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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

2018年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年09月

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ヤナギラン ~夏の高原の紅紫花

『たんばらラベンダーパーク』散歩から。ヨツバヒヨドリを見ながら歩いていると、初めて見る紫色の花をつけた植物がありました。何だろうと思っていたら、足元に名札があり「ヤナギラン」と分かりました。〈散歩日:8月14日〉

ヤナギラン(柳蘭)は、アカバナ科ヤナギラン属の多年草で、本州中部以北~北海道に分布し山地の草地に自生します。
「スキー場などの裸地にいち早く侵入するが、土壌が安定し他の植物が生育することにより群落が絶えてしまうことがある」そうです。ここもスキー場なので・・・。

・花期は7~9月。草丈は1~1.5メートル
・茎は、ほとんど枝分れせずまっすぐ立ち上がる。色は薄い緑色から先は紅を帯び
・葉は互生し、長い披針形(5~8センチ)で主脈が白い
・茎先に総状花序を出し、径3~4センチで紅紫色の花を下から順に咲かす
 花弁は4枚で、長さ1~1.5センチ。雄しべは8本、柱頭は4つに裂ける
・果実は細長い蒴果で、裂開すると白い綿毛を付けた種子が飛ぶ

1. 林縁では、そこかしこでヤナギランが見られました。Webによると「ヤナギランはときに大群落をつくり、夏の高原の花の代名詞として親しまれています。」と
きれぎれの風彩 「ヤナギラン」1-1


2. まだ咲きはじめの花です。花弁は基部で狭まり、筒部が長いです
3. こちらの画では、柱頭が4裂している状態が分かりました
4. 全体的に花は終わりに近く、果実ができていました。これはこれで姿良し
5-6. 斜面の上の方のヤナギランには、何か白いものがついていると思ったら
「2」「3」「4」「5」「6」
「ヤナギラン ~夏の高原の紅紫花」


7. 果実が裂けて綿毛が飛び出していました。初めてなので少し驚きました。長い綿毛で種子が小さく、遠くまで飛びそうです
きれぎれの風彩 「ヤナギラン」1-7


最初に見た斜面の下の方では、そこそこ花が咲いていましたが、上るにつれて果実のみになり、最後に綿毛も見ることができました。標高による違いなのかどうか分かりませんが、一度に様々な様子が見られて良かったです。

和名の由来は、細長い葉がヤナギに似ていて、花がランを思わせるところからきているようです。「ランに似て」というより「ランのように美しい」という例えなのでしょう。
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| 草本(草花・野草) | 22:11 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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