きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ナンキンハゼ ~白い3個の種子

先週も「伊奈町記念公園」に行ってきました。クロガネモチの果実が全く無くなっておりガッカリしていたのですが、1本立ちの高木の下にたくさんの果実?が落ちているのが目に留まりました(雪の上なので目立っていました。)これも初めて見る果実です。調べてみると『ナンキンハゼ』でした。〈散歩日:1月20日〉

ナンキンハゼ(南京櫨・南京黄櫨)は、トウダイグサ科シラキ属の落葉高木で、別名:トウハゼ・カンテラギ。中国原産で寒さに弱いことから西日本に多く、よく紅葉することから公園や街路樹に用いられているそうです。

1.果皮がキレイに3裂していました。(落ちていた果実を石の上に載せて・・・。)
きれぎれの風彩 「ナンキンハゼ」1-1

果実は三角を膨らませたような黒紫色の蒴果(さくか)で、熟すと朔果が割れ落ち、中から7ミリほどの種子が3個出てきます。
種子は表面を白い蝋(ロウ)状の物質で包まれており(種子自体は黒色)、この種子からロウを採ったようです。この種子は人には有毒ですが、野鳥はよく食べるそうです。

2~3.枝には蒴果のもの、裂けた状態のもの、白い種子だけのものなど、たくさん
  の果実が残っていました。
4.雪の上にも、様々な状態で果実が落ちていました。
5~6.ナンキンハゼの樹皮は、灰褐色で不規則に縦に裂けています。
「2」「3」「4」「5」「6」
「ナンキンハゼ ~白い3個の種子」

14日の雪によりたくさんの果実が落ちたと思いますが、上の4などは落ちたばかりのように見えました。しばらくすると、犯人(?)が分かりました。

7.数羽の野鳥(何でしょう?)がやってきてついばんでいました。
きれぎれの風彩 「ナンキンハゼ」1-7


ナンキンハゼの名は、中国原産であり、ハゼノキと同様に果実から蝋をとることにちなんでいるそうです。
しかし、ハゼノキはウルシ科なので種類が違いますし、葉は羽状複葉で見た目もまったく違います(違うようです・・・見たことがないので)。ちょっと勘違いしそうですね。

ナンキンハゼは雌雄同株で、5月~6月に花をつけます。雄花は(尾状の)総状花序で、その基部に雌花をつけます。また、葉は横に広いひし形で、秋には赤・オレンジ・紫などに紅葉するそうです。
まだ見ぬ花や葉ですが、今年は是非見てみたいものです。


オマケ≫ 
市内の公園で、冬なのにモサモサした草がありました。これは?ヒガンバナですね。
晩春には休眠し秋に花を咲かせます。今は一生懸命栄養をためているのでしょう。
きれぎれの風彩 「ヒガンバナの葉」


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