きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ナニワズ ~冬緑樹、花は黄色

川口市安行の花と緑の振興センター“そそくさ樹見散歩”でのこと。小さな池の近くに「ナニワズ」の名札が目にとまりました。前月の末、北本自然観察公園で初めてオニシバリを見て調べた時に“似ている種”でナニワズがあることを知りましたので、ここで見ることができ嬉しかったです。〈散歩日:3月20日〉

ナニワズ(難波津)はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の落葉小低木で、オニシバリの亜種とされ、夏に落葉し、秋から新しい葉と翌春の花の蕾がでる冬緑樹です。

〔Webで確認した特徴〕
・福井県以東~福島県以北、北海道の山地に分布。樹高50センチ程
・葉は枝端に互生し(やや輪生状)葉質は薄く、全縁で葉先が丸い
・花期は3月~5月で、黄色の花(蕚裂片)を束生状に多数つける
・果実は楕円形の液果で赤く熟す

1.ここのナニワズは高さこそ50~60センチですが、分枝多くボリュームのある株でした(と書いたものの、根元を見ていませんでした。1本?2本?)
きれぎれの風彩 「ナニワズ」1-1


2~3.花は濃い目の黄色で、オニシバリよりも蕚筒が短いと思います。花数もあり窮屈そうです。蕚裂片は厚みもあり作りモノのように見えます。
4.葉は先の方が幅が広いです。新しい葉は黄緑色です。
5.枝振りや樹皮の感じも、ジンチョウゲの仲間に似ています。
「2」「3」「4」「5」
「ナニワズ ~冬緑樹、花は黄色」


6.翌日、北本自然観察公園でオニシバリを、我家の庭でジンチョウゲを撮りましたので、併せて載せておきます。オニシバリはまだ幼いので花数は少ないですが、ナニワズの基本種であるオニシバリよりも、花はジンチョウゲの方に似ています。
きれぎれの風彩 「オニシバリ、ジンチョウゲ」


ナニワというと「浪速・浪花」で「難波」はナンバという認識がありますし、何故北日本分布なのにナニワなのか、名前の由来が気になるところですが、諸説あっても根拠が薄く未だ分からないようです。

別名は、エゾナニワズ、エゾナツボウズで、このエゾは「蝦夷」=北海道です。
オニシバリは真反対の南方系なので、いずれにしても埼玉県で見られるのは限られた所でしょう。
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| 落葉低木 | 21:35 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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