きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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キョウチクトウ ~赤系の八重(小浜)

福井県小浜市に出張で行った際、天気に恵まれたこともあり、早朝散歩をしてみました(別ブログに「出張の夜と朝」「古い町並み」を記載)。海岸沿いに並木がありましたので見にいくとキョウチクトウでした。〈散歩日:8月25日、小浜市〉

キョウチクトウ(夾竹桃)は、キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木です。
名前は、葉が竹に似て細長く、花がモモに似ていることによります。
樹勢が強く、潮害や排ガス、煤煙などの大気汚染にも強いので高速道路や工場の緑化に用いられます。広島の原爆後に真っ先に花をつけた植物です。

1.キョウチクトウの並木です。どの木もヒコバエが伸び伸びとしています。そのうち剪定されるのかもしれませんが。(主幹が弱っている・・・?)
きれぎれの風彩 「キョウチクトウ」3-1


2.日常生活にはない海の近くという環境で見ているせいか、青空に夏の花木はお似合いと思いました。周囲には他に植物がないし建物もない。日当たり良好
きれぎれの風彩 「キョウチクトウ」3-2


3.花序ならびに蕾です。蕾の場合、色がより強く出ます
きれぎれの風彩 「キョウチクトウ」3-3


4.赤系の八重です。キョウチクトウの園芸品種には、白や赤だけでなく、深紅、薄桃、黄色など多数の花色があり、一重と八重があります。(街中で見かけるのは一重の白色が多いとか・・・)花期は6月~9月と長いです。
きれぎれの風彩 「キョウチクトウ」3-4


5.ヒコバエの葉です。葉は線状皮針形(狭い楕円形)で質厚です
きれぎれの風彩 「キョウチクトウ」3-5


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| 常緑低木 | 23:45 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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ハナツクバネウツギ ~赤茶色の萼片

7月14日に初めてハナツクバネウツギを取り上げましたが、衝羽根に似ている萼片の色は(少数派?の)淡緑色のタイプでした。そこで近くの公園で見た、一般的な「萼片が赤茶色のタイプ」を比較のためにも記録しておきます。〈散歩日:7月17、18日〉
 
ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)、もしくはハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)は、スイカズラ科ツクバネウツギ属の半常緑低木です。多くの園芸品種がありアベリアの名で親しまれ、花の落ちたあとの萼片の形が羽根突きの羽根(衝羽根)に似ている特徴があり、名前の由来にもなっています。

1.前月よりも花数が増えました。萼片は花後も残るので赤茶色が目立ちます。よく見かけるハナツクバネウツギの開花の様子です  ※前回の淡緑色タイプです
きれぎれの風彩 「ハナツクバネウツギ」2-1


2~4.花と衝羽根に似た萼片の様子です
5.翅が透明で胴体の太い蛾がホバリングしながら吸蜜していました
「2」「3」「4」「5」
「ハナツクバネウツギ ~赤茶色の萼片」

5番の翅の透明な蛾が気になりましたので調べてみると、オオスカシバ(スズメガ科)という蛾でした。翅が透明なのでシカシバの名前が付いています。昼間に活動します。
羽音を立てながら飛び回り、透明な翅と胴の模様から大きなハチに間違われることもあるようです。

ちなみに、Googleでオオスカシバを検索するとトップに表示されるWikipediaでは、アベリア(ハナツクバネウツギ)の花で吸蜜する成虫の画が載っていました。




追記 2016/09/05 》
7月31日に、萼片や花、枝がより赤いタイプを見ましたので追記しておきます。
きれぎれの風彩 「ハナツクバネウツギ」赤01

きれぎれの風彩 「ハナツクバネウツギ」赤02

| 常緑低木 | 22:47 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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カラタチバナ ~白い下向き花の花序

北本自然観察公園の生き物マップに「カラタチバナ花」との記載がありました。冬の赤い実は同公園で見ていますが、花はまだ見たことがありません。〈散歩日:7月3日〉

カラタチバナ(唐橘)は、サクラソウ科(ヤブコウジ科)ヤブコウジ属の常緑小低木で、茨城県・新潟県以西から九州の常緑樹林内のあまり日の当たらない林床に自生します。赤い果実の様子や別名「百両」については以前取り上げました

〔Webで確認した花の特徴〕
・葉腋から長さ4~7センチの花序の柄が斜上し、先に柄のある花を多数つける
花は白色で下向きに咲く。花冠は5裂し、先が反り返る。花の径は7~8ミリ
・雄しべは5個、雌しべは1個

1.初めて見る花です。花数は多いのですが、葉に見え隠れし、下向きに咲いていますので、目立たずひっそりという感じです。葉の裏の縁に小さな突起があります
きれぎれの風彩 「カラタチバナ」2-1


2~3.両方とも1の花を中心にした同じ株です
4~5.他の株です。花色は真っ白ではなく、少し淡い黄を帯びた感じです。
「2」「3」「4」「5」
「カラタチバナ ~白い下向き花の花序」


