きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

≫ EDIT

イヌツゲ虫こぶ、冬の公園風景

北本自然観察公園の広い草地の林縁で、緑色の「何コレ?」を見たことと、園内の冬の風景を記録しておきます。〈散歩日:1月21日〉

林縁で葉の小さい常緑低木がありました。見たことのあるような樹ですが、名前まで明確に分かりません。その葉を見ている時に、緑色で丸いモノが付いていることに気づきました。気になって周りの枝も見るといくつか付いています。形や大きさ、若干色もそれぞれ異なりますので果実っぽくはありません。

「何だろう?何の木だろう?」と思っていたところ、巡回中の職員が歩いてきましたので、これは好機とお聞きしたのですが、最近異動してきた方のようで分からないから確認するとのこと。いやいやそこまでは・・・と思ったのですが、他の先輩職員に連絡をとられ、結局その方も来てくれて実際に見ていました。

その後、(その時にはもう、少し離れた所にいた私の所まで来て)樹はイヌツゲで、「何コレ?」のモノは虫こぶと教えて頂きました。
きれぎれの風彩 イヌツゲの虫こぶ-01

イヌツゲ(犬黄楊)は、モチノキ科モチノキ属の常緑低木で、雌雄異株。葉は長さ2~3センチで互生(ツゲは対生)します。
イヌツゲメタマフシ(虫こぶができる場所=芽、形=タマ、のフシ=こぶの意味)
イヌツゲタマバエによって新芽がほぼ球形に肥大する虫えいで、直径1センチ前後。虫えい形成当初は緑色で、後に暗紫色をおびるものもあるようです。

きれぎれの風彩 イヌツゲの虫こぶ-02


---*-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*--


北本自然観察公園の冬の風景
「1」「2」「3」「4」「5」
「北本自然観察公園~冬の風景」

なお、埼玉県学習センターは2017年11月6日から2018年2月28日まで、天井の耐震工事および空調設備の更新工事のため、長期休館しています。
スポンサーサイト

| 樹木・草花アレコレ | 17:25 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

北本自然観察公園 1月21日

久し振りの北本自然観察公園で(前回からは2ヶ月半以上経ちます)、園内はすっかり様変わりしていました。

・梅林では蕾が多数付いている中、開花した花が2輪だけ確認できました
・この時季、艶やかな緑色の葉をつけるアオキは目立ちます。さらに果実も
・10月1日に初めて見たヒイロタケが、まだ残っていました
「1」「2」「3」「4」「5」
「北本自然観察公園 1月21日(1)」


・コウヤボウキの冠毛が見られて良かったです
・カラスウリの果実(の色)が、目に飛び込んできました
・スイカズラは、冬に限っては別名「忍冬(ニンドウ)」の方がお似合いです
・日当たりの良い草地では、小さい春がいくつか
・落葉したことであらわになる樹形が新鮮でした。横枝が長いです
「6」「7」「8」「9」「10」
「北本自然観察公園 1月21日(2)」

| 樹木・草花アレコレ | 21:43 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ロウバイ、フクジュソウ

今年初めての日記ですが、かなり間が空いてしまいました。散歩も12月初旬から行っていませんでしたが、1月20日に近くのお寺、21日に北本自然観察公園と城山公園に行ってきました。今回は近くのお寺と城山公園での初春の黄色い花です。

ロウバイ(蝋梅)は、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木です。中国原産で真冬に満開の花を咲かせる数少ない花木の一つです。
フクジュソウ(福寿草)は、キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草で、新春を祝うおめでたい花として元旦草とも呼ばれます。幸福の「福」と、長寿の「寿」をあてられ何とも縁起の良い名前です。

●お寺のロウバイ
数年前に境内のロウバイの木が増え、まだ樹は大きくないのですが今回も多数の花が咲いていました。出遅れている樹では熟し終えた黒っぽい果実が目立ちます。多くはマンゲツロウバイで、ソシンロウバイは少ないです。
「1」「2」「3」「4」「5」
「ロウバイ、フクジュソウ(1)」


●城山公園
この公園では、枝を張ったロウバイが5~7本あります。この日は天気が良く、青空に映えていました。フクジュソウは2年前(?)からだと思います。蜜が無く、集光・集熱に効果的な花を成し、その熱で虫を誘引するフクジュソウですが、まだ花の形状はイマイチのようです。
「6」「7」「8」「9」「10」
「ロウバイ、フクジュソウ(2)」


冬の黄色い花は暖かく元気をもらえるように思います。Webで検索すると、黄色は日本では昔から黄金の色、稲穂の色であり、縁起が良く豊穣を表す色とされています。最近では金運アップのイメージも。「その場を明るくし、人の気持ちを前向きに、開放的にする幸福の色であり、人と人とのコミュニケーションを円滑にする運気アップの色」のようです。

| 樹木・草花アレコレ | 22:27 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ネズミモチ ~花から果実へ(我が家)

