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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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桶川市『城山公園』:ヤエカンヒザクラ

桶川市の城山公園には、小高い丘の上に様々なサクラの種類を見られるエリアがあります。それほど広くはなく、まだ木も細い感じです。そこに濃いピンクの花が咲いていましたので上って見に行きました。〈散歩日:3月1日〉

ヤエカンヒザクラ(八重寒緋桜)は、カンヒザクラ(寒緋桜)の八重咲き品種で、カンヒザクラと同じように鐘状の(全開しない)花を下向きにつけます。

樹高がまだそれほど高くなく、下の方にも枝があるので目の前で見られました。
きれぎれの風彩 「ヤエカンヒザクラ」1-1

葉より先に、一つの芽から数個の花を咲かせます。芽が密集していると大きな花序のようです。
きれぎれの風彩 「ヤエカンヒザクラ」1-2

こちらは、丸い房のようになっています。
きれぎれの風彩 「ヤエカンヒザクラ」1-3

芽が離れていると、少しスッキリします。
きれぎれの風彩 「ヤエカンヒザクラ」1-4

枝を持ち、花の中が見えるように撮ってみました。花弁の多さに驚きます。
きれぎれの風彩 「ヤエカンヒザクラ」1-5


3月1日で満開に近い状態です。ここのヤエカンヒザクラも今年の開花は早いと思われます。
今シーズン、カンヒザクラ・ヤエカンヒザクラを近くで見たのは、ここが最初で最後(?)になりそうです。見られて良かったです。

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枝垂れて紅白2色の花をつけるウメ(源平梅?)は、まだ咲き始めでしたが、目ざといミツバチが花弁を開いていました。
きれぎれの風彩 「源平梅」200327

このウメは、過去の記事をみるとソメイヨシノと同じ頃に見ごろになっていました。

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| 落葉低木 | 21:08 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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オニシバリ ~蕾から開花

北本自然観察公園には、遊歩道沿いにオニシバリが1株見られます。初めてオニシバリを見たのも当所で3年前のことです。今年は1月の終わりから何度か通っていますので、蕾の頃から見ていました。〈散歩日:1月27日~3月9日〉

オニシバリ(鬼縛り)は、ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の落葉小低木で、東北地方南部から、四国、九州に分布します。雌雄異株で、樹高は1メートルほど。
花期は2~4月で、葉腋に束生状に黄緑色の花を数個つけますが、花弁に見えるのは、蕚筒の先が4つに裂けたものです(ジンチョウゲも同様)。葉身は披針形~長楕円状披針形で、長さ4~10センチほどになり、夏に落葉します。

1. 〔1月27日〕すでに葉腋に青紫色で細長い蕾をつけていました。
きれぎれの風彩 「オニシバリ」2-1


2. 〔2月3日〕一週間後なので、ほとんど変わりません。
きれぎれの風彩 「オニシバリ」2-2


3-4. 〔2月24日〕一見して、まだ蕾かと思いましたが、葉の下では花が咲き始めて(萼が開き始めて)いました。
きれぎれの風彩 「オニシバリ」2-3

きれぎれの風彩 「オニシバリ」2-4


以下は〔3月9日〕の様子です。
5. 二週間経ったので心配しましたが、上の方も開花した状態になっていました。
きれぎれの風彩 「オニシバリ」2-5

6. 上から見ると多くの花は葉に隠れて見難いのですが、横から見ると下から上まで花がついているのが分かります。花数が多く見頃といえそうです。
きれぎれの風彩 「オニシバリ」2-6

7. 薄黄緑色の花は趣があります。ただ、ここは脇道に少し入る場所にあり、花は目につきにくい色のため気づく方は少ないでしょう・・・。
きれぎれの風彩 「オニシバリ」2-7


この木を初めて見てから3年経ちますが、樹高は多少大きくなったと感じる程度です。オニシバリの生長は遅めのようです。
「鬼縛り」の名前の由来は、樹皮が強靭なことから「鬼さえも縛ることができる」という意味で名付けられたとされますが、ゆっくり生長することで丈夫になるのかもしれない、とこれは勝手な考えです。

| 落葉低木 | 22:35 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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謹賀新年 / マンゲツロウバイ

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます


先月、妻の実家に年末の挨拶に行く途中、埼玉県「花と緑の振興センター」に立ち寄りました。この時期は何と言ってもマンゲツロウバイです。〈散歩日:12月22日〉

ロウバイ(蝋梅)は、中国原産のロウバイ科ロウバイ属の落葉低木で、真冬に満開の花を咲かせる数少ない花木の一つです。
マンゲツロウバイ(満月蝋梅=川口市の園芸業者が命名)は、ソシンロウバイから選別された早咲き品種で、花弁はふっくらと丸みをおびて、深い黄色です。