縁起木の中では、十両:ヤブコウジの花は家で、一両:アリドウシの花は今年の5月に花と緑の振興センターで見ましたので、他の千両や万両の花も見たいものです。


ところで、同公園でのカラタチバナが生えている場所はなんとなく覚えていたのですが、散歩しながら探しているとなかなか見つかりません。一端あきらめて、近くの「かわせみ池」でカワセミを見ていました。しばらくして、女性の職員の方が来たので場所を聞くと、カラタチバナまで案内していただきました。
やはり、赤い果実をつけ周りに緑が少なくなる冬の方が見つけ易いです。

| 常緑低木 | 23:59 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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ハナツクバネウツギ ~長く咲き続ける鐘形の花

城山公園(桶川市)の遊歩道脇に生垣のように植えられています。これまで見るとはなしに見ていましたが、咲き始めの白い花を見て、これは何だろうと改めて思い、調べてみるとハナツクバネウツギでした。〈散歩日:6月26日〉

ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)、もしくはハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)は、スイカズラ科ツクバネウツギ属の半常緑低木です。中国原産のシナツクバネウツギからの交配種で、大正時代に渡来。多くの園芸品種がありアベリアの名で親しまれ、日本各地で庭木や公園などの生垣として広く植えられています。

名前の由来は、花の落ちたあとの萼片の形が、羽根つきの羽根(衝羽根)に似ていることからで、ウツギ(空木)は姿がウツギに似ているから、それに花が多数・長期間咲くことから「花」「花園」がついたようです。(ウツギは科が異なります)

〔Webで確認した特徴〕
・樹高は1~2メートル。株立ちで、よく分枝して茂る
・葉は対生し、長さ2~5センチの卵状披針形。質やや厚く光沢があり、縁に鋸歯
花期は5~11月と長い。枝先に円錐花序を出し、花は白色ないし淡紅色を帯びる。花冠は鐘形で、長さ2センチ・径1センチほど。萼は基部まで3~5裂する

1.木漏れ日が花の白さを際立たせていました。よく見るとキレイな花です。蕾は大きく膨らんで、今にも裂けそうです。雄しべは4本、雌しべは1本とのこと
きれぎれの風彩 「ハナツクバネウツギ」1-1


2.衝羽根に似ているという萼の様子です。花芽?の時は萼も小さいです。ここの萼は緑タイプですが、淡紅紫色のタイプの方が多そうです
3.艶のある葉が対生しキレイに並んでいます。萼と同じで枝も緑タイプ(?)
4~5.細い枝が多数立ち上がり枝垂れます。自由に伸びている感じです
「2」「3」「4」「5」
「ハナツクバネウツギ ~長く咲き続ける鐘形の花」

花木で春(初夏)から秋まで長く花を咲かせるのは珍しいような気がします。(でも、他にもあるのかもしれません。)
今年は、これからも見ていきたいと思います。

| 常緑低木 | 22:58 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

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レッドロビン ~新芽からの葉の展開

今年の2月、北本自然観察公園で新芽が真っ赤な樹があり驚きました。葉は、生垣によく使われているものに似ていましたが、刈り込んだ樹形しか知りませんし、ここは自然公園ですので、ひょっとしたら別の種なのかと思い、職員の方に確認してみると、「レッドロビンとか呼ばれる類だと思いますよ、どこからか運ばれてきたのでしょう」とのこと。我が家に本種はありませんし、ここなら刈り込むこともなさそうなので、その後の様子を見ることにしました。〈散歩日:2月~6月〉

レッドロビンはバラ科カナメモチ属の常緑小高木で、カナメモチとオオカナメモチの交配によって育成された品種です。
但し、ここの樹がレッドロビンなのかベニカナメモチ、カナメモチなのかはっきりしません。素人では分かりにくいそうです。ただ、カナメモチには葉柄に鋸歯状の突起があり、レッドロビンにはそれが無いとのことから、レッドロビンとしています。

1~2.〈 2月11日〉新芽が真っ赤です
3~4.〈 2月18日〉新芽が膨らんできました
5~6.〈 3月21日〉芽が伸びてきました。面白い形です
7~8.〈 4月 9日〉新しい朱色の葉が出て、枝は赤くなりました
9~10.〈 4月23日〉葉が開きました。自分の手をスケール代わりに
「1」「2」「3」「4」「5」
「6」「7」「8」「9」「10」
「レッドロビン ~新芽からの葉の展開」


11~12.〈 5月 1日〉赤みが薄くなってきました。主脈はほぼ緑です
13.〈 5月22日〉葉はすっかり黄緑色になっていました
14~15.〈 6月26日〉葉はやや緑が濃くなり、枝の赤は薄くなってきました
「11」「12」「13」「14」「15」
「レッドロビン ~新芽からの葉の展開」


このように、葉の展開・経過を確認できましたので、(ここで一旦)取り上げることにしました。(といっても次回は未定です)

ところで、今回取り上げるにあたってレッドロビンのことを調べていると、花の画を
見ました。花期は5~6月との記載も。しかし、この樹では花を見ていません。ちょうど観察の狭間に花を咲かせたのかもしれませんが、「雌雄異株ではないのに花を付ける木と付けない木がある」という記載もありました。はたして・・・・・。

| 常緑低木 | 22:28 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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