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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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森林公園:椿園は約400種・約1,000本

国営武蔵丘陵森林公園散歩、その3。森林公園の椿園には初めて行きます。リーフレットには「椿園」と記載されていますが、雰囲気は「ツバキが多数ある林」でした。Googleマップで距離を測ってみると、南北に約300mの斜面で、東西は70mほど?の広さがあり、ツバキ以外の樹も混じります。〈散歩日:2月28日〉

案内板を見ると、「ヤブツバキ」「多彩な江戸椿」「中部の椿」「肥後椿」「久留米の逸品」「長崎の逸品」「国際的な椿」「京ツバキ」「ユキツバキ」他にも様々な種類・産地ごとに分けて植えられているようです。
↓案内板。椿園が細長いので南北に分けました。左は北側、右は南側。
きれぎれの風彩 森林公園:椿園-0228_210315-00


ツバキは種類が多いので(当園でも約400種あるそうです)、これまでは敬遠していましたが、幾つか見はじめたところ、それぞれ装いに特徴があるな~と実感しました。そこで、目にとまったツバキを撮ると共に、名前をメモしましたので記録しておきます。(名札の見間違いもあるかもしれませんが、悪しからず・・・)

1. 三河侘助(ミカワワビスケ) ※名前のみです。
2. 初雁(ハツカリ)
3. 坪井の春(ツボイノハル)
4. 白妙蓮寺(ハクミョウレンジ)
5. 呼子鳥(ヨブコドリ)
「1」「2」「3」「4」「5」
「きれぎれの風彩 森林公園:椿園-0228-1」


6. サマースビー:豪州
7. アルパブレナ:中国
8. 吾妻絞(アズマシボリ)
9. 舞姫(マイヒメ)
10. 赤無頼(アカブライ)
「6」「7」「8」「9」「10」
「きれぎれの風彩 森林公園:椿園-0228-2」


11. 卜伴錦(ボクハンニシキ)
12. カーネーション椿 ・・・かな?
13. 菊更紗(キクサラサ)
14. 絞笑顔(シボリエガオ)
15. 数寄屋侘助(スキヤワビスケ)
「11」「12」「13」「14」「15」
「きれぎれの風彩 森林公園:椿園-0228-3」


同園に限らず初めての「椿園」見学でしたが、見て良かったと思いました。何でもそうでしょうけど、機会があるなら実際に見た方が良いです。
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| 常緑高木 | 22:20 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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クロガネモチの果実、ハスの花托など

埼玉県川島町の『平成の森公園』散歩の続きで3回目。〈散歩日:11月22日〉

クロガネモチ(黒鉄黐)は、モチノキ科モチノキ属の常緑高木で、関東以西の本州・四国・九州に分布します。雌雄異株。公園や庭木に用いられます。
芝生広場の近くで、枝先の方まで赤い果実の房がついているクロガネモチを見つけました。野鳥も好むようですが、これだけの数があれば冬になっても残りそうです。
きれぎれの風彩 平成の森公園1122_201213-01


駐車場近くの園路でも同じような果実を見つけました。けっこう高さのある大きい木ですが、ちょっと雰囲気が違うのです。枝ぶりが・・・枝垂れています。
きれぎれの風彩 平成の森公園1122_201213-02

このようなクロガネモチもあるようです。(もしくは別の何か?)
きれぎれの風彩 平成の森公園1122_201213-03


ハス(蓮)は、ハス科多年性水生植物で、インド原産。地下茎は「蓮根」。日本での古名は、花托の形状を蜂の巣に見立てた「はちす」で、それが転化したようです。
案内図では「修景池」となっていますが、今や「ハス池」と言った方がよいでしょう。ここのハスは、同県行田市で発見された古代蓮(行田蓮)です。
きれぎれの風彩 平成の森公園1122_201213-04

実は落下し、うつむいた花托が残ります。柄も枯れてきています。
きれぎれの風彩 平成の森公園1122_201213-05


●黒い果実が疎らについたのはエノキでしょうか。この画だけ、どこでどう撮ったのか覚えていないのです。※クスノキでした。
きれぎれの風彩 平成の森公園1122_201213-06


●園内ではありませんが、公園に入る道路の反対側にコスモス畑が作られていました。もう時季は終わり、名残りのみです。来年は10月に来てみたいものです。
きれぎれの風彩 平成の森公園1122_201213-07

| 常緑高木 | 16:49 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヤブニッケイ ~途中で消える葉の側脈

北本自然観察公園で、前回のマンリョウに続く「あれ、こんなところに説明板が!?」の第2弾。竹林近くの園路に説明板がありました。そこには、初めて見る「ヤブニッケイ」の名前が記されていました。〈散歩日:1月5日〉

ヤブニッケイ(藪肉桂)は、クスノキ科クスノキ属の常緑高木で、福島以南の本州・四国・九州・沖縄に分布します。暖地の山地や海岸近くに自生します(西日本ではよく見られる)。樹高は15メートルほど。花期は6月頃で、果実は10月~熟します。
他のクスノキ科樹木と同様、葉や樹皮には良い香りがあります(説明板記載)。

〔Webでの葉の特徴〕
葉はややずれがある対生(「亜対生」とか「疑似対生」と言う)。
・葉身は長さ7~10センチの長楕円形で、光沢があり、縁は全縁。
・3本の主脈がよく目立つ「3行脈(さんこうみゃく)」ですが、左右の側脈は葉の先まで達せず、途中で消失する。(ニッケイは葉の先まで、側脈が達する)

