きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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フジカンゾウ ~藤似の花、果実(節果)

北本自然観察公園の木道が林縁と交わる所に、茎を伸ばしピンクの花をつけた草本がありました。初めて見る草本ですので撮影したのですが、私のカメラは日陰に弱く少しボケていました。そこで、10日後に再度見に行ったところ姿が変わっていました・・・。調べてみると「フジカンゾウ」でした。〈散歩日:9月13日、9月23日〉

フジカンゾウ(藤甘草)は、マメ科ヌスビトハギ属の多年草です。本州~九州の山野の林床や林縁に生育します。草丈は50~150センチになります。

〔9月13日〕
1~2.ここのフジカンゾウは下部に葉、上部に花序で中間が空いている姿です。茎は斜上し、花序の重さのせいか上部では横になっています
3~4.花は長さ1センチほどのピンク(淡紅紫色)の蝶形花で、茎に並ぶように多数ついています(総状花序)
5.葉は互生し、長楕円形の小葉5~7枚からなる奇数羽状複葉です
「1」「2」「3」「4」「5」
「フジカンゾウ ~藤似の花、果実(節果)(1)」


〔9月23日〕
6.同じもの?と疑りました。花は無くなり、代わりに緑色のモノがついています
7~8.これはフジカンゾウの果実でした。節果(サヤが一つの種子毎に仕切られる)は2個でこの後褐色に熟します
9.かたわらには小さなフジカンゾウがまだ花をつけていました
「6」「7」「8」「9」
「フジカンゾウ ~藤似の花、果実(節果)(2)」


フジカンゾウの果実は所謂「ひっつき虫」でヌスビトハギに似た形状をしています(と思ったら同じ属でした)。但し、大きさは倍以上です。


花がフジに、葉はカンゾウに似ていることが名前の由来のようです。しかし、カンゾウを知らないので調べてみると、それほど似ているとも思えません。

同属の他種のように、ヌスビトハギの名を後につけ例えば「オオヌスビトハギ」というような名前のほうが個人的にはしっくりします。花の観賞価値に注目するなら「フジヌスビトハギ」でしょうか。
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| 草本(草花・野草) | 21:57 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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