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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

2018年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年08月

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ハナイカダ ~緑色の若い果実

北本自然観察公園の南側斜面となる林縁の遊歩道を歩いていると、「この時期の観察ポイント」の説明板があり「ハナイカダ」でした。他の方の日記で拝見していたので名前は憶えていましたが、実際に見たことはありません。花はどこ?と探したところ、花の時期は終わったようで、果実になっていました。〈散歩日:5月27日,7月1日〉

ハナイカダ(花筏)は、ハナイカダ科(←ミズキ科)ハナイカダ属の落葉低木で、北海道南部以南の森林に自生します。何と言っても葉の上に花が咲くのが特徴で、名前も花の咲く葉(花が載った葉)を筏に見立てたものです。「花筏」は、桜の花びらが帯状になって川を流れる様子を筏に例えて「花筏」ともいいます。

・樹高2mほど(1~3m)で幹はそれほど太くならず、若い枝は木質に見えない
・葉は互生し、長さ10センチ前後で先は尾状に尖る。浅い鋸歯の先端が突き出す
・雌雄異株。春に雌花は1~2個、雄花は数個の花を葉の上で咲かす

ハナイカダの花を見てみたいと思っていましたので、説明板があった時には喜びましたが、残念ながら花期は終わっていました。
1-2.〈5月27日〉緑色の若い果実が、葉の上に浮くようについていました。実際は主脈と花の軸が癒着した結果このような形になったとされています
画をアップにしてみると、鋸歯の先端が棘のようで面白い形です
きれぎれの風彩 「ハナイカダ」1-1

きれぎれの風彩 「ハナイカダ」1-2


3-5.〈7月1日〉再訪した時には説明板がなく・・・探しました。樹高は1メートルもないです。果実の1つが、色が黒っぽくなっていました。熟してきたのか・・・
きれぎれの風彩 「ハナイカダ」1-3

きれぎれの風彩 「ハナイカダ」1-4

きれぎれの風彩 「ハナイカダ」1-5

ハナイカダの場所は分かりましたので、来年こそは花を見たいものです。

(追記)別名は「ヨメノナミダ」といいます。その昔、殿様の使いから「葉に実のなる木を見つけてこい」とムチャぶりされた若いお嫁さんが、夜遅くまで山中を必死で探すが見つからない。悔し涙の一粒が足元に落ち、月で光った涙の玉が木の葉の真ん中で真珠のように輝いた。という民話によるそうです。
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| 落葉低木 | 23:59 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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