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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ススキ ~小穂の芒・苞穎・基毛

北本自然観察公園では、草地のほとんどのススキは刈られていましたが、数株は枯れたまま残されており、開いた基毛を見ることができました。〈散歩日:2月3日〉

ススキ(薄)はイネ科ススキ属の多年草で、株立ち状になります。別名「尾花」「茅、萱」と呼ばれる誰もが知っている植物です。
1. 「枯れ尾花」と言いますが、今の時期は、全体が枯れています。
きれぎれの風彩 「ススキ」2-1


花(果)穂について調べてみました。
・茎頂に数多く分岐する線形の花(果)穂をつけ、穂全体の長さは20~30センチ
・分岐した一本一本の花(果)穂は(ふさ)といい、一方向を向く
・総には、周囲に長さ5ミリ前後の小穂(しょうすい)が列になってつく
・小穂の見た目は、合わさるような2つの苞穎(ほうえい)の先が開き、中から細長い(のぎ)が飛び出る。
・苞穎の基部には白い毛(基毛)が多数つき(熟すと)傘のように開く

2. 総がしなやかに風になびいていました。
きれぎれの風彩 「ススキ」2-2

3. 小穂が飛ばされて無くなり、柄だけが残っているのも多いです。小穂をつける柄(枝)は小梗(しょうこう)といい、長いのと短いのが対になっています。
きれぎれの風彩 「ススキ」2-3

4. 小穂のアップ(トリミング)です。先の開いた苞穎から長い芒が出て、苞穎の付け根にある基毛が開いています。基毛は、熟すまで苞穎を軸に閉じた状態になっています
きれぎれの風彩 「ススキ」2-4

先に他の方のブログでススキの小穂を見て、「よく見るキク科植物の綿毛が飛ばされる前の状態は、上に冠毛があるし、傘がひっくり返った形状なのに、本種は下に基毛がつき、傘状になっている。」と改めて知ることになり、今回確認した次第です。

ちなみに、苞穎の中の解説は難しく、私なりの理解では・・・2つの小花(しょうか)があり、1つは退化し、1つは穎果(えいか)という果実になる。その小花の外側には護穎(ごえい)があり、穎果になる方の小花の護穎の先に芒がつき、伸びて苞穎の外に飛び出る・・・ようです。イネ科の花は馴染みのない単語ばかりです。

5. 刈られたススキの跡です。
きれぎれの風彩 「ススキ」2-5


6. こちらはオギで、群生しますが株立ちになりません。
きれぎれの風彩 「ススキ」2-6


「昭和枯れすすき」という歌がありましたけど、最後の平成枯れすすきでした。
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| 草本(草花・野草) | 10:12 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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桶川市 城山公園 2月3日

前回の北本自然観察公園の後、城山公園にも立ち寄りました。この日は、川島町~北本でもう充分なので帰ろうとも思いましたが、北本自然観察公園は里山の自然で、栽培ものはありませんので、城山公園にも寄ることにしました。〈散歩日:2月3日〉

1~2. カツラ(桂)は、カツラ科カツラ属の落葉高木で雌雄異株です。
ここの雌木はたくさんの果実をつけます。この時期は、熟して裂開した袋果が残っています。毎年、これだけの果実が実り、殻はいつの間にか無くなりますが、集めたら相当な量になるでしょう。ちょっとしたエネルギー源にもなりそうです。
きれぎれの風彩 「城山公園」190211-01

きれぎれの風彩 「城山公園」190211-02


3~4. ソシンロウバイ(素心蝋梅)だと思います。けっこう咲いているのに、誰もいない(だいたいいつも人はいない)と思っていたら、犬をつれた方がやってきました。この日は暖かかったので、犬散歩日和だったのでしょう。
きれぎれの風彩 「城山公園」190211-03

きれぎれの風彩 「城山公園」190211-04


5~6. フクジュソウ(福寿草)は、数年前に植えられ、私もここで見られるようになりました。まだ、それぞれの株は小さそうで花が少し混み入っています。葉が出てその上に黄色い花を咲かす姿が好みです。
きれぎれの風彩 「城山公園」190211-05

きれぎれの風彩 「城山公園」190211-06


7. トキワサンザシでしょうか。生垣のように使われています。
きれぎれの風彩 「城山公園」190211-07


8. アカシデ(赤四手)の冬芽だと思いますが、あの虫こぶが見当たらなくて・・・。
きれぎれの風彩 「城山公園」190211-08


9. 芝生では、ホトケノザ(仏の座)が枝を伸ばし、たくさんの花を咲かせる準備中。
きれぎれの風彩 「城山公園」190211-09


10. ラクウショウ(落羽松)には、まだ葉や果実が残っています。(広角側20mm)
きれぎれの風彩 「城山公園」190211-10

| 樹木・草花アレコレ | 23:22 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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北本自然観察公園 2月3日

今年3回目の北本自然観察公園散歩へと1月27日に行ったのですが、慣れないカメラが言うことを聞かず(?)、特に植物は明るさ暗さが偏った画ばかりになってしまいました。そこで、一週間後、川島町の越辺川で白鳥を見た後、再び立ち寄りました。一週間なので、ほぼ変わらずトレースでした。〈散歩日:2月3日〉

