きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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コケ ~石の上に清緑の森

見沼自然公園の奥の方には湿地帯や小川があります。その小川沿いに歩いていると、輝いているようなキレイな緑色が目に飛び込んできました。
小川の中にある石の上に密生した「コケ」です。〈散歩日:3月20日(火)〉

コケは身近のいたるところで目にします。道路脇にもありますし、我が家の(ほったらかし)鉢やプランターにはびっしり育っています。
普段目にするコケとこの公園でみたコケ植物があまりにも違いますし、そもそもコケの事をほとんど知らない・・・少し調べてみました。

コケ植物は蘚苔(せんたい)類あるいはコケ類とも呼ばれる植物の総称です。世界中の陸上や淡水中、極地から熱帯まであらゆる環境にあるそうです。凄いです。

水中で進化してきた藻類の一部が陸に上がり、現在の陸上植物になったことから、陸上植物のもっとも初期の体制を残していると考えられています。
また、受精に水を必要とし、花をつけず胞子で繁殖します。
普通に見られるコケ植物の体は配偶体と呼ばれ、配偶体の上に胞子をつくる胞子体が形成されるそうです。


さて、小川の石の上にあるコケを、じっくり目で見るには体勢的にも無理がありますので、ここはカメラのマクロに代わってもらいました。
コケがある所は、そこだけ別世界のようです。

1.輝いて見えたのは、みずみずしい緑が陽に反射しているからですね。
2~3.高さ1センチ強の緑のジャングルです。キレイなものです。
  上記の説明からすると、これら緑の全てが配偶体なわけですね。
4~5.ひょろ~っと伸びているのが胞子体です。先端は(さく)と呼ばれる胞子嚢。
「1」「2」「3」「4」「5」
「コケ ~石の上に清緑の森(1)」


6.上の写真は、この直径25センチ程の石上の風景です。
7.真横から撮ろうとしたのですが、上手くいかなかった…の画。
8.これは石というより岩っぽかったです。水草(?)の仲間と同居です。
9.同じ種類のようです。こちらもキレイでした。
10.別の石です。胞子体がたくさんありますが、配偶体が…。水分不足?
「6」「7」「8」「9」「10」
「コケ ~石の上に清緑の森(2)」


コケ植物は、世界中でおよそ2万種ほどが確認されています。多くは緑色ですが、赤色や褐色の種もあるそうです。また、一般に小型のものが多いのですが、中には高さ80センチ程度になるのもあるそうです。
姿形は様々な環境に順応するためにそうなっているのでしょう。

ところで、公園のコケの名前をWebで調べたのですが、難しいですね、判りませんでした。
でも、今日出社し(会社は休日)、帰りに図書館に寄って調べてみました。
たぶん、ハリガネゴケ科ヘチマゴケ属の『ケヘチマゴケ』ではないかと思います…。

これまではコケのことをそれほど気にしていなかったのですが、今後出会ったときには注視してみようと思いました。
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| 草本(草花・野草) | 23:08 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

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