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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ネジキ ~白い壷型の花が並ぶ

上尾市の上平公園に行った際、近くの平塚公園にも立ち寄りました。雑木林の中でアセビのような花を一列に付けている樹がありました。初めて見る樹でしたが、他の方の日記で同様の花をとりあげていて「ネジキ」と判りました。〈散歩日:5月26日〉

ネジキ(捩木)は、ツツジ科の落葉小高木で本州(東北南部以南)~九州の低山などに自生します。和名は、成長すると幹が捻じれることから付いたようです。
〔Webでの特徴〕
・樹高は5~9メートル。花期は5~6月。有毒植物
樹皮は灰褐色で縦に細長く裂け目が入り薄くはがれる。若い枝は赤みを帯びる
・葉は互生。葉身は長さ5~10センチで卵形か長卵形。縁は全縁
・花は前年の枝から横枝として長さ4~6センチの総状花序を出し、等間隔で白い花を下向きにつける。花冠は壷型で長さ1センチに満たないほどで、浅く5裂する
・果実はさく果で、4ミリほどの扁平な球形。上向きにつく

大きな樹ではないものの、花は手の届かないところにあり、より上部の方に多くついています。そこで、少し離れてズームで記録しました(さらにトリミングも)。
きれぎれの風彩 「ネジキ」1-1


きれぎれの風彩 「ネジキ」1-2


この花のつき方を見ながら、面白い花序だと思いました。
きれぎれの風彩 「ネジキ」1-3


壷型(釣鐘型)の花が並びます。アップで見ると、花の外面には細かい毛が生えています。花の中まで分かりませんが、雄しべは10個あるそうです。
きれぎれの風彩 「ネジキ」1-4


ひこばえの葉です。特徴は・・・・特に。
きれぎれの風彩 「ネジキ」1-5


こちらは特徴のある樹皮です。キレイな剥がれ方だと思いました。
きれぎれの風彩 「ネジキ」1-6


この時、ネジキと知っていれば、もう少し捻じれているところを確認したのですが、それは、またの機会に。
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| 落葉高木 | 23:20 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

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ポプラ ~越後丘陵公園の並木等

国営越後丘陵公園の広い芝生広場(緑の千畳敷)から東側を見ると、丘の上にスッキリとした並木が見えました。「北海道みたい」な光景の並木は、公園のリーフレットで確認するとやはりポプラでした。
といっても、実際に見たことはない(?)のですが、イメージで何となく推しはかることができるのは、マスメディア等の影響なのでしょう。〈散歩日:5月4日〉

ポプラは、ヤナギ科ヤマナラシ属またはハコヤナギ属の落葉高木で雌雄異株。日本にもポプラの仲間が3種ほどあるそうですが、一般的には明治の初めに導入された(皆がイメージするであろう)箒状の樹形のセイヨウハコヤナギ(別名:イタリアヤマナラシ)をポプラと呼ぶそうです。

普段、見ることない光景に目を奪われます。
きれぎれの風彩 「ポプラ」1-01

「フォリーの丘」と呼ばれる雄大な丘の一部にポプラ並木が拡がっていました。
きれぎれの風彩 「ポプラ」1-02

きれぎれの風彩 「ポプラ」1-03


バラ園の駐車場に近い方にもポプラ並木がありました。ただ、木の下部には袴のような?雪囲いのような?何でしょうか。
きれぎれの風彩 「ポプラ」1-04

後日、公園のWebを見ていたら「8本のポプラの木に世界一高い丈のばらを目指して、つるばらを配置しています。ここの自然条件下で樹齢を経る毎にどのくらいの高さまで成長し、どんな風格を見せてくれるのか楽しみです。」との記載がありました。
世界一、お待ちしております。

さらに、出入口の近くにもポプラがあり、近くで見ることができました。この木が普通なのかどうか分からないのですが、樹皮は裂け目がうねって賑やかな感じです。
きれぎれの風彩 「ポプラ」1-05

葉は互生し広三角形で長い柄があるそうです。高くてよく分かりません。
きれぎれの風彩 「ポプラ」1-06


ポプラは、中国・ヨーロッパにおいて広く植林が進められているそうです。日本でも1960年代に、イタリアで作られた「改良ポプラ」の中から日本に適する候補種を選定し、全国に植栽されましたが、低温害や病虫害、台風害などもあり期待された成果が得られなかったことから、日本にはポプラの適地は少ないと判断されたそうです。
身近であまり見られないのは、こういう理由からでした。

ちなみに、北海道大学のポプラ並木は有名ですが、美瑛町の「ケンとメリーの木」と名付けられた一本ポプラも人気のドライブスポットのようです。CMが懐かしいです。

| 落葉高木 | 23:20 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

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ブナ ~松之山『美人林』2019

帰省で実家に行く前に、十日町市松之山のブナ林『美人林』に立ち寄りました。林内は5年振り2回目です(たぶん)。〈散歩日:5月3日〉

ブナ(椈・橅:木ヘンに無)はブナ科ブナ属の落葉高木です(分布は下段参照)。ブナ林は豊かな生態系を育み、美しい姿から森の女王と呼ばれています。
松之山の『美人林』には、丘陵を覆うように樹齢約100年ほどのブナの木が広がっています。二次林(下段参照)として一斉に育ったブナの林は、すらりとした立ち姿が美しい事から「美人林」と呼ばれるようになりました。