1. クッキリした3行脈ですが、確かに側脈は葉先から1/2~1/3辺りで無くなっています。ずれのある対生というのも初めて見ます。
きれぎれの風彩 「ヤブニッケイ」1-1


2. 葉柄の長さは8ミリ~1.8ミリという記載がありました。ここのは短い方かもしれません。その短い葉柄は少しクネッています。
きれぎれの風彩 「ヤブニッケイ」1-2


3. 竹林の斜面に生えていました。幹は細くまだ幼木といえそうですが、ここは一日のほとんどが日陰になる場所だと思われ、何とか元気に育ってほしいものです。
きれぎれの風彩 「ヤブニッケイ」1-3


Web「北本自然観察公園日記」の2018年12月16日付けでとりあげていました。「三又に分かれた葉脈はクスノキに似ていますが、葉はより大きく細長いのと、葉脈の分かれ目にあるはずの小さな膨らみ(ダニ室)がありません。ではシロダモかな、と思い、葉の裏を見ると淡緑色。シロダモなら真っ白になるはずです。…ということで、正体は南方系の植物ヤブニッケイ」と同定されたようです。公園内では初確認とのこと。

和名は、葉や樹皮に芳香はあるものの、ニッケイより劣るのでヤブと、またニッケイに似ていて薮に生えているのでヤブがついたとの説があります。

ヤブニッケイの葉は揉むと芳香があるそうです。ちなみに、樟脳の香りの元はクスノキであり、八ツ橋のニッキの原料はシナニッケイ。シナモンの原料はセイロンニッケイと、クスノキの仲間は強い香りの元となっているようです。

| 常緑高木 | 22:54 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

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タラヨウ ~若い枝を覆う赤い果実

埼玉県「花と緑の振興センター」では、タラヨウの果実も見られました。ここのセンターでは、2011年にタラヨウの花を、2013年には果実を見ましたが、それらとは異なる場所の木です。今回は近くで見られるので良いモデルです。〈散歩日:12月22日〉

タラヨウ(多羅葉)は、モチノキ科モチノキ属の常緑高木で雌雄異株。本州の静岡以西~四国・九州に分布し、関東にも植樹されていることがあるようです。公園や寺社でよく見られます。樹高は10~20メートル。果実は径8ミリほど

1. 園路脇にあるので、それなりに剪定しているのかもしれません。以前見た別の木よりも枝葉がスッキリしています。樹皮は灰黒色でなめらか。
きれぎれの風彩 「タラヨウ」3-1


2. 葉の付け根、茎の周りに連なるように(枝を覆うように)多数の花をつけますので、果実になると一つ一つは小さくとも存在感のあるかたまりになります。
きれぎれの風彩 「タラヨウ」3-2


3. 前年伸びた枝に花を咲かすそうです(=太い枝に果実はない)。葉の長さは10~20センチとのことですが、この木の葉は小さめのようです。
きれぎれの風彩 「タラヨウ」3-3


4. 果実は、最初は緑色で、その後オレンジっぽい黄色になり、熟すと赤くなります。
きれぎれの風彩 「タラヨウ」3-41


何故、6年前にこの木に気づかなかったのか?その時は小さかったからか?とか考えたのですが、調べていたら「結実するのは2~3年おきが一般的」という記載がありました。たぶん、6年前は果実がついていなかったのでしょう。

葉の裏に傷を付けると黒く浮き上がるので文字を書くことができます。その性質が、古代インドで葉の裏面に鉄筆でお経を書いたといわれるヤシ科の多羅樹のようだということから和名の由来となっています。また、葉書の由来になった説があることから「ハガキノキ」「郵便局の木」とも呼ばれます。

| 常緑高木 | 22:38 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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ユズリハ ~ブドウのような果実

城山公園(桶川市)で初めてユズリハの果実を見ることができました。子供らが通った小学校や公園などでユズリハを見ることがあり、特徴のある葉は知っていましたが、果実はこれまで見たことがありませんでした。〈散歩日:10月28日,11月3日〉

ユズリハ(譲葉)は、ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木で雌雄異株。本州(福島県以西)~沖縄まで分布し、山地に自生します。
・樹高は10メートルを超える
・葉は枝先に輪生状に連なり、長楕円形で15~20センチ
 春から新葉が生長し出揃ってくると、前年の葉がそれに譲るように落葉する
・花は前年の葉腋から総状花序を出す  (花はまだ・・・)
・果実は10~11月に黒褐色に熟す

少し見上げる位置の枝にブドウ(デラウェア)のような果実が多数ついており、最初は「何だろう?」と思いました。でも葉はユズリハのよう「本当にユズリハ?」と。
きれぎれの風彩 「ユズリハ」3-01

きれぎれの風彩 「ユズリハ」3-02


さらに見上げると、樹冠の方まで枝先には果実の房がたくさんついていて驚きました。(南側に雑木林がありそれほど日当たりは良くないのですが育つものです)
きれぎれの風彩 「ユズリハ」3-03


翌週の快晴時、木漏れ日が果実に差し込んでいました。色も少し濃くなりました
きれぎれの風彩 「ユズリハ」3-04


一見すると食べられそうな果実ですが、アルカロイドが含まれ中毒症状を起こすそうです。でも、野鳥は食べるようです(そのまま排出されるのでしょう)。

| 常緑高木 | 22:55 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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