我が家の狭い庭で、ふと気が付くと見慣れぬ幼木がありました。その後、丈が伸び葉も増えてきましたが、何の木なのか分かりませんでした。
スッキリした肉厚な葉ですし、鉢植えにしても大丈夫だろうと思い、枝が2本だけの時でしたが鉢に植え替えて庭よりも日当たりの良い所に移動しました。

その後、多数分枝し、今年の春に初めて蕾を付けました。それから果実まで見ることができましたので、経過を記しておきます。〈観察日:2017年5月~12月〉

ネズミモチ(鼠黐)はモクセイ科イボタノキ属の常緑小高木です。本州から沖縄まで分布します。公園や街路樹、生け垣としても利用されています。

上段:蕾から開花、花後
5月14日 GW後、枝先に小さな粒々が付いているのを確認しました。
5月27日 蕾が大きく膨らんできており、もうすぐ花が咲きそうと思ったら、
5月28日 翌日、初めての開花を確認できました。(日曜日で良かったです)
6月 4日 一週間~10日ほどでほぼ全ての花が咲いたと思います。
6月24日 花が落ちた後の様子です。花糸が残り、基部には幼い果実が。
下段:果実の成長、熟すまで
9月 3日 緑色の幼い果実が徐々に育ってます。
10月 8日 この頃には、それなりのサイズになっていました。
10月28日 黒く変色し初め → 11月3日 でも、一週間でこの程度です
11月23日 楕円形の果実は、全て黒くなりました。
「1」「2」「3」「4」「5」
「6」「7」「8」「9」「10」
「ネズミモチ ~花から果実へ」


5月14日 小さな蕾ができ始めた時の全景です。
6月4日 少ないですが、幾つかの花序ができました。
10月8日 この色の果実は初めて見ますので新鮮でした。
12月10日 黒くなると見慣れたものですが、大きい木と比べると少し違います。
「11」「12」「13」「14」「15」
「ネズミモチ ~花から果実へ」

最後の画は葉を裏からかざして見たもので(6月24日)、葉脈は不明瞭です。
ネズミモチに似ている中国原産の「トウネズミモチ」は葉脈が透けて見えます。また、トウネズミモチの果実は楕円形というよりも球形に近い。という違いがあります。

| 常緑低木 | 22:39 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ヒイラギ ~老木?は全縁・盛花

『嵐山渓谷』紅葉散歩でのこと。半島状の「細原」の遊歩道から、枝に小さく白い花を多数つけた木を見つけました。花の付き方は我が家のヒイラギと似ていますが、葉の縁に特徴的な棘状の鋸歯がないのです。〈散歩日:12月2日〉

ヒイラギ(柊・疼木・柊木)は、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木で、関東以西の本州~沖縄の山地に生育します。庭木や盆栽、葉に棘があることから生垣などにも利用され、また、魔除けの縁起木として玄関脇に植えられることもあります。

花はヒイラギに似ているのに葉が全縁なことから、これは何だろう?と思っていたら、隣にいた観光客にボランティアの方が説明していました。「年をとるとギザギザが無くなる・・・」。7年前にヒイラギ(我が家の)を取り上げる際に調べた時、そのような記載があったことを思い出しました。

1.遊歩道沿いのロープの先に、ヒイラギが斜面の下から生えていました。樹高は4メートル以上あったと思います。
きれぎれの風彩 「ヒイラギ」2-1


2.枝には花が多数ついてました。(遠いので、以下ズームです)
きれぎれの風彩 「ヒイラギ」2-2


3.花は葉腋に白色の小花を密生させます。雌雄異株で、雄株の花は2本の雄しべが発達し、雌株の花は花柱が長く発達するそうです。この木は雄株のようです。
きれぎれの風彩 「ヒイラギ」2-3


4.葉は対生し、楕円形から卵状長楕円形で、老樹になると葉の刺は次第に少なくなり、縁は丸くなってしまうそうです。この木の葉にはまったく鋸歯が見られません。
きれぎれの風彩 「ヒイラギ」2-4


我が家の玄関脇に植えた葉に斑入りのヒイラギは、10年ほどになると思いますが、まだ棘があり触れると痛いです。将来は棘(鋸歯)が無くなるのでしょうけど、ヒイラギの生長は遅いように感じます。あと何年?何十年?・・・。


--*--*---*---*----*----*----*----*----*---*---*--*--


嵐山渓谷沿いの遊歩道で、展望台と冠水橋方面に遊歩道が分かれる辺りで、赤い球形の果実らしいものが丸まって付いているのを見つけました。ひょっとして初めて見る「サネカズラ」かもしれません。
きれぎれの風彩 「サネカズラ」


| 常緑低木 | 23:02 | comments:15 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT