きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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カンヒザクラ ~鐘状で緋紅色の花

お彼岸のお墓参りに行くついでに川口市安行『埼玉県花と緑の振興センター』に立ち寄りました。園内は桃色や黄色系の花で賑わっていました。〈散歩日:3月19日〉
(これまで何度か見ているカンヒザクラですが、花のタイミングと合わず日記で取り上げていませんでした。)

カンヒザクラ(寒緋桜)はバラ科サクラ属の落葉高木で、サクラの原種(野生種)の一つです。原産地は中国南部や台湾とされ、日本では沖縄県に分布しています。
沖縄では「桜」と言えば本種をであり、1月~2月に開花するそうですが、当地では3月の中旬を過ぎてから咲いています。(5年前の3月20日では蕾でした。)

花は一つの芽から数個を下向けにつけます。一重咲きで緋紅色の花弁は5枚。平開せず半開きなので鐘状になります。
花弁だけでなく萼筒も紅いので離れてみると長い花に見えなくもないです。

1~2.最初に見た坂道の上のカンヒザクラは、枝が高くズームで。ピークが過ぎたのか、花数は少なく見え、葉が出始めていました
3~5.二番目、三番目に見た木はそれほど大きくなく、花も間近で見ることができました。花の中には雄しべが多数あります
「1」「2」「3」「4」「5」
「カンヒザクラ ~鐘状で緋紅色の花」

6.昨日(3月25日)上尾市の上平公園で見たカンヒザクラです。花は多数ついていました。ただ、近くでみると傷みや汚れが目立ち・・・
きれぎれの風彩 「カンヒザクラ」1-7


7.振興センターでは園芸品種のヤエカンヒザクラ(八重寒緋桜)も見られました
きれぎれの風彩 「カンヒザクラ」1-7


早咲きの特性と下向きに花が咲く特徴は、他のサクラと交配した品種にも際にも現れるようです。カンヒザクラ系には、以下のような品種があります。

・カワヅザクラ(河津桜)…オオシマザクラ(大島桜)との自然交雑種
・カンザクラ(寒桜)…ヤマザクラ(山桜)との交雑種と推定
・オオカンザクラ(大寒桜/安行寒桜)…オオシマザクラorヤマザクラとの交雑種
・オカメザクラ(阿亀桜)…マメザクラ(豆桜)との交配種
・ヨウコウ(陽光)…アマギヨシノザクラ(天城吉野桜)との交配種
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| 落葉高木 | 15:48 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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