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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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チョウジソウ・ギンラン・ウキヤガラ・ハルジオンの花

在宅勤務(テレワーク)の時に、朝一で北本自然観察公園に散歩に行ってきました。植物以外の生き物は別日記でとりあげました。〈散歩日:5月14日〉

チョウジソウ(丁子・丁字草):キョウチクトウ科チョウジソウ属の多年草
茎頂に集散花序を出し、5弁に分かれた淡い青色の花を多数咲かせます。
3年前に初めて同園で見ることができ、今回も同じ場所で花を付けていました。薄い青色の花冠は15ミリほどで平開し、濃い色の基部は筒状です。
きれぎれの風彩「北本自然観察公園 0514」200524-01

きれぎれの風彩「北本自然観察公園 0514」200524-02

近年、自生適地の人為的喪失等により、環境省レッドリストでは準絶滅危惧(NT)。埼玉県は絶滅危惧Ⅰ類です。園芸で使われるのは、北米原産種のようです。


ギンラン(銀蘭):ラン科キンラン属の多年草
茎は直立し、茎頂に白い花の総状花序をつけます。控えめに咲く清楚な花です。
雑木林の林縁の遊歩道沿いで幾つか見られますが、いつも高木の日陰で暗いです。
きれぎれの風彩「北本自然観察公園 0514」200524-03

こちらは試しにフラッシュONです。左上と右下はヤマジノホトトギスの葉でしょう
きれぎれの風彩「北本自然観察公園 0514」200524-04

「ギンラン」と「ササバギンラン」の説明板がありました。ササバは・・・どこに?
きれぎれの風彩「北本自然観察公園 0514」200524-05



ウキヤガラ(浮き矢幹):カヤツリグサ科ホタルイ属の湿地植物で多年草
水辺に生息する抽水性の植物で、湿原や浅い水のある場所に群落を作ります。
当園でも湿地の一部で、多数育っていました。雄性期の花盛りです。
きれぎれの風彩「北本自然観察公園 0514」200524-06

花茎の先端からは葉状の苞が2~4枚つき、その中心から散形の花序を形成し、長さ5~7センチほどの花序枝から1~5個の小穂をつけます。
きれぎれの風彩「北本自然観察公園 0514」200524-07



ハルジオン(春紫苑・春女苑):キク科ムカシヨモギ属の多年草
北米原産で要注意外来生物に指定され、侵略的外来種ワースト100にも選定。
草地では、他の植物よりも高く伸び、朝日に白い花が輝いて見えました。
きれぎれの風彩「北本自然観察公園 0514」200524-08

きれぎれの風彩「北本自然観察公園 0514」200524-09

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オニタビラコ、ニガナ、カタバミ

上尾市の平塚公園散歩から(その2)。〈散歩日:5月3日〉

オニタビラコ(鬼田平子):キク科オニタビラコ属の越年草
林縁の緩い斜面に、黄色い小さな花がたくさん見られました。よく見る花(所謂、雑草と言われるタイプ)ですが、これまでスルーしていました。こうして群生しているのを見ると気になります。(当日記では初めて取り上げます)
きれぎれの風彩 平塚公園0503-200514_01

改めて名前を調べました。たぶんオニタビラコだと思います。
きれぎれの風彩 平塚公園0503-200514_02

花は径が1センチに満たない程。舌状花がキレイに(重ならないように)放射状に広がり、平面的に円くなっています。
きれぎれの風彩 平塚公園0503-200514_03



ニガナ(苦菜):キク科ニガナ属の多年草
昨年7月に、同園の雑木林の陽だまりで広い群生を見ました。今回はオニタビラコとは異なる林縁で小さな群生を見つけました。
きれぎれの風彩 平塚公園0503-200514_04

舌状花の数が少ないスマートな花です。ニガナもオニタビラコも舌状花の先が5つ(?)に裂けます。(細かいので画では分かり難いです)
きれぎれの風彩 平塚公園0503-200514_05



カタバミ(酢漿草、片喰、傍食):カタバミ科カタバミ属の多年草
上記の2種よりも、さらによく見られるかもしれません。でも、名前を知ったのはそれほど昔ではありません。黄色い花は目にとまります。
きれぎれの風彩 平塚公園0503-200514_06

我が家の狭い庭や鉢、家の周囲では、葉が小さく赤っぽいカタバミ(アカカタバミだと思います)がよく出てきます。駆除に困る雑草だと思いますが、抜くときは気持ちよく抜けますし、我が家の草取り面積は狭いので容易です。

この日見かけた黄色い花をまとめました。

| 草本(草花・野草) | 22:47 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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アマドコロ、ホウチャクソウ

2年前(2018年)の3月末~4月にかけて4週続けて上尾市の平塚公園に行きました。他の方の日記でホウチャクソウ等の様子を見て、その時のことを思い出し見に行こうと思いました。〈散歩日:5月3日〉

アマドコロ(甘野老):キジカクシ科アマドコロ属の多年草
(ナギイカダ科、リュウゼツラン科、ユリ科で分類される場合もあるそうです)
花は葉腋から花柄を出し、細長い鐘形の花を1~2個つけます。花被片は筒部で合着し、先端部は浅く6つに裂けます。
雑木林の開けた林床で、アマドコロの群生を2か所見ました。
きれぎれの風彩 平塚公園0503-200509_01

こちらは順序良く葉腋から1つの花柄を出していました。
きれぎれの風彩 平塚公園0503-200509_02

花は葉に隠れるので日陰です。さらに花も先端は目立たない緑色です。
きれぎれの風彩 平塚公園0503-200509_03


別の群生は花柄が紫色です(茎も上部は紫がかっています)。花は葉腋から2個出ているのが多かったです。(見た限りですけど)
きれぎれの風彩 平塚公園0503-200509_04



