きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ミズオオバコ ~水中葉に水上花

〈武蔵丘陵森林公園、水生植物の池にて。散歩日:9月12日〉

ミズオオバコ(水大葉子)は、トチカガミ科ミズオオバコ属の一年草で、湖沼やため池、水田などに自生する沈水植物です。日本、東南アジア、オーストラリアに分布し(前回のトチカガミでも豪州がありました。水草的には豪州は日本と近い?)

〔Webで確認した特徴〕
・沈水状態で生育し、葉の長さは5~40センチと同種とは思えないほど変異が大きく、水深が深いほど大型化する傾向がある
 葉の色も様々、初夏の幼株は緑色、成株は紫味を帯びたりくすんだ緑、赤褐色・・・
・水面に伸ばした花茎の先に花を1個、上向きにつける
 花は両性花で淡紅色~白色の3弁花、径2~3センチ
・花の下に波状の翼がついた苞鞘があり、果実は苞鞘の中で熟す

1.混み合っていますが、葉は基本的に水の中です (緑色の葉はトチカガミ)
きれぎれの風彩 「ミズオオバコ」1-1


2.葉のイメージとは違って(?)花は上向きにシュッとしています。水面に一輪の花を投げ入れたような感じでしょうか (左側の花はトチカガミの雄花)
きれぎれの風彩 「ミズオオバコ」1-2


3.3弁花(もしくは花冠が3裂?)で白色、縁は紅を帯び、筒部は黄色
  柔らかい花弁(裂片)です
きれぎれの風彩 「ミズオオバコ」1-3


4.花の下には苞鞘の膨らんだ果実があります
  それにしても、この葉の色は何色と表現したらよいのでしょう(?)
きれぎれの風彩 「ミズオオバコ」1-4


ところで、同じトチカガミ科でも前回のトチカガミは浮葉植物でしたが、ミズオオバコは沈水植物です。なので同科では浮葉植物が一般的なのかと思いきや、多くは水中葉である沈水植物で、トチカガミのように浮き袋を持つもの(浮葉)が稀のようです。

科名はその科の中で代表的な種の名前を充てているのかと思いましたが、そうでもないということを知りました。

ミズオオバコの名前は葉がオオバコに似ていて、水中に生えることが由来のようです。比較のためオオバコも載せておきます(9月19日)。似ている?かもしれません。
きれぎれの風彩 「オオバコ」

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