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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

2016年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年04月

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ヒメカンスゲ ~丸山公園での開花

先週は(前回までの)大宮花の丘農林公苑の樹見散歩の後、上尾市の丸山公園に移動しました。園内を3分の1周ほどのコースで散歩していると、緩やかな斜面地の林床でヒメカンスゲの花を見つけました。〈散歩日:3月6日〉

北本自然観察公園では園路沿いで見ることのできる場所があります(以前日記にも取り上げました)が、ここ丸山公園では自由に歩ける林の中で見ることができました。ヒメカンスゲは、よく有りそうでそうでもない、そんな印象があります。

ヒメカンスゲ(姫寒菅)は、カヤツリグサ科スゲ属の多年生草本です。カンスゲに似て小型なことから姫の名が付いています。カンスゲ(寒菅)は、常緑のスゲで冬でも枯れないことによります。近似種には、ミヤマカンスゲやオクノカンスゲがありますが、いずれもヒメカンスゲよりは大型で、葉の幅も広いようです。

1.最初は歩道状態になってる脇の樹の根本で、小ぶりの株を見かけました。
きれぎれの風彩 「ヒメカンスゲ」2-1


2.斜面の上部を探してみると、あちこちに点在していました。
きれぎれの風彩 「ヒメカンスゲ」2-2


多数の細長い緑の葉の間から、花茎が伸びています。
先端の黒褐色の小穂(しょうすい)は雄小穂で、その下の緑色で疎らに小花を出しているのが雌小穂です。小穂の基部に鞘状の苞があり、赤褐色に色付く特徴があります。

3.まだ開花していない棍棒状の雄小穂です。
きれぎれの風彩 「ヒメカンスゲ」2-3


4.開花した雄小穂です。開花といっても、鱗片の間から雄しべが出てきて開いた状態になります。雄しべはクリーム色の細長い葯と半透明の花糸からなります。
きれぎれの風彩 「ヒメカンスゲ」2-4


5.大きな株です。地下か地表に匍匐茎を出して広がるようです。
 花は淡い色ですが、他に花の無い時季ですし、林床では目立ちます。
きれぎれの風彩 「ヒメカンスゲ」2-5


Wikipediaに、生育環境として「特に傾斜したところによく見られ・・・」という記載がありました。確かに北本自然観察公園でも丸山公園でも斜面地にありました。
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| 草本(草花・野草) | 23:23 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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