ホウチャクソウ(宝鐸草):イヌサフラン科チゴユリ属の多年草(地下茎を延ばして先端に翌年の株ができる擬似一年草とも)
ホウチャクソウも群生でした。こちらは上記のアマドコロの近くです。
きれぎれの風彩 平塚公園0503-200509_05

花はアマドコロと同じように白ベースで先端が緑色かつ筒形に見えますが、花被片が合着しないので先端までシュッとしています。
きれぎれの風彩 平塚公園0503-200509_06


今年もアマドコロとホウチャクソウを見ることができました。

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森林公園:ネモフィラ、早咲チューリップ他

3月の『国営武蔵丘陵森林公園』散歩、その4です。〈散歩日:3月21日〉

この日は駐車場がほぼ満車状態でした。いつもなら「野草コース」から「運動広場花畑」に行くのですが、途中に子供が遊ぶ場所がある=人が多いと思われるため、運動広場花畑はあきらめ、「西口花畑」に向かいました。
西口花畑も人が集中する所の近くですが、ネモフィラの様子だけ見たいと思い・・・。

ネモフィラ:ムラサキ科(←ハゼリソウ科)ネモフィラ属に分類される植物の総称で、一年草。和名は「ルリカラクサ(瑠璃唐草)」。景観植物として利用されます。
この日のネモフィラは、まだ咲き揃う前の状態でしたが、これはこれで良いかと。
今現在(4月12日時点で)は見頃のようです。(でも、臨時休園中です)
きれぎれの風彩「森林公園 0321」200412-01

和名のとおりの瑠璃色です。品種としては“インシグニスブルー”のようです。
きれぎれの風彩「森林公園 0321」200412-02

ネモフィラで有名な『国営ひたち海浜公園』も同様に休園です。良い状態で見て頂きたいと一生懸命世話をしてきた方々には、とても残念な事と推察します。私はまだひたち海浜公園に行ったことがないのですが、来年は是非見に行こうと思います。

西口ひろば辺りはやはり人が多かったので早々に立ち去ることにし、公園・庭園樹園「こもれび花畑」へ向かうことにしました。


クリスマスローズ:キンポウゲ科クリスマスローズ属(ヘレボルス属)
こもれび花畑の西側の一画では、緩やかな斜面に様々なクリスマスローズがたくさん花を咲かせていました。斜面を利用しているので見やすくて良いです。
きれぎれの風彩「森林公園 0321」200412-03

きれぎれの風彩「森林公園 0321」200412-04


早咲きチューリップ:球根の冷蔵処理と、冬の防寒シート設置により早く花を咲かせています。チューリップはユリ科チューリップ属で球根植物(多年草)
こもれび花畑の斜面を上がった平地で見られました。
きれぎれの風彩「森林公園 0321」200412-05

きれぎれの風彩「森林公園 0321」200412-06

チューリップは子供がお似合いだと思います。
きれぎれの風彩「森林公園 0321」200412-07


ちなみに、こもれび花畑では『ルピナス』が育っていました。4月中頃すぎから全体的に見頃になるようです。
きれぎれの風彩「森林公園 0321」200412-08


この後は、植物園展示棟、ハーブガーデン、ボーダー花壇と眺めてUターン。
きれぎれの風彩「森林公園 0321」200412-09

中央口に向かうべく、カエデ園の新緑を見て、針葉樹園にある原種シクラメンへ。


原種シクラメン・コウム
当地では2種の原種シクラメン(ヘデリフォリウム、コウム)が咲きます。種類によって開花期が異なり、秋~初冬にはヘデリフォリウム、早春にはコウムが同じ場所で入れ替わって咲いていきます。~Webサイト~
きれぎれの風彩「森林公園 0321」200412-10

過去にはヘデリフォリウムを何度か見ていますが、2~3月に森林公園へ行くのは初めてなので、コウムも初めてです。花期の終盤です。
きれぎれの風彩「森林公園 0321」200412-11


次回は、森林公園で見た木本をいくつかとりあげます。

| 草本(草花・野草) | 22:55 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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森林公園の野草コース:イカリソウ

前回に続いて、3月の『国営武蔵丘陵森林公園』散歩から。〈散歩日:3月21日〉

イカリソウ(碇草、錨草)は、メギ科イカリソウ属の落葉多年草。
特徴的な花をつけます。花弁は4枚で長い距があり、船の錨のような形をしているのが名前の由来とされています。萼片は8枚ですが、外側の4枚は早く落ち、内側の4枚が大きくなって花弁と同じ色になります。
きれぎれの風彩 「イカリソウ」1-1


葉は2回3出複葉で、3つに枝分かれした先に、それぞれ3枚の小葉がつきます(三枝九葉)。葉の色は茶色のもありました。色の変化の仕方はよく分かりません。
日光で葉が透けたところは、細かい葉脈が多数入り組んでいるのが見えます。
きれぎれの風彩 「イカリソウ」1-2

こちらの株では、葉色が様々です。
きれぎれの風彩 「イカリソウ」1-3


以下は、野草コースの南側入口に近いところです。微妙に色が違うものや白色もありました。一段上がったところにあり、見やすかったです。
きれぎれの風彩 「イカリソウ」1-4

きれぎれの風彩 「イカリソウ」1-5


一般的に、イカリソウは太平洋側に分布し、トキワイカリソウとキバナイカリソウは日本海岸に分布するとされています。トキワイカリソウは常緑です。

| 草本(草花・野草) | 22:31 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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