きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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北本自然観察公園 10月1日

公園日記(Webサイト)に「湿地のワタラセツリフネソウが見頃♪」との記載を見て、今年のワタラセツリフネソウと、いつも同時期に見ることができるキツリフネ、ミゾソバの群生3点セットを見に行くことにしました。〈散歩日:10月1日〉

ワタラセツリフネソウはツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草で、基準産地は渡良瀬遊水地(栃木、群馬)です。北本自然観察公園では広く自生しています。

この時期、木道を歩いていると、3種類の花が群生する様が見られます。
まずは水辺に生育する「ミゾソバ」タデ科イヌタデ属(またはタデ属)の一年草です。可愛い花ですが、どの花を撮ったらよいのかと悩みます。花弁に見えるのは萼。
きれぎれの風彩 北本自然観察公園171001-01

きれぎれの風彩 北本自然観察公園171001-01


そして、湿地に生育する「ワタラセツリフネソウ」があらわれます。距が渦巻き状になり、赤ちゃん花(蕾?)でもしっかり巻いています。開花した花とまだ開く前の花が親子のようで、毎年ツーショットで撮っているような気がします。
きれぎれの風彩 北本自然観察公園171001-01

きれぎれの風彩 北本自然観察公園171001-01


その後、やや湿った半日陰地には「キツリフネ」。8月の『アルプの里』以来です。ツリフネソウの仲間の中で、キツリフネの花だけが葉の下で展開します。
きれぎれの風彩 北本自然観察公園171001-01

きれぎれの風彩 北本自然観察公園171001-01


ここ数年、木道沿いのミゾソバやワタラセツリフネソウは減少しているように感じています。数年前までは群生の範囲が広かったのですが・・・。逆に拡大しているのはカナムグラだと思われます。

その他、目にとまった植物を記録しておきます。
ヤマジノホトトギス以前よりも少なくなっていて心配です。この日の花は一輪
メナモミ:大きく育っていたので(草丈150cm程)全体の姿を。花は以前掲載
アサザ:浮遊植物で柔らかそうな黄花です。準絶滅危惧種。以前は5月に見ました
ミズワラビ:昨年初めて見た水中に生息するシダの仲間。画は胞子葉です
ガマ:例年になく豊作(?)に見えます。一部爆発しかけていました
「7」「8」「9」「10」「11」
「北本自然観察公園 10月1日」


(画の点数だけ多くなってしまいました)
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| 樹木・草花アレコレ | 23:55 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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アルプの里.14 ヘメロカリス、その他

今回で「アルプの里」編は最後です。〈散歩日:8月14日『アルプの里』〉

湿生花園(あやめヶ池周囲)や林床植物園などで、ノカンゾウやキスゲのような花が見られました(花色は異なりますが)。ヘメロカリスという名前でした。

ヘメロカリスは、ススキノキ科(ワスレグサ科)ワスレグサ属(ヘメロカリス属)の多年草です。初めて聞く名前ですが、調べてみると、日本や中国原産のユウスゲやカンゾウ類を元として品種改良されてできた園芸種を、一般にヘメロカリスと呼ぶとのこと(広い意味ではヘメロカリス属に分類されるすべての植物を指します)。

1~3.華やかな花に見え、最初は違和感を覚えましたが、一回りした後は、また見たいと思いました。野草の中での一服の清涼剤のような(上手く言えませんけど)。
ヘメロカリスは花が1日しかもたないことから「デイリリー」の別名があります。
4~5.シモツケソウの花後だと思います(違うかも)。茎が赤く、実もさらに赤くなりそうです。葉は掌状です。
「1」「2」「3」「4」「5」
「アルプの里 その他(1)」


6~7.ヨツバヒヨドリは、フジバカマの仲間ということで名前は知っていましたが初めて見ます。葉が4枚輪生状につきます。
8.ハクチョウソウ(ガウラ)も初めてですが、間近に見ることができず残念
9.ギボウシの仲間です。よく育っています
10.ピンクの小さい花をつけていました。不明です
「6」「7」「8」「9」「10」
「アルプの里 その他(2)」

「アルプの里」編はもっと短期間で取り上げたかったのですが、ここ2週間は仕事で遅くなり時間が取れず、もうすぐ2ヶ月という所まで延びてしまいました。
初めて見る種類が多かった「アルプの里」には、また機会があれば再訪したいと思います。

| 樹木・草花アレコレ | 23:24 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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アルプの里.13 アサギリソウ、ベンケイソウ

散歩から日数が経ちましたが、折角の機会でしたし今後のこともありますので、遅ればせながら記録しておきます。今回は、初めて見るシルバーリーフのアサギリソウと葉が肉質なベンケイソウの仲間です。〈散歩日:8月14日『アルプの里』〉

アサギリソウ(朝霧草)
キク科ヨモギ属の耐寒性多年草(冬期落葉種)で、ロシアのサハリン原産。北陸以北~北海道、樺太などに分布し、岩場に生育します。草丈は20~30センチ。
全体的に短い白い毛で覆われ、銀緑色の葉が美しいことから、園芸では花よりも草姿や風情を楽しむ植物として用いられているようです。

