きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ヒメツルソバ ~ほふく性・花期の長い球状花

昨年、他の方のブログでヒメツルソバを知り、実際に見ることもできました。今回「森林公園」のボーダー花壇に同種が群生していました。〈散歩日:10月13日〉

ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)は、タデ科イヌタデ属の多年草で、ポリゴナム・カピタツム・カンイタドリ・ビクトリーカーペットなどの別名があります。

面白いのは、ヒマラヤ原産で日本には明治中頃にロックガーデン用として導入したようです。それだけに丈夫で繁殖力も強く半ば雑草化しているものもあります。実際、道路とブロック塀の隙間に根付いている同種を見たことがあります。

茎はほふく性で横に這うように短期間で広がり、しかも育てやすいので、グラウンドカバーとして庭木の下や建物の周囲・通路脇などに利用されています。

1.森林公園では、陽に向かってたくさんの花が立ち上がっていました。道路脇では一株ほどで花色もくすみ見過ごしそうでしたが、群生していると見応えがあります。
きれぎれの風彩 「ヒメツルソバ」1-1


2~4.茎の先に非常に小さな淡いピンクの花が集まり球状になっています。
  分かりにくいのですが蕾のものと開花しているものがあります。
5.葉の縁は赤く彩られ、表面には暗い紫色のV字形の模様があります。
6.上から見た様子です。この幅で横に拡がっていました。
「2」「3」「4」「5」「6」
「ヒメツルソバ ~ほふく性・花期の長い球状花(1)」

ヒメツルソバの開花時期は、主に初夏から晩秋にかけてとかなり長期間です。(真夏には花が途絶えることもあるようです。)秋になると紅葉します。冬に降霜すると地上部が枯れていきますが、地面が凍結しない限り翌年には新芽がでてきます。

和名は、草姿や葉の形が「ツルソバ」(海岸近くの林縁や草地で白い米粒大の花を集合させて咲かす)に似て、花が小さくピンクといことから“ヒメ”がついたようです。
ちなみに“ソバ”と付きますがソバ(蕎麦)はタデ科ソバ属の一年草です。


以下は、昨年11月20日の市内「ふれあいの森」内でのヒメツルソバです。
午後3時頃の日陰ということもあり、上記に比べると暗い感じを受けます。こちらの群生では白っぽい花が多いようです。(日当たりがあまり良くないからでしょうか。)
8では紅葉の始まりが、11では花内部で成熟した種子が見てとれます。
「7」「8」「9」「10」「11」
「ヒメツルソバ ~ほふく性・花期の長い球状花(2)」

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| 草本(草花・野草) | 18:51 | comments:13 | trackbacks:0 | TOP↑

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