FC2ブログ

きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

2012年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年08月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

ヒメジョオン ~初夏から咲く白い花(外来種)

先週、小雨の中ドライブ散歩で嵐山~都幾川方面に行った時のことです。都幾川沿いの歩道(斜面の山道的な)を背の高い草とクモの巣を気にしながら歩いていると、白い花に小さな虫がしがみついていました。よく見ると幼いカマキリで、白い花の方は「あ~これが!」ヒメジョオンでした。〈散歩日:7月1日〉

ヒメジョオン(姫女菀)は、キク科ムカシヨモギ属の植物で、北アメリカ原産の帰化植物です。(ハルジオンと同じ。)秋に芽生えてロゼットのまま越冬して翌年の初夏から花茎を伸ばす冬型一年草(越年草)です。

同属のハルジオンと共に、道端でもよく見かける雑草ですが、どちらかというと
・ヒメジョオン=背が高い、花は小さくて数が多い、根本がすっきりしている。
・ハルジオン=背は低い、花は大きくて数が少ない、根本に葉がある。
(その他、ハルジオンの方にも記しました。)

このヒメジョオンは1メートル以上あったと思います。花もたくさんついていました。
きれぎれの風彩 「ヒメジョオン」1-1


花は中心部の黄色の筒状花と周りの白い花弁を持った舌状花とからなっています。
きれぎれの風彩 「ヒメジョオン」1-2


ハルジオンを取り上げた時に、「ハルジオンの葉は基部が広がり茎を包むようにつくが、ヒメジョオンの茎葉の基部は細い」と知りました。その通りですね。
きれぎれの風彩 「ヒメジョオン」1-3


最初に目にとまった幼いカマキリです。成虫と同じ姿形なのがカワイイです。
きれぎれの風彩 「ヒメジョオン」1-4


ハルジオンの頃とは異なり、初夏なので様々な虫が寄ってきます。
きれぎれの風彩 「ヒメジョオン」1-5


検索していたら「ヒメジョオンは明治時代に鉄道と共に日本全国に広まったので、テツドウソウ(鉄道草)、テツドウバナ(鉄道花)とも呼ばれた」そうです。面白いですね。

ヒメジョオンは土壌の種類を選ばず、土壌環境に対する適応性が大きい。そして、驚異的な繁殖能力をもっているので駆除がとても難しい。その結果、日本の侵略的外来種ワースト100。外来生物法で要注意外来生物に指定されています。

ただ、「ヒメジョオンは秋に発芽する越年草で、他の草が入り込み陰になると発芽できなくなるので、多年草のハルジオンに置き換わられたりして、現在ではハルジオンの方が優勢である。」との記載もありました。なるほどと思います。

都幾川でヒメジョオンを見た後、群生している所も見たいと注意していたのですが見つかりませんでした。山野での群生は(前述のように越年草なので)難しいのですね。
スポンサーサイト



| 草本(草花・野草) | 22:44 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |