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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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キリ ~淡紫色の円錐花序

埼玉県川越市・上尾市・川島町の境にある「三ツ又沼ビオトープ」とその周辺散歩から。その2。〈散歩日:5月17日〉

「三ツ又沼ビオトープ」の遊歩道から田んぼに沿った農道を進むと、高木が屹立していました。近づいて花を見ると、キリのようです。

キリ(桐)は、キリ科キリ属の落葉高木です(以前は、ゴマノハグサ科 or ノウゼンカズラ科に分類していた)。材として軽く、湿気を通さず、狂いが少ないことから、古くから日本各地に植栽されており、野生化したものもみられます。

きれぎれの風彩 「キリ」2-1


枝先に大きな円錐花序をだし、淡い紫色の花をたくさんつけます。
きれぎれの風彩 「キリ」2-2

きれぎれの風彩 「キリ」2-3


花冠は長さ5センチほどの筒状鐘形で先端は唇状に5裂し、外面に毛があります。雄しべは4本。花が落ちた後は雌しべが一本飛び出たようになっています。
きれぎれの風彩 「キリ」2-4


花冠の5裂した下側3辺からは内側に点線のような模様が見られます。また筒内の下側には線状に盛り上がった部分が2か所(?)あります
きれぎれの風彩 「キリ」2-5


田んぼが広がる中で思いもかけないキリ発見でした。何故、田と田の間に植栽されたのか?考えてみると・・・そこに土地があったから。のような気がします。

なお、花後に果実ができますが、5年前の11月にさいたま市「岩槻文化公園」でキリの果実と翌年に咲く花芽を見ました。
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| 落葉高木 | 22:08 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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嵐山町『都幾川桜堤』のソメイヨシノ

埼玉県嵐山町にある『都幾川桜堤』の光景です。〈散歩日:4月4日〉
ここに行くことにした理由等は、別日記でとりあげました。

都幾川桜堤は、嵐山町(らんざんまち)の八幡橋(はちまんばし)~学校橋の都幾川右岸およそ2kmに約250本のソメイヨシノが弓なりに連なり遠くまで桜並木が続く美しい景観を楽しめます。(Webサイトの紹介文より)

学校橋側(下流側)の光景です。ソメイヨシノは見頃で、人出はほぼ無しです。
「1」「2」「3」「4」「5」
「きれぎれの風彩『都幾川桜堤』0418-1」


農道からの風景です。
きれぎれの風彩 都幾川桜堤200418_00



桜堤の中程、二瀬橋の辺りと千騎沢橋の辺り、および八幡橋辺り(3枚)の光景です。
「6」「7」「8」「9」「10」
「きれぎれの風彩『都幾川桜堤』0418-2」

時節柄仕方ないのですが、もったいないくらいの見頃でした。


以下は、桜堤の対岸の上流です。人知れず、満開のソメイヨシノが咲いていました。
きれぎれの風彩 都幾川桜堤200418_11

きれぎれの風彩 都幾川桜堤200418_12



| 落葉高木 | 20:44 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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風になびく冬のシダレヤナギ

水鳥を見ながらプチランチをするために、久喜市の「久喜菖蒲公園」に立ち寄った時のことです。風が強くシダレヤナギの枝がなびいていました。〈散歩日:2月11日〉

シダレヤナギ(枝垂れ柳)は、ヤナギ科ヤナギ属で中国原産の落葉高木です。
・樹高は10~20メートルになり、先端の枝が細長く垂れ下がるのが特徴
・奈良時代から植栽され、公園の水辺や街路樹でよくみられる
 日当たりの良い肥沃な湿潤地が最適だが、樹勢が強いので、大抵の土質で育つ
・雌雄異株で、日本で見られるのはほぼ雄株


大きな池(約31haあり)の畔にシダレヤナギが幾本かあり、風で枝がなびいているのが目にとまりました。この様子を記録しておけば、風が強いことの記録にもなるだろうと思いカメラを向けました。
きれぎれの風彩 「シダレヤナギ」2-1


よく見ると、細い枝のみが同じ角度で一様になびいています。他の樹木には無い趣がありますが、何故、枝先の細い枝だけを長く伸ばすようになったのか不思議です。
きれぎれの風彩 「シダレヤナギ」2-2

きれぎれの風彩 「シダレヤナギ」2-3


調べてみると、「シダレヤナギは根が浅く、台風などで倒れやすい」との記載がありました。とすれば、葉を支える枝を丈夫にすると、幹・枝・葉ですべて風を受け、よけいに倒れやすくなりそうです。

長く伸びた枝に葉をつけますので、低い位置で葉が展開します。周りに他の高木があったら(例えば、雑木林の中では)この形態では生存競争に負けそうです。
日当たりの良い場所に点々と生育できる場所。水面に面している場所は日当たりが保証され、しかも水面に反射する光も取り込めそうで最高の適地でしょう。

「柳に風」とか「柳に雪折れなし」ということわざがありますが、枝垂れてしなやかな枝は風雪害にそこそこ強そうです。しかし、突風などで枝が折れるのも織り込み済みとの記載もありました。シダレヤナギは挿し木で容易に増やすことできるそうです。突風で飛ばされた所で、川に流されて留まった所で定着することも確かにありそうです。