1~2. マンゲツロウバイの花が咲き始めていました。過去に何度か新年最初の日記に本種をとりあげましが、黄色の花がなんとなくそれらしいと思っています。
きれぎれの風彩「ロウバイ」190102-1

きれぎれの風彩「ロウバイ」190102-2


3~4. 高い方の枝では葉がほとんど落ちていましたが、中間~下部ではまだ葉が多く残っていました。満開になる頃(1月末?)には、すべての葉が落ちると思います。
きれぎれの風彩「ロウバイ」190102-3

きれぎれの風彩「ロウバイ」190102-4


5. こちらはソシンロウバイ(素心蝋梅)です。小さな蕾は付いていましたが、まだ開花はしていませんでした。
きれぎれの風彩「ロウバイ」190102-5


私が散歩する公園やお寺では、植栽の多さからいうとマンゲツロウバイ>ソシンロウバイ>普通のロウバイの順です。

| 落葉低木 | 16:46 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

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ウメモドキ ~落葉前と赤い果実

丸山公園(上尾市)の大きな池のほとり、桜並木の木々の間に赤い実を多数つけた樹がありました。調べてみると初めての「ウメモドキ」のようです。再度公園に行った際には自然学習館の職員にお聞きし確認しました。〈散歩日:11月25日、12月15日〉

ウメモドキ(梅擬)は、モチノキ科モチノキ属の落葉低木です。原産地は日本と中国で、本州、四国、九州に分布します。赤い果実を観賞するため盆栽や活け花に使われます。和名は、葉がウメの葉に似ていることや花も梅に似ていることによります。

・樹高は2~3メートル。花期は5月~6月。雌雄異株
・葉は互生し、長さ3~8センチの楕円形。先端が尖り鋸歯あり。葉裏に毛あり
果実は径5ミリほど。9月頃から赤く熟し12月頃に落葉しても枝に残る

●11月25日
1-2. 葉が残っていたのが良かったです。同定しようと調べている時、鋸歯と葉裏の様子が(たまたまの)画で確認できました。2はトリミングです。
3-4. 果柄が短いので、葉がある状態では、見る位置によって果実が陰になります。
5. 果実がついていたのは、↓株の左側の方で、何故か右側にはありませんでした。
「1」「2」「3」「4」「5」
ウメモドキ ~落葉前と赤い果実」

●12月15日
6-8. 全ての葉が落ち、赤い果実だけになっていました。色はより深い赤色へ。
9-10.株立ちの様子です。ひこばえも生えています。
「6」「7」「8」「9」「10」
「ウメモドキ ~落葉前と赤い果実」

名前の似ている「ツルウメモドキ」はニシキギ科であり、ウメモドキとは科が異なりますし、果実の様子もまったく違っていました。

| 落葉低木 | 23:58 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

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ナツハゼ ~黒く熟した果実

森林公園(国営武蔵丘陵森林公園)のボーダー花壇の北側に植物園花木園があります。個人的にはここがこの公園の北限です(ここから北口までは未だ歩いてないエリアです)。その花木園で一足早く紅葉している樹がありました。〈散歩日:10月21日〉

ナツハゼ(夏櫨)は、ツツジ科スノキ属の落葉低木で、北海道~九州の山地・丘陵地の花崗岩の土地を好んで生育します。和名は、夏にハゼノキのような紅葉が見られることから名づけられました。

・樹高は1.5~3メートルになり、花期は5~6月
・樹皮は灰褐色で縦に裂け、縦長の薄い裂片となって剥がれる。若い枝は赤褐色
・葉は互生し、長さ4~8センチほどの卵状楕円形で、先端は尖る
・花は新枝の先に多数の花を下向きにつける(長さ3~4センチの総状花序)
果実は液果で径6~8ミリの球形。9~10月に黒く熟す。食用可

1. カエデなどはもちろんまだ緑色でしたが、紅葉している葉が目にとまりました。
きれぎれの風彩 「ナツハゼ」1-1


2. 近寄ってみると、名札があり「ナツハゼ」と分かりました。ナツハゼを見るのは初めてだと思います。樹皮は縦に裂けて、剥がれています。
きれぎれの風彩 「ナツハゼ」1-2


3. 紅葉する葉の枝先には黒い粒々が・・・。
きれぎれの風彩 「ナツハゼ」1-3


4. 食用になるくらいですから野鳥の餌にもなるのでしょう。熟した果実は疎らに残っていました。花~若い果実の頃も見てみたいものです。
きれぎれの風彩 「ナツハゼ」1-4


「スノキ属」という名前も初めてですが、調べてみると果実を生食やジャムなどに加工して食すブルーベリーなどが同じ仲間でした。日本には19種が自生するそうです。

| 落葉低木 | 21:55 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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