きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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アジサイの花探し/装飾花と通常花

休日に妻とランチに行った後、腹ごなしに帰路途中の公園に立ち寄り散歩をしている時のこと。妻が、何かのテレビ番組で「アジサイを見たら花を探してみましょう」とやっていたと言うので、それならと花を探すことにしました。対象は普通のアジサイ(ホンアジサイ、セイヨウアジサイ)です。〈散歩日、6月24日、7月2日〉

アジサイの装飾花をかき分けると、シベの拡がった通常花(真の花、両性花)がありました。小さくて画でも分かり難いので調べてみると、通常花は萼片5個、花弁も通常5個、雄しべは10個、中心に雌しべ1個(花柱3)です。
きれぎれの風彩 「アジサイ」6-1


別のアジサイでも探していたら、こちらは装飾花の花が開いていました。全体的に通常花よりも小さく、花弁・雄しべとも数が少ないです。
きれぎれの風彩 「アジサイ」6-2


改めて、アジサイの装飾花について調べてみました。装飾花は
(1)萼片が弁化して花弁のようにみえる 
(2)萼片、花弁、雄しべ、花柱の数が少ない (見た限りでは萼片は通常4枚)
(3)通常は雌しべが退化している=結実しない
(4)花弁、雄しべで未発達のものもある

アジサイ(ホンアジサイ、セイヨウアジサイ)は、野生種であるガクアジサイから、装飾花がより多く萼片がより大きくなるように作り出された園芸品種ということはよく知られていると思いますが、私の認識もここまでで、装飾花の萼片の数が少ないとか、花の構成のことは知りませんでした(気にしていませんでした)。

翌週、丸山公園(上尾市)にアジサイを見に行きました。花は終わりかけでしたが、
3.キレイに咲いているのも残っていました
4~5.その装飾花をかき分けての通常花です。5はトリミングでのアップ
6.ガクアジサイはまだまだこれからのようです
7.ハス(蕾)越しのアジサイ並木
「3」「4」「5」「6」「7」
「アジサイの花探し/装飾花と通常花」

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| 落葉低木 | 22:23 | comments:13 | trackbacks:0 | TOP↑

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ウグイスカグラ ~若い果実・赤い果実

4年前に初めてウグイスカグラの花を見て(知って)から、その後の赤い果実も時々見ていました。今年は若い果実と熟した赤い果実の両方を見ましたので、記録しておきます。〈北本自然観察公園:4月~6月〉

ウグイスカグラ(鶯神楽)は、スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木で、葉腋から2センチほどの花柄の先に漏斗型の花をつけます。先は5裂して平開します。北本自然観察公園では3月から咲き始め、4月が盛期だと思います。

花後には、1センチほどの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)ができます。果実の生長は早く、当地では5月には赤く熟します。

1~2.緑色の若い果実です(4月23日)
3~5.赤く熟した果実です(5月20日)熟した果実は透明感がありキレイです。私は食べたことはありませんが、それほど酸味がなくほんのり甘いそうです。
「1」「2」「3」「4」「5」
「ウグイスカグラ ~若い果実・赤い果実」


6.今月、林縁の遊歩道沿いで木漏れ日が赤い果実を照らしていました。2個つきで真ん丸。可愛いものです(6月4日)
きれぎれの風彩 「ウグイスカグラ」2-6


7.以下は今年の花の様子です(4月2日) ※以前取り上げた花の記事
きれぎれの風彩 「ウグイスカグラ」2-7

ちなみに、ウグイスカグラの花言葉は「未来を見つめる」「明日への希望」です。

| 落葉低木 | 23:54 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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オトコヨウゾメ ~5裂する白い小花

先週は結婚式とかで散歩できず、昨日は雨だったので、今日こそはと事前に北本自然観察公園のWebをチェックすると「オトコヨウゾメ」の花が咲いたと記されていました。見たことがありませんので、楽しみに出かけました。〈散歩日:4月23日〉