公園では、適地に植栽されシダレヤナギもさぞ嬉しいことでしょう。

ちなみに、5年前の3月に、初めてシダレヤナギの花を見ました。
その時の様子はこちらです。

| 落葉高木 | 18:22 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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『城峯公園』の冬桜(十月桜)と紅葉

秋が深まってくると、紅葉情報(色づき情報)がニュースでながれ、私の場合は主に埼玉県内の情報をWebで確認します。その中で、冬桜と紅葉を一緒に見られるスポットがあるというので、妻と見に行ってきました。〈散歩日:11月16日〉

埼玉県の神川町(かみかわまち)にある『城峯公園』です。ここには十月桜が多数あり、観光協会によると「薄紅色の小さな八重の花を咲かせ、周囲の紅葉した樹木と共に美しい光景を見せてくれます。」というキャッチコピーです。

ジュウガツザクラ(十月桜)は、エドヒガン(江戸彼岸)とマメザクラ(豆桜)の交雑種といわれるコヒガンザクラ(小彼岸桜)を原種として江戸時代に作られた園芸品種とされています。開花時期は10月~4月にかけて断続的に咲き、秋は3~4割。春に6割~7割の花が咲くそうです。原種のコヒガンザクラは一重ですが、ジュウガツザクラは八重咲きです。
十月桜と紅葉が同時に見られるのが当園の特徴とのことですが、今回は主に十月桜の様子をとりあげます。(画の点数だけは多くなりました)

1-2. 公園は全体的に斜面地で、駐車場は園内でも上の方でした。標高は約500メートルです。紅葉・黄葉の中で十月桜が挿絵のようです。
3-5. 遊歩道沿いに降りていくと、十月桜が増えてきます。花数はそれなりです。
「1」「2」「3」「4」「5」
「きれぎれの風彩 「きれぎれの風彩「城峯公園の冬桜と紅葉 1130-1」


6-10. 園内の下の方では、道路から見上げるように十月桜が配置されていました。その間にカエデが植栽され。紅白の彩りでした。
「6」「7」「8」「9」「10」
「きれぎれの風彩 「きれぎれの風彩「城峯公園の冬桜と紅葉 1130-2」


11-12. 園内中段の紅葉と十月桜です。キレイでした。
13-14. 十月桜は花の直径が1.5~3センチ前後で、3~5輪がまとまって咲きます。原種のコヒガンザクラは一重ですが、ジュウガツザクラは八重咲きです。
15. 園内からは遠望がよく、桜越しの山並みが見られます。
「11」「12」「13」「14」「15」
「きれぎれの風彩 「きれぎれの風彩「城峯公園の冬桜と紅葉 1130-3」


この公園の案内では「冬桜」の表現が用いられていましたが、品種としての『フユザクラ』は、ヤマザクラとマメザクラの雑種で、花色は白で花弁は5枚の一重咲きです。
神流町の隣の藤岡市には『桜山公園』があり、フユザクラの名所のようです。機会があれば桜山公園にも行ってみたいと思います。

〈追記:12月1日〉別ブログの方で、同日の城峯公園の他、立ち寄った神流湖・下久保ダムや国指定史跡(譲原石器時代住居跡)、ヤマキ醸造などをとりあげました。

| 落葉高木 | 22:54 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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お疲れ様でした、北本のエドヒガンザクラ

先週、いつもの北本自然観察公園に行きました。木道を歩いて行くと、いつも見上げていたエドヒガンザクラが無いのです。〈散歩日:11月10日〉

例年の開花期には、このような花姿を見せてくれました。(↓2018年3月25日)
きれぎれの風彩 「北本のエドヒガンザクラ1110」191116-00


今回は、そこにあるはずのエドヒガンザクラが折れて倒れ、枝は途中から切られていました。驚きました。
きれぎれの風彩 「北本のエドヒガンザクラ1110」191116-01


折れた際に枝が木道に被さり破損したため、応急処置がとられていました。
きれぎれの風彩 「北本のエドヒガンザクラ1110」191116-02

きれぎれの風彩 「北本のエドヒガンザクラ1110」191116-03

きれぎれの風彩 「北本のエドヒガンザクラ1110」191116-04


現地にたてられていた案内板によると、10月22日に倒れたようです。
私が前回訪れたのは10月20日なので、木が倒れる2日前でした・・・。最後に近いエドヒガンを見たことになります。

後で確認したWebの「公園日記」では、「折れた箇所の状況からすると、根腐れによるものと考えられます。」と原因が記されていました。

《案内板から》
2019年10月22日(火)多くの方に愛されてきた、北本市の天然記念物エドヒガンザクラが根元から折れてしまいました。樹齢200年を超えるこのサクラはソメイヨシノよりも1週間ほど早く花をつけ、北本にはるを告げるシンボル的な木でした。咲きはじめはピンク、満開時には白と花の色が変わるため、開花期に何度も訪れたくなくサクラでした。
きれぎれの風彩 「北本のエドヒガンザクラ1110」191116-05


近年のエドヒガンザクラの様子
北本市『エドヒガン』2018
北本市『エドヒガン』2017

長い間、お疲れ様でした。さようなら、エドヒガンザクラ。

| 落葉高木 | 23:28 | comments:15 | trackbacks:0 | TOP↑

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