驚きました。深く細かく切れ込んだ葉は、とても密で柔らかな質感でキレイでした。(でも、そんな風には撮れてないようです)
きれぎれの風彩 アサギリソウ0814-1

きれぎれの風彩 アサギリソウ0814-2

きれぎれの風彩 アサギリソウ0814-3



ベンケイソウ(弁慶草)
ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多年草です。北海道~本州中部にかけて分布し、高山の岩場や砂礫地に生育します。草丈は30~80センチ。
葉は多肉質の緑白色で楕円形、鈍鋸歯があります。 花は7~10月頃に、淡紅紫色の房状集散花序がまとまってつきます。

名札が見当たらなかったのですが、たぶんベンケイソウだと思います。最後の画はオオベンケイソウの名札があり、サイズも大きかったです。どちらも蕾の状態ですが、丸くなった形と淡い色がキレイに見えました。
きれぎれの風彩 ベンケイソウ0814-1

きれぎれの風彩 ベンケイソウ0814-2

きれぎれの風彩 ベンケイソウ0814-3

ベンケイソウは、古名を伊岐久佐(いきくさ)といい、漢字では「活草」とも書き、枯れない強い草という意味が込められています。後に、その強さを武蔵坊弁慶に例えて名前がついたと云われています。

| 樹木・草花アレコレ | 21:52 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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花の丘農林公苑/権現堂堤の曼珠沙華

先週は連日仕事で遅くなり、打ち上げもあったりで更新が滞っています。アルプの里もまだ残っていますが、今回は9月の公園散歩を取り上げます。

9月10日(日):大宮花の丘農林公苑(さいたま市)
さいたま市公園緑地協会が運営しており、春にはチューリップ、夏から秋にはサルビアが花のジュータンを拡げます。この日はもちろんサルビアを見に行きました。

サルビアはシソ科アキギリ属でブラジル原産。日本では屋外で冬越しできない地域が多いので一年草扱いとのこと。
公園のWebによると、8月のお盆明けに一度花柄を摘み、ようやく赤い花が咲きそろってきたようです。(10月はじめにピークを迎えそう・・・とありました)
赤い花は「ボンファイアー」という品種で、ラベンダーのような青い花は「ブルーサルビア」。青いサルビアは初めてです。ついでに、コキアが赤みを帯びていました。
「1」「2」「3」「4」「5」
「花の丘農林公苑のサルビア」



9月24日(日):権現堂堤(幸手市)
権現堂堤は県営「権現堂公園」の一部で、春のサクラと菜の花のコラボは壮観です。また、紫陽花や曼珠沙華、水仙も加わり、季節ごとに楽しめる堤です。
今回はもちろんヒガンバナを見るために、妻と出かけてきました。
幸手のWeb等ではヒガンバナではなく曼珠沙華の名称を用いています。

この日は「第12回 幸手曼珠沙華まつり」の開催中で、全体的なピークは過ぎていましたが、群生ですし少し遠目で見ているとキレイなものでした。
とはいうものの、画はなるべく花の傷み等が少ないところを掲載しています。
「1」「2」「3」「4」「5」
「権現堂堤の曼珠沙華」

| 樹木・草花アレコレ | 20:10 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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『ゆずの散歩道』付近(毛呂山町)

埼玉県毛呂山町にはいくつかハイキングコースがあり、その一つの「ゆずの散歩道」を少しだけ散歩しました。〈散歩日:9月3日〉

ユズ(柚子)はミカン科ミカン属の常緑小高木で、耐寒性があり東北地方まで栽培されている柑橘類です。原産は中国で、奈良時代には既に栽培されていたといいます。

毛呂山町は日本最古のゆずの産地の一つと言われて、江戸後期には栽培していた記録があるそうです。収穫は11月半ばから12月半ば頃で、産地としての歴史が古い毛呂山のユズは約8割が実生の木です
“ゆずの里”だけあって、散歩道沿いの斜面に雑木のようにユズが生えていました。
11月~1月は黄金色に色づいたユズを見ながらハイキングが楽しめるそうです。

1~2.ユズの木を間近で見たのは初めてかもしれません。長く鋭いトゲに驚きました。収穫するときには注意が必要のようです
3~5.散歩道は桂木川上流の清流沿いにありますが、水辺ではタマアジサイが目につきました。支流沿いの脇道にも少し入ってみましたが、そこでもタマアジサイ
「1」「2」「3」「4」「5」
「ゆずの散歩道(1)」


6.ツルボ:咲き始めの株です。さりげなく咲いている感じが好まれます
7.ダイコンソウ:若い実が膨らんでいました。実は初めて見ます
8.シュウカイドウ:桂木川の水辺で特徴のある花姿を見せていました
9.センニンソウ:樹冠を丸く覆っていました。近づけない場所で少し残念
10.コスモス:これは少し離れた場所です。キバナコスモスでしょうか
「6」「7」「8」「9」「10」
「ゆずの散歩道(2)」

整備されたハイキングコース沿いですが、暑い時期なので訪れる人もいないのでしょう。上流側では雑草が藪化していましたし、川面を渡る飛び石の前後では蜘蛛の巣が行く手を阻みます(でも、進みました)。

桂木川上流では、いくつかの特徴のある橋が架けられ、景色のポイント(添景)になっていると思いました。その様子は後日別ブログで。

| 樹木・草花アレコレ | 23:07 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

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