

残念なのは、そうとは知らなかったので、しっかり撮っていないことです。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191128-04


トキホコリ(時繁):イラクサ科ウワバミソウ属の一年草
9月22日に訪れた時は、ツヤツヤの葉に淡い緑色の花序でしたが、今回は、全体的に白っぽくなり、花序は揃って大きくなっているように感じました。観察するには、もう少し日当たりの良いところでと思いますが、その環境は無理なのでしょう。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191128-05

きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191128-06


ムサシアブミ(武蔵鐙):サトイモ科テンナンショウ属の多年草
大きな葉が2枚に小葉は3枚。その間から春には仏炎苞が出て、夏には緑色の果実を見ました。その状態が長くつづき、今回は、上部が赤くなっていました。12月に入る頃には全体が赤くなっているかもしれません。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191128-07

きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191128-08


ヤマノイモ(山の芋):ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草
遠くから見た時に、一早く黄葉している樹があると思ったのですが、近くまで行ってよく見ると、落葉した樹にヤマノイモのツルが覆いかぶさり黄葉していました。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191128-09


◇茎に一定の間隔で托葉?のある草本がありました。面白い見た目です。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191128-10

| 樹木・草花アレコレ | 22:12 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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百両、十両、小真弓、紫式部、枸杞、百合の木

先々週の北本自然観察公園散歩から木本の様子です。〈散歩日:11月10日〉

カラタチバナ(唐橘):サクラソウ科(ヤブコウジ科)ヤブコウジ属の常緑小低木
正月の縁起物とされる一種で「百両」と呼ばれています。毎年、ここで見ていますが果実の付き方は毎年違うように思いますし、樹高は変わらないような・・・。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191122-01

きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191122-02


ヤブコウジ(藪柑子):サクラソウ科(ヤブコウジ科)ヤブコウジ属の常緑小低木
百両を見ましたので、十両もと思い、以前見たことがある園路沿いを探していると、木漏れ日が注ぐところで1粒見つけました。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191122-03


コマユミ(小真弓):ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木
枝に翼のないニシキギの仲間です。園路沿いで(2か所?)で見られました。果皮が割れてめくれ、中から赤橙色の仮種皮に覆われた小さい種子が出てきます。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191122-04


ムラサキシキブ(紫式部):クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木
ここで本種が見られるのは、日陰の林縁(南側が林)のせいか、果実の数がイマイチだと思いますし、せっかくキレイな果実の色合いが目立たないのです・・・。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191122-05


コウヤボウキ(高野箒):キク科コウヤボウキ属の落葉小低木
今年の花が少ないのか、花期の終わりなのか、両方なのか、花は少なかったです。こちらも日陰の林縁なので、木漏れ日に寄せて撮りました。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191122-06


クコ(枸杞):ナス科クコ属の落葉低木
今回、園内で初めてクコを見ました。入口に近い下の道沿いにあり、これまで見逃していたようです。他の木本はほとんどが果実なので、花らしい花に一瞬迷いました。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191122-07

きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191122-08

5年前、初めてとりあげる際に調べたとき「ナス科で木本~!?」と驚いたものです。そういえば、先月に見たキダチチョウセンアサガオも同属でした。


ユリノキ(百合の木):モクレン科ユリノキ属の落葉高木
公園から出て、駐車場に行くために信号を待っている時、道路の歩道で上にカメラを向けている方がいました。その先を見ると、黄葉の進んだユリノキの樹冠でした。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園1110」191122-09

| 樹木・草花アレコレ | 23:11 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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お疲れ様でした、北本のエドヒガンザクラ

先週、いつもの北本自然観察公園に行きました。木道を歩いて行くと、いつも見上げていたエドヒガンザクラが無いのです。〈散歩日:11月10日〉

例年の開花期には、このような花姿を見せてくれました。(↓2018年3月25日)
きれぎれの風彩 「北本のエドヒガンザクラ1110」191116-00


今回は、そこにあるはずのエドヒガンザクラが折れて倒れ、枝は途中から切られていました。驚きました。
きれぎれの風彩 「北本のエドヒガンザクラ1110」191116-01


折れた際に枝が木道に被さり破損したため、応急処置がとられていました。
きれぎれの風彩 「北本のエドヒガンザクラ1110」191116-02

きれぎれの風彩 「北本のエドヒガンザクラ1110」191116-03

きれぎれの風彩 「北本のエドヒガンザクラ1110」191116-04


現地にたてられていた案内板によると、10月22日に倒れたようです。
私が前回訪れたのは10月20日なので、木が倒れる2日前でした・・・。最後に近いエドヒガンを見たことになります。

後で確認したWebの「公園日記」では、「折れた箇所の状況からすると、根腐れによるものと考えられます。」と原因が記されていました。

《案内板から》
2019年10月22日(火)多くの方に愛されてきた、北本市の天然記念物エドヒガンザクラが根元から折れてしまいました。樹齢200年を超えるこのサクラはソメイヨシノよりも1週間ほど早く花をつけ、北本にはるを告げるシンボル的な木でした。咲きはじめはピンク、満開時には白と花の色が変わるため、開花期に何度も訪れたくなくサクラでした。
きれぎれの風彩 「北本のエドヒガンザクラ1110」191116-05


近年のエドヒガンザクラの様子
北本市『エドヒガン』2018
北本市『エドヒガン』2017

長い間、お疲れ様でした。さようなら、エドヒガンザクラ。

| 落葉高木 | 23:28 | comments:15 | trackbacks:0 | TOP↑

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