きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

2010年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年01月

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ヒイラギ ~棘の鋸歯と白い小花

ヒイラギ(柊)は、モクセイ科モクセイ属の常緑低木(小高木?)で、生垣や庭木として広く利用されています。また、魔除けの縁起木として玄関脇に植えられることも多いそうです。

数年前になりますが、我が家の玄関脇にも斑入りの品種を植えました。現在、樹高は1メートルほどです。(写真は、12月12日。)
きれぎれの風採 「ヒイラギ」1-1

ヒイラギの特徴は、周知のとおり鋭い棘状の鋸歯があることですね。葉が厚くしっかりしているので、この鋸歯はかなり痛いです。ただ、老木になると鋸歯はなくなり全縁になるそうです。
きれぎれの風採 「ヒイラギ」1-2

我が家のヒイラギは、この鋸歯がまばらについています。基本的には卵形の葉なのですが、鋸歯の付き方も、白い斑の入り方も異なるので、同じ葉を探す方が大変です。
きれぎれの風採 「ヒイラギ」1-3

ヒイラギは、11月頃になると花を咲かせます。我が家のヒイラギは12月に入ってから花をつけました。
ヒイラギの花は、葉の付け根に(キンモクセイの花に似た)白い小花を密生させます。ご覧の通り、カワイイ花です。
きれぎれの風採 「ヒイラギ」1-4

きれぎれの風採 「ヒイラギ」1-5

調べてみたら、ヒイラギは雌雄異株(雄花と雌花を別々の株につけます)なのだそうです。我が家のヒイラギは・・・2本のおしべらしきものが目立ちます。これは雄花の特徴のようです。ハッキリしませんが雄株ということにしておきましょう。

ところで、ヒイラギ(柊)の名は、葉の棘に触るとズキズキするほど痛いという意味の古語である「疼く(ひいらぐ)」に由来するそうです。また、『古事記』には「比々羅木(ひひらぎ)」ともあり、これが語源のようです。歴史がありますね。

「柊」の字が当てられたのは、「冬」の意味もあると思いますが、「疼」と関連付けられたものと考えられるそうです。
いずれにしても、葉に特徴があり、花の少ない11月~12月におくゆかしい花をつけるヒイラギは、庭木として存在感があると思います。


*最後までお読みいただき、ありがとうございます。『きれぎれの風採』では、庭木(植木)や樹木・草花などについて綴っております。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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