1. ため池越しのブナ林の光景です。いつの頃から全国から写真愛好家が集まる、人気の観光スポットになりました。その撮影スポットの一つになっています。
きれぎれの風彩 「ブナ」3-01


2. ため池の反対側からの光景です。ブナ林の広さもありますが、ブナの数が多いので先まで見えません。
きれぎれの風彩 「ブナ」3-02


3. 起伏のある林で、遊歩道で規制することなく林内は自由に入り込めます。おかげで様々なブナ林の光景を眺めることができます。
きれぎれの風彩 「ブナ」3-03


4. 斜面は豪雪地特有の「根曲り」になります。雪も残っていました。
きれぎれの風彩 「ブナ」3-04


5. 画の中央下側には散策の方がいます。ブナの全体を入れて、ブナの高さが分かるようにと思ったのですが、結果・・・上手くいってません。
きれぎれの風彩 「ブナ」3-05


6. 数人の方が低い位置でカメラを向けていたのは、「ここで!」の芽生えでした。
7-9. 前回訪れた時は、ブナの芽生えを見ていませんでした。まだ殻を帽子のように被ったものや重なっていた2枚の子葉が開きかけているもの、本葉が見えているもの。様々な芽生えの様子が見られました。(でも、ほぼ年を越せないそうです)
10. 美人林から出ようという時、仰ぎ見る葉の様子を撮っていないことに気付き・・・。
「6」「7」「8」「9」「10」
「きれぎれの風彩 松之山『美人林』2019」



『美人林』に隣接する越後松之山「森の学校」キョロロの中に、雪里のブナ林に関するパネル説明がありましたので、参考に一部抜粋し記録しておきます。

100年前、美人林は「はげ山」になった
 当地は、大正末期、地主が入用となり全てのブナを伐採し、炭にして売ってしまったことから、美人林はこの時期、一時はげ山になったと言われている。
 伐採前にブナの豊作年があり、明るくなった森の中ではブナの実生や稚樹が一気に成長を開始し、非常に高密度でブナ林が再生してきたことで、枝張りの少ないすらっとした樹形のブナ林に生長した。このように美人林は原生林ではなく、人の手によって二次的に再生してきた「二次林」と呼ばれるブナの林である。

低標高のブナ林が里山にある理由
 新潟県は全国2位のブナ林面積を誇る。ブナの生育に適した温度領域は標高でいうと約1,000~1,700mだが、日本海側のブナ林の分布範囲は標高約200~1,500mと大きな幅があり、しかも生育に適した温度領域から上限下限ともにずれている。特に下限を大きく下回り、新潟県の分布下限は標高25mに存在する。
 新潟県は低標高域でも多量の積雪があることと、ブナが多雪環境下でも優占できる樹木であることが、低標高域でのブナ林の成立を可能にしていると考えられている。美人林は標高約300mに位置し、全国的には低標高に位置するブナ林。おかげで、里山の林としての利用や、アクセスのし易さから観光地としての利用がされてきた。
(私の帰省時散歩コースのブナ林は。松之山より低く標高150m弱)

また、ブナの分布がないのは全国で沖縄県と千葉県の2県です。地域によって葉の大きさはだいぶ違い、北国よりも南国の方が小さく長さで半分ほどのようです。

| 落葉高木 | 23:24 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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ハナカイドウ ~蕾・開花~満開過ぎ

ハナカイドウは、樹見散歩を初めた頃(2010年)に、この日記にとりあげたことがあるのですが、それ以降ほとんど見ていませんでした。先月の31日(日)、午後から晴れたので上尾市の上平公園に行った際に、久し振りに開花を見ることができました。そして、2週間後の昨日も行ってみました。〈散歩日:3月31日、4月13日〉

ハナカイドウ(花海棠)は、バラ科リンゴ属の落葉小高木。原産地は中国で、北海道から九州まで栽培されています。別名は、花柄が長く垂れ下がることからスイシカイドウ(垂絲海棠)、単にカイドウ(海棠)とも。

・樹高は1.5m~5mほどになり、花期は4月~5月
・花は径3~4センチの淡紅色で、数個が束生状に垂れ下がってつく
・果実は径1センチほどの小さなリンゴのような実がなることもあるが、滅多に結実しない。(仲間の「ミカイドウ」は径2センチほどの実ができ食用になる)

【3月31日(日)】
1. 遠くからでもソメイヨシノより赤みのある集まりが目立ちました。もしかしてと近づくとハナカイドウでした。咲き始めの状態で、多くは蕾です。
きれぎれの風彩 「ハナカイドウ」2-1


