きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ベニバナトキワマンサク ~紅色リボンの花弁

マンサクは3月に黄色く細長い花弁の花をつけます・・・しかし、4月の中旬に同じような細長い花弁で、しかもまだ蕾が多く、花色が赤紫色の花木がありました。「花と緑の振興センター」での『ベニバナトキワマンサク』です。〈散歩日:4月15日と4月29日〉

ベニバナトキワマンサクは、マンサク科トキワマンサク属の常緑低木です。マンサク科の植物の一種に薄い黄色の花をつける『トキワマンサク』があり、その紅色の変種が本種のようです。花期は4月~5月です。
(マンサクは、黄色の花色で、高木になり、落葉樹で、花期も早いですね。)

庭木の他、葉が密に茂り樹高も低く抑えることができるので生垣にも利用されます。当センターには大小3株ありました。近年増えているのかもしれません。

1.4月15日に初めて見た時は蕾が多く、最初は「何だろう?」と思いました。
2.よく見ると花弁は細いし「ぴーひゃらら」なのです。まっまさかマンサク!?
3.でも花弁は開いていないし、しっかり葉は付いているし???
4~5.樹の幹にプレートがありベニバナトキワマンサクということが判りました。
「1」「2」「3」「4」「5」
「ベニバナトキワマンサク ~紅色リボンの花弁(1)」


6.4月29日に再び訪れた時には満開でした。花数が多いですね。
きれぎれの風彩 「ベニバナトキワマンサク」-6

7.細長い花が密集して枝先はモワモワです。しかも陽に透けてキレイでしたね。
きれぎれの風彩 「ベニバナトキワマンサク」-7


別の場所にも小さい株がありました。こちらは「アカバナトキワマンサク」の名前が付いていました。ベニバナ…の別名のようですが、何故名前を変えているのでしょう。

8.新緑が多くなっているこの時期にアカバナは目立ちます。こちらも満開です。
9.常緑なので葉があるのですが、それ以上に花数があるように見えます。
10.花弁は4枚です。それが枝先にいくつか集まって花房を作っています。
11.葉は何故か2色あり、赤紫になる「銅葉」と緑色の「緑葉」があります
「8」「9」「10」「11」
「ベニバナトキワマンサク ~紅色リボンの花弁(2)」

新しい葉や枝には、白っぽい粉のようなものが見えますが、毛の一種で星状毛(セイジョウモウ:星の形に見えることから)と呼んでいるそうです。

ちなみに、トキワマンサクの分布には面白い経歴があります。
「ヤサシイエンゲイ」Webによると、日本で発見されたのは、中国から輸入されたランの鉢についていた苗で、当時は中国特産の樹木とされていました。それが開花し1905年にトキワマンサクの命名。しかしその後、1931年に伊勢神宮で発見され、後に日本各地やインドでの分布も確認されたそうです。
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