きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

2013年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年06月

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

コナラ ~垂れ下る雄花序

(間を空けてしまったので、4月の散歩ですが記録として取り上げます。)
コナラやクヌギは秋に見るドングリの木として誰もがご存知だと思います。でも花はどうでしょう(興味のある方以外は・・・)。さいたま市「園芸植物園」の山野コーナー(雑木林)で、初めてコナラの雄花序を見ました。〈散歩日:4月13日〉

コナラ(小楢)は、雑木林の代表種として知られるブナ科コナラ属の落葉高木です。
樹皮は濃灰色で、成木では縦に裂け目が入り、白黒の縞模様のようになります。

「ナラ」と呼ばれる木には、主にコナラ(小楢)とミズナラ(水楢)があります。ミズナラは、別名:オオナラ(大楢)と呼ばれ、コナラはそれに比べて全体に小ぶりで、葉もやや小形であることからコナラと命名されたようです。

コナラは雌雄同株で雌雄異花。春、新葉と一緒に薄緑色の小さな雄花が房状に垂れ下がって開花します。雌花は黄褐色で小さく目立たない。風媒花。

何気なく歩いていると枝に黄緑色の房が目に留まりました。同じような花序をどこかで見たことはあるのですが、これが何の花序なのか?木の幹は径10センチほどで、独特の裂け目はまだありません。でも、名札が根元にありました。

1.枝々にたくさんの花序が垂れ下っていました。
きれぎれの風彩 「コナラ」1-1


2~5.柔らかそうな若葉です。(今では横に拡がっているでしょう。)
  若葉の展開と同時に花も咲きます。雄花序は新たに伸びた枝の基部から多数垂れ
  下がります。小さい雄花が一つの花序に多数付きます。細長い花序です。
「2」「3」「4」「5」
「コナラ ~垂れ下る雄花序」

6.上部の枝です。この時は逆光で、全景が(近くも)撮れ難く困りました。
きれぎれの風彩 「コナラ」1-6


私にとっては「こんなにたくさんの雄花が!」と思いますが、それだけ、結実しドングリができ、落ちて新たな芽が出て生長することが難しいのでしょう。

ナラ類は、昔から薪や炭の材料に使われ、クヌギとともに雑木林で育てられてきましたが、化石燃料の需要が増えるとともに使われなくなり、雑木林は放置されてきています。それでも、最近はチップやペレットが燃料などに使われ始めています。


オマケ
桶川市の「城山公園」を散歩していると、池沿いにハコネウツギの花が咲いていました。この株の花は赤が強くなく、全体として優しい感じの色合いのでした。〈5月19日〉
きれぎれの風彩 「ハコネウツギ」201305_01   きれぎれの風彩 「ハコネウツギ」201305_02


スポンサーサイト

| 落葉高木 | 23:59 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT