きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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タンポポ ~セイヨウ&カントウの花

タンポポ(蒲公英)は、多年生で、キク科タンポポ属の総称です。
アサガオやヒマワリのように、誰もが知っているタンポポです。

タンポポには、古くから日本に生育している在来種(関東では)「カントウタンポポ」と、ヨーロッパ原産の外来種「セイヨウタンポポ」があります。

在来種と外来種があることは聞いたことがありましたので、その違いを確認しようと、今年は出かけた時に見かけたら花をひっくり返したり、撮影したりしていました。

花序全体の基部を包む苞を総苞といい、個々の総苞を総苞片といいますが、在来・外来の違いは、この総苞片で分かるといいます。

総苞片が反り返っているのがセイヨウタンポポ(写真左)で、
反り返らず立っているのがカントウタンポポ(写真右)です。目で見て納得しました。
きれぎれの風採 「タンポポ」

とはいえ、外来種が在来種を脅かすのはタンポポも同じで、セイヨウタンポポの方が繁殖力が強く、開花時期も長い。カントウタンポポは、茎の高さも低く、群落を作らないと生存できないので、生育場所はさらに限定されるそうです。


下の1.と2.は、4月中旬、石戸蒲ザクラの近くに咲いていました。サクラの花弁付きです。上のカントウタンポポは、ここで撮りました。
3.5月中旬、近くの公園脇の道端に咲いていました。キリギリス(?)の幼虫付きです。
4.と5.は、1月中旬に見沼自然公園で見かけました。「真冬なのに!」と驚きました。強いですね(外来種)。
「1」「2」「3」「4」「5」
「タンポポ」

ちなみに、タンポポの花は、一片の小さな花が円盤状にたくさん集まり、一つの花の形を作っています。(キク科の花に多いです。)雌しべの先はカールしていますね。

個々の花のことを小花(しょうか)、小花が集まって形成される全体を指して頭状花(とうじょうか)といいます。

タンポポの小花は、花弁の基部が細い筒となり、その先は一つの方向に向けて、幅広い平坦な広がりを作ります。このような小花のことを舌状花(ぜつじょうか)というそうです。これは、分解しないと分かりませんね。

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| 草本(草花・野草) | 13:22 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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