2-3. 蕾は赤みが強いです(画より赤かったように思います)。蕾が膨らむとピンクっぽくなるようです。(赤い風船を膨らませると色が薄くなるのを思い浮かびました)花柄は5センチ前後でしょうか。
きれぎれの風彩 「ハナカイドウ」2-2

きれぎれの風彩 「ハナカイドウ」2-3


4. 花が開いた状態は、縁側に赤みが残り全体的にはピンク色です。淡い華やかさといえば良いでしょうか。中国では、昔から美人の代名詞として用いられるようです。
きれぎれの風彩 「ハナカイドウ」2-4


【4月13日(土)】
2週間経ってしまったので、もう花が散ってしまったかも・・・と思いながらも再訪してみました。
5. 葉が出はじめ、散った花弁が地面に。満開の時期は過ぎたようですが、たくさんの花が咲いていました。
きれぎれの風彩 「ハナカイドウ」2-5


6-7. 調べていると「花弁の色変わりをする品種もある。紅の蕾が開花するとピンクに変わり、徐々に色が薄くなり白い花弁に変わり、散り際に葉が生えてくる種類がある。」という記載がありました。この樹は、その品種かもしれません。
きれぎれの風彩 「ハナカイドウ」2-6

きれぎれの風彩 「ハナカイドウ」2-7


この公園には、何故か?ハナカイドウが他にも植えられています(管理者の好み?)。他の樹は、まだ高さ1.5mくらいでそれほど枝も伸びていません。まぁ、それはともかく、日本の桜も植えて頂ければ、とも思います。

| 落葉高木 | 16:46 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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北本で曇天のサクラ見

先週末の天気予報は、3月30日(土)が曇天で、31日(日)が晴れの予定でした。森林公園に行きたいと思ったので、それは31日の予定とし、30日は予報通りの曇天でしたが、北本市「高尾さくら公園」の様子を見に行ってきました。〈散歩日:3月30日〉

初めて行く高尾さくら公園は、いつも行く北本自然観察公園の北側にあります。また樹齢800年以上の「石戸蒲桜」も近いので、併せてざっと見て回りました。

1. 国指定天然記念物で日本五大桜の一つとされる石戸蒲桜は、まだ咲いていませんでした。※参照:2016年の満開の様子
きれぎれの風彩 「北本市で曇天のサクラ」190404-1


2. 北本自然観察公園にある市指定天然記念物のエドヒガンは散り始めていましたが、まだまだ見頃です。曇天でなければさぞ・・・。※参照:昨年の満開
きれぎれの風彩 「北本市で曇天のサクラ」190404-2

3. 北本自然観察公園にはオオシマザクラもありました。ここでは初めて見ます。
きれぎれの風彩 「北本市で曇天のサクラ」190404-3



高尾さくら公園には、全国各地から集められた桜を含め、約30種類、200本ほどの桜が植えらているそうです。
4. 園内の様子。手前で咲いているのはエドヒガンです。
きれぎれの風彩 「北本市で曇天のサクラ」190404-4

5. オカメ。マメザクラとカンヒザクラの交配種。花は紅紫色一重で下向きに。
きれぎれの風彩 「北本市で曇天のサクラ」190404-5

6. 陽光。花は淡紅紫色(たんこうししょく)の一重咲き。
きれぎれの風彩 「北本市で曇天のサクラ」190404-6

7. カンヒザクラは、東京都板橋区のプレート付き。
きれぎれの風彩 「北本市で曇天のサクラ」190404-7

8. サトウニシキは、花が終わり既に実ができ始めていました。初めて見ました。
きれぎれの風彩 「北本市で曇天のサクラ」190404-8



9. 隣地の高尾阿弥陀堂には、市指定天然記念物の「阿弥陀堂エドヒガン」が満開で、団体の見物客も来ていました。(樹高13m、根回り2.9m。樹齢はおよそ200年)
きれぎれの風彩 「北本市で曇天のサクラ」190404-9

10. ただ、墓地の中にあるので通路は狭く記録し難いのが難点です。
きれぎれの風彩 「北本市で曇天のサクラ」190404-10



少し車で移動すると桜が見えたので駐車。「北本市野外活動センター」でした。
11. 展望広場から芝生広場を眺めます。けっこう咲いていましたが、芝生広場に花見客は1組だけでした。穴場かもしれません。
きれぎれの風彩 「北本市で曇天のサクラ」190404-11

12. キャンプ場と多目的広場の間に「石戸蒲桜の後継樹」が植えられていました。平成14年度植樹。後継樹は咲いていました。
きれぎれの風彩 「北本市で曇天のサクラ」190404-12


曇天でしたが、新たな花見スポットを確認できましたので、また次回(来年)に。

ちなみに翌31日(日)は雨上がりの曇天が昼まで続き、結局森林公園には行けませんでした。午後、晴れたので近くの公園に様子を見に行くと、花見客がドッと繰り出していました。まだ地面は乾ききってないと思うのですが、シートを拡げ週末&花見の数少ない機会を活かすことができたようです。

| 落葉高木 | 22:25 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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