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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ソテツ、チョウセンシラベ

お盆に義母宅へ行く途中、埼玉県「花と緑の振興センター」に立ち寄りました。昨年の12月以来ですが、その時にも見たソテツとモミの仲間です。〈散歩日:8月13日〉

ソテツ(蘇鉄):裸子植物ソテツ科ソテツ属の常緑低木
九州南端に分布しますが、冬季の防寒=冬囲い(藁巻き・藁ぼっち)をすることで関東でも植栽が可能になるようです。
幹の先にまとまって葉がつく独特の姿です。当センターでは4株あります。
きれぎれの風彩 「花と緑の振興センター 0813」190818-01


近づいて見ると、幹には綿状の何かがついていました。これが何なのかは???
きれぎれの風彩 「花と緑の振興センター 0813」190818-02


改めて調べてみると、幹の表面は樹皮ではなく一面が葉跡で埋まるようです。その隙間に綿状の何かがついていることになります。
大きな葉と思ったのは、多数の線状の小葉からなる羽状複葉とのこと。
また、雌雄異株なので、雌雄で2組なのだと思われます。

昨年12月の散歩で冬囲いを見ました。その時のソテツの藁ぼっちです。
きれぎれの風彩 「花と緑の振興センター 0813」190818-03

日本には樹齢1,000年を超すソテツもあるようで・・・興味がわいてきます。


■モミ「チョウセンシラベ」:マツ科モミ属の常緑針葉樹
コニファー園にクリスマスツリーに似合いそうな樹形で、葉色も独特です。
名札には「チョウセンシラベ“シルバーロック”」。モミの仲間で朝鮮半島南部の山岳地帯に分布する「チョウセンシラベ(朝鮮白檜)」の部園芸品種のようです。
きれぎれの風彩 「花と緑の振興センター 0813」190818-04


針葉の表は鮮やかな緑色、裏は銀白色で、内側に反り返るため葉裏の銀白色が遠くからもよく目立ち、他のコニファーとは異なる独特な色合いを見せています。
きれぎれの風彩 「花と緑の振興センター 0813」190818-05

きれぎれの風彩 「花と緑の振興センター 0813」190818-06

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| 常緑低木 | 21:07 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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北本自然観察公園7月27日その他

前々回からの北本自然観察公園の続きで、その他の植物です。〈散歩日:7月27日〉

1-2. ヤブミョウガの群生です。花が咲き、花枝が伸びはじめ、結実も見られました。この花にも花言葉はあるようで「報われない努力」とか。頑張れ~。
3-4. ウワミズザクラ:北向きの林縁。果実が残り、赤く塾しているものもあり。
5. アカメヤナギ(マルバヤナギ):木道の上まで延びている枝を見ると、葉柄の基部に円くて鋸歯のある托葉がついていました。名前は後で調べました。
「1」「2」「3」「4」「5」
「きれぎれの風彩 「北本自然観察公園 0727」-01


6. タコノアシ:花が咲き始めていました。まだ緑色のタコです。
7. ハキダメギク:名前はともかく、花弁は可愛いと思います。 
8. ムサシアブミ:若い果実ができていました。株が増えたようです。
9. クサギ:蕾が膨らんで、いくつか開花していました。萼はまだ白いです。
10. オニドコロ:雄株で葉腋から花序が伸びています。普通、雄花序は直立…。
「6」「7」「8」「9」「10」
「きれぎれの風彩 「北本自然観察公園 0727」-02」


11.ガマ:今年も見つけた、一茎に2つの花穂。以前は3つもありました。
12.ヒメガマ:池にかかる橋から、近くで見ることができます。
13.アキノタムラソウ:珍しくシュッとした花穂です。花色はキレイだと思います
14.ミヤギノハギ:駐車場の植え込み。花が咲き始めていました。風でユラユラ。
15.(不明)黒い植物?:遊歩道脇に幾つかありました。何なのか?
「11」「12」「13」「14」「15」
「きれぎれの風彩 「北本自然観察公園 0727」-3」

| 樹木・草花アレコレ | 21:32 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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オニグルミ ~北本:緑色の果実

北本自然観察公園の南入口に向かう遊歩道の途中に、オニグルミを示す案内板がありました。真上を見上げるのですが、他の樹の枝葉で見にくい状態でした。その後、ぐるっと回るコースの一夜堤・池の近くで見つけました。〈散歩日:7月27日〉

オニグルミ(鬼胡桃)は、クルミ科クルミ属の落葉高木で、北海道から九州の主に山間の川沿いなどで見られます。大型の奇数羽状複葉でよく目立ちます。
雌雄同株で、花期は5~6月頃。雌花序は新枝の先に直立し(雌しべは赤色で二股になる)。雄花序は前年の枝に長さ20センチほどの房となって多数垂れ下がります。

▼林の北側林縁で、水際のオニグルミです。池に向かって斜上しています。
 (近寄れず、日差しの方角的にも撮りにくい場所です。)
きれぎれの風彩 「オニグルミ」1-1


▼上の画でいうと、左側やや下の枝に実が3個ついていました。
きれぎれの風彩 「オニグルミ」1-2

きれぎれの風彩 「オニグルミ」1-3


▼探してみると、他の枝の先でもいくつか見つけることができました。
 奇数羽状複葉で枝先に集まり、長さ40~60センチ。小葉は4~9対ほど。
きれぎれの風彩 「オニグルミ」1-4