コウヤボウキ(高野箒)
1月20日の日記にも載せましたが、お気に入りの植物ですので再び登場です。
1. 多数の冠毛でボンボン状態なのが、2~3残っていました。
2. こちらは綿毛が1本だけ残った(逆に珍しい?)状態でした。
3~4. 綿毛が全てなくなると、花のような形をした総苞が見られます。
「1」「2」「3」「4」
「きれぎれの風彩「北本自然観察公園」-190203」

ところで、今まで「冠毛」と「綿毛」をいい加減に使っていました。「綿毛」=「冠毛」ではなく、「綿毛」=「冠毛」+「痩果」が正解だと思いますので、今後も間違った記述があった際は、ご指摘くださいますと幸いです。

5. スイカズラ(吸葛)は、別名「ニンドウ(忍冬)」です。この日は平均より暖かい日でしたが、葉は主脈を中心に丸まり冬を耐え忍んでいるようです。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190209-05


6. ハンノキ(榛の木)には、尾状の花序ができていました。枝が高いです。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190209-06


7. マサキ(柾)は、果皮が4裂していましたが、種子が赤くないのです?
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190209-07


8. ウメ(梅)の木は園内に数か所ありますが、開花している木もあれば、多くはまだ蕾だけの木です。一番花数が多い木を撮りました。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190209-08


9-10. タケもしくはササですが不明です。ほとんど葉がありませんでした。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190209-09

きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190209-10


11. 北本自然観察公園「高尾ふるさとの森」の冬景です。立ち入ることはできませんが、冬は森の奥の方まで見られます。(35mm換算で約20mmで撮っています)
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190209-11


12. ウグイスカグラ(鶯神楽)が一輪だけ咲いていました。この花だけ勇み足です。(この画のみ1月27日です。なので、写りは良くないです)
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190209-12

| 樹木・草花アレコレ | 21:22 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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マルバアオダモ ~可愛い「冬芽」

北本自然観察公園に行くときには、事前に「公園日記」をチェックします。すると、マルバアオダモの冬芽が載っていましたので、これは見ておこうと思いました。(マルバアオダモの花については2年前に確認しています)〈散歩日:1月13日、27日〉

マルバアオダモ(丸葉青梻)は、モクセイ科トネリコ属の落葉高木で雌雄異株。北海道~九州に分布します。樹高は5~15メートル、花期は4~5月。

1. 公園日記では「正面から見ると、あたかも幼子がバンザイしているようでとてもかわいい!」と記されていましたが、なるほど~と思いました。
きれぎれの風彩 「マルバアオダモ」1-1


冬芽は、少し青紫色を帯びた灰色で、真ん中に大きな頂芽(ちょうが)があり、その両脇に頂生側芽(ちょうせいそくが)がついています。頂芽は、長さ4~6ミリの広卵形で、芽鱗は1~2対。微細な粉状毛に覆われています。

2. 冬芽の生長によって、バンザイの手の大きさやスタイルも変化するのでしょう。
きれぎれの風彩 「マルバアオダモ」1-2


3. 総体的に枝の太さの割には、サイズの大きな冬芽だと思います(?)。
きれぎれの風彩 「マルバアオダモ」1-3


4. 上の画のトリミングです。細かい粉状の毛がびっしり。肉眼ではそれほど・・・。
きれぎれの風彩 「マルバアオダモ」1-4


マルバアオダモの冬芽は特徴的でした。これなら、覚えていられそうです。また、この状態から花が咲くまでの経過も気になるところです。

| 落葉高木 | 17:03 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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北本自然観察公園 1月13日

今月2度目の北本自然観察公園散歩です。今回は、ほぼ写真のみの日記です。なお、この日は植物の他、コゲラやガビチョウ、いつものシジュウカラにアオジなどの野鳥も見られましたので、別の日記でとりあげています。〈散歩日:1月13日〉

トネアザミ(キク科アザミ属の多年草):背の高い茎が全て斜めか横に倒れていましたが、まだ綿毛が残っていました。フウッと吹くと飛んでいきました。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190129-01


カラスウリ(ウリ科カラスウリ属のツル性多年草):遊歩道から離れた所にあり、逆光で果皮の穴の開いたところが光っているように見えました。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190129-02


ガマの穂:爆発した状態で残っている一群がありました。少し硬そうです。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190129-03


オオイヌノフグリ(オオバコ科クワガタソウ属の越年草):堤で数輪見かけました。茎を伸ばす時期なので、まだ花を咲かさなくとも・・・と思ってしまいます。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190129-04


● 梅一輪:見まわしたところ、一輪だけ咲いていました。蕾も膨らんできています。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190129-05


● 不明の赤い実:透明感のある赤い実が多数付いていました。離れているのが残念です。さらに、せっかくなのにズームがボケてなお残念です。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190129-06

きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190129-07

きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190129-08

《追記》 ↑はガマズミの果実のようです。コメントでご教示いただきました。ありがとうございます。今まで果実は葉が付いている時の固いイメージでしたが、葉が落ちて残っているのは柔らかい感じです。明るい赤は光の加減なのだと思います。


● 赤茶色のキノコ:あまり気にしたことがなかったかもしれませんが、冬にも多数のキノコがありました。倒木を覆うかの勢いです。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園」190129-08

| 樹木・草花アレコレ | 21:58 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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