オトコヨウゾメは、レンプクソウ科(←スイカズラ科)ガマズミ属の落葉低木で、日本固有種。北陸を除く本州・四国・九州の樹林内や林縁に分布します。

〔Webで確認した特徴〕
・樹高は1~3メートルで幹は細く、分枝して茂る。紅葉する
・葉は対生し、長さ3~7センチで卵形~長楕円形、先端が尖る。粗い鋭鋸歯あり
・花期は4月下旬~6月で、短い枝先に1対の葉とともに散房花序をつける
 白色の花は浅く5裂し、径1センチ弱。雄しべは5本
・果期は初秋~11月。果実は中に種子1個が入る核果で長さ5~8ミリ。赤く熟す

1.樹高2メートルほど。幹は細く上の方と胸高ほどで茂っていました
きれぎれの風彩 「オトコヨウゾメ」1-1


2.細い枝を寄せてみると、キレイな角度を保って枝が分枝しています
3.花序の花数は様々です。他のガマズミの仲間は花序を上向きにつけますが、本種は横向き~垂れます。小さく可愛らしい花で、野趣&奥ゆかしい感じです
4.葉は細い枝の先に短い葉柄をつけて対生します。葉脈クッキリ
5.近くには、こぼれ種で育ったのか、樹高1メートルほどのも
6.さらに、樹高20センチほどのも花をつけていました。これからが楽しみです
「2」「3」「4」「5」「6」
「オトコヨウゾメ ~5裂する白い小花」

オトコヨウゾメという変わった(?)名前の由来は、はっきりしないそうです。

ところで、当園のオトコヨウゾメは、Webでは場所の記載がなく、いつもの『生き物マップ』にも記載がありませんでした。そこで、あの辺りではないかと検討をつけ南西側の林縁沿いの園路を歩いていると、進行方向から若い職員がやってきましたので、聞いて場所が判明しました。ラッキーでした。

| 落葉低木 | 21:28 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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クコ ~淡紫色の花

北本自然観察公園の畑近くの林縁、日陰で、紫色の花を見つけました。高さが膝下なので見慣れぬ草本かと思いましたが、茎は木質で、それに付く花の雰囲気はどこかで見たことがあるような…。調べてみるとクコでした。2年前に鈴なりの果実を見ましたが、花は初めてです。〈散歩日:10月23日、11月13日〉

クコ(枸杞)はナス科クコ属の落葉低木です。茎は根もとから束生し、枝は弓状に曲がって垂れ下がります。果実は食用や薬用に利用されます。

〔Webで確認した花の特徴〕
・花期は夏から秋で、短枝の葉腋に淡紫色の花を1~3個つける
・花冠は長さ約1センチの漏斗状で、上部は5裂する
・花の色はしだいに抜けていき、茶色に変わる

〈10月23日〉北本自然観察公園
日陰で丈も低く、目立たぬように咲いていました。でも他に花のない時期なので目にとまって良かったです。キレイな花色で、花の基部には濃い紫の筋が入ります
「1」「2」「3」「4」
「クコ ~淡紫色の花(1)」


〈11月13日〉2年前に果実を見た荒川の近くで繁っている所に行ってみました
花は終盤のようです。色の抜けた花しか見られませんでした。若い緑色の果実もあれば、既に鮮やかに赤く熟した果実もありました
「6」「7」「8」「9」
「クコ ~淡紫色の花(2)」


クコの葉は、長さ2~5センチの楕円形で、基部は葉柄に向かってすぼみます。全縁で柔らかいです。また、短枝の先に束生状につく(短枝ではなく、節につくという記載もあります)など特徴のある葉です。

| 落葉低木 | 23:58 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヤマハギ ~扁平な果実

今年の9月に初めてヤマハギ(花)を取り上げました。北本自然観察公園で生えている場所も分かりましたので、その後訪れるたびに見るようにし、果実も確認することができました。〈散歩日:10月10日、11月13日〉

ヤマハギ(山萩)は、マメ科ハギ属の落葉低木です。
果実は長さ7ミリほど。楕円形で先が尖り扁平です。種子は1個だけ入り、長さ4ミリほどです。以下、果実の様子です(画のみです)。

〈10月10日〉
きれぎれの風彩 「ヤマハギ」2-1


きれぎれの風彩 「ヤマハギ」2-2


〈11月13日〉
きれぎれの風彩 「ヤマハギ」2-3


きれぎれの風彩 「ヤマハギ」2-4



| 落葉低木 | 23:59 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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