きれぎれの風彩 「オニグルミ」1-5


実家の新潟の山間では、よく川沿いにポツンとあるオニグルミを見ますが、北本自然観察公園ではこれまでオニグルミがあることに気づきませんでした・・・。
ここでの場所は分かりましたので、観察しにくい場所ですが、来年は(今まで見たことのない)雌花序が見られたら良いと思います。

ところで、以前、軽井沢野鳥の森散歩で、「オニグルミの実はニホンリスの好物で、果肉を除いて実を縦にかじりながら2つに割る・・・」という話やツキノワグマも好物だと聞きましたが、ここ北本の果実は誰が手にするのやら知りたいところです。

| 落葉高木 | 18:06 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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セリ ~北本での大群生/食用

北本自然観察公園の木道沿いではセリが白い花を咲かせていました。毎年よく見る光景です。しかし、その先の広い草地でもセリが群生していました。いつもならカナムグラだらけになる草地なのですが、この光景は初めてです。〈散歩日:7月27日〉

セリ(芹)はセリ科セリ属の多年草です。日本各地の低地の湿地や休耕田など土壌水分の多い場所に自生します。花期は7~8月。

▼広い草地の大部分がセリでした。画の左側にも拡がっています。
きれぎれの風彩 「セリ」2-1


この草地は湿地ではありませんが、小川のそばで比較的水分が多いのではないかとと思われます。いつも草叢になり、木本が育っているのを見ません。

▼多数のセリの花です。花は蕾も多くこれからピークになるような状態でした。
きれぎれの風彩 「セリ」2-2

きれぎれの風彩 「セリ」2-3


▼セリの花は、茎の先端部で花軸が放射状に多数でて(散形に出て)、各花軸にそれぞれ散形に花をつける複散形花序です。一つの花は2ミリほどの小ささ。
きれぎれの風彩 「セリ」2-4


▼遊歩道を挟んだ広い草地の反対側も草地になっていますが、こちら側はセリが少なくカナムグラが繁殖していました。
きれぎれの風彩 「セリ」2-5


春の七草のセリは、春先に柔らかい芽を伸ばし、セリが美味しいのは、その若く柔らかい茎葉の部分なので、食用の旬の時期は2月から4月の早春です。

セリは、別名「シロネグサ(白根草)」といい、仙台市周辺では鍋の具材にこの根も使います。ここ10年ほどで有名(?)になりました。根は、特に厳寒期においしくなることから、セリ根の旬は11月半ば~3月頃のようです。(私は好みます)

セリ鍋の宮城県は、セリの生産量が都道府県で第1位で4割弱を占める大生産地です。2位は茨城県で2割超、3位は大分県で1割超。それから秋田県、広島県、高知県と続き、6県で9割を占めます。

| 草本(草花・野草) | 13:05 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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ウツボグサ、アサザ、6月16日他

前回の日記で6月の散歩は1回と記しましたが、結局7月も1回だけで北本自然観察公園に行ってきました。〈散歩日:6月16日、7月27日〉

ウツボグサ(靫草):シソ科ウツボグサ属の多年草。別名:夏枯草(かごそう)
日本各地の日当たりのよい山野の草地や道ばたに生えるそうですが、この公園では樹の日陰地で自生し、決して良好な環境ではないです(観察的にも)。

〈6月16日〉 茎の先に花穂がでて唇形の花が咲き始めていました。一つ一つの小さな花をよく見ると魅惑的な花色(?)かもしれません。日陰のせいか草丈は小さめです。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園 0616-0727」190804-06

〈7月27日〉 花穂が無事に残り、既に褐色になっていました。(昨年はタイミングを逃し?見られなかったので良かったです。)
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園 0616-0727」190804-07

ウツボグサの名前は、花穂の形が矢を背負って入れる靫(うつぼ)という道具に似ていることが由来だそうですが、それはそれとして、別名の方はしっくりきます。


アサザ(浅沙):ミツガシワ科アサザ属で多年性の浮葉性植物
本州や九州などに生育し、池や湖沼の風物詩として各地で繁殖していましたが、護岸工事や水質汚濁などにより激減。環境省のレッドリストでは、多くの都府県で絶滅危惧II類や準絶滅危惧種に分類されています。

〈6月16日〉 浅い池にはアサザの葉が展開していました。例年より周囲がスッキリしているように思えます。ボランティアによるヨシ刈りのおかげなのでしょう。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園 0616-0727」190804-08

葉が混み合ってないところは、低い鋸歯の辺りや葉身がキラキラです。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園 0616-0727」190804-09

〈7月27日〉 1ヶ月以上経ち、葉が一面に拡がってきました。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園 0616-0727」190804-10

奥の方に咲きかけの花が1つだけ見えました(大きくズームで)。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園 0616-0727」190804-11


同じ池の反対側にはコウホネ(スイレン科)も咲き始めていました。水上葉に隠れるのは分かりませんが、花は2つ見えました。
きれぎれの風彩 「北本自然観察公園 0616-0727」190804-12

過去の日記を検索してみたら、2013年は5月26日の訪問時に花が咲いていましたので、今年は遅いのかもしれません(?)。


◆その他6月16日の様子
1. この日は朝方まで雨だったので、樹皮についた苔がイキイキと
2. 枝が折れた跡に、たくさんのキノコが顔を出してしました
3. ススキとオギは順調に育っているようです
4. 湿地のヨシは大きくなり、“夏の遊歩道”の様相です
5. 4の手前の林側では、ドクダミが場所を確保しひっそりと花を咲かせていました
「1」「2」「3」「4」「5」
「きれぎれの風彩 6月16日その他」

| 樹木・草花アレコレ | 11:07 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

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