きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

2013年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年09月

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ミズタマソウ ~白い小花と丸い子房

北本自然観察公園の西側、日陰になっている林床に群生している植物がありました。よく見ると小さな小さな白い花が付いており、その下には毛のついた丸いモノも付いていました。これは、初めて見るミズタマソウでした。〈散歩日:8月10日〉

ミズタマソウ(水玉草)は、アカバナ科ミズタマソウ属の多年草で、北海道から九州の山地や丘陵地の林内や林縁に生育します。地下茎を伸ばして繁殖し、小群落をつくることもあるそうです。ここはまさにそのような群落でした。

1.草丈50センチ前後。群落ですが雑然としたイメージ(?)です。
きれぎれの風彩 「ミズタマソウ」1-1


2.茎の先や上部の葉腋から花序をだし、とても小さな白い花をつけます。
3~6.よく見ると白い花から先の丸い白いシベが出ており可愛い感じです。
  花弁は2~3ミリ。2個あり2裂し、薄緑の萼が2枚、そして特徴のある丸い
  子房です。
花序の上部を見ると、蕾のうちから既に赤ちゃん子房が付いています
「2」「3」「4」「5」「6」
「ミズタマソウ ~白い小花と丸い子房」

子房(果実)にはカギ状に曲がった白い毛が密生しています。和名は、この子房(果実)が露にぬれている様子を水玉に見立てたそうです。確かにカギ状の毛は水滴を保ちそうです。茎や花柄にも、短い下向きの毛が付きます。

この子房ですが、位置と大きさが(若葉マークの私には)ちょっと変に見えます。
子房は花や萼などの中にあって、結実してから大きくなるものだと思っていたのですが、ミズタマソウは花・萼の下に最初からあって、開花期にふくらんでいます。

7.茎の葉腋の部分は赤褐色を帯びています。
きれぎれの風彩 「ミズタマソウ」1-7


8.葉は対生し卵状長楕円形で先端はとがり、基部はくさび形。
  大きいもので(長さ)10センチ強。縁には浅い鋸歯があります。
きれぎれの風彩 「ミズタマソウ」1-8


Webで検索した際に、和名の由来にもなっている子房(果実)が水玉の状態の画がありました。水滴が子房を包んでいるのです。これは、実際に見たいものです。

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