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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

2020年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2020年07月

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マテバシイ・サンゴジュ・クリ・ドクダミ等:平塚公園

約1か月振りに訪れた上尾市「平塚公園」での立ち寄り散歩から。1か月でも目につく植物は変わるものです。今回は主に木本です。〈散歩日:6月7日〉

マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎)は、ブナ科マテバシイ属の常緑高木で、日本九州など温暖な沿岸地に自生している日本固有種です。
公園内では数か所でマテバシイを見ました。いずれも樹冠がクリーム色になるほど雄花序が多数出ていました(花をつけていました)。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-01

雄花序は長くて10センチほど。上を向きます。シベの少ないのが雌花序(?)。↓中央には2年目の若い果実(堅果)。これが秋にドングリになります。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-02

マテバシイのドングリは、渋味があまりなく、そのままでも食用になります。そこで、古くから救荒食として各地に植栽されたそうです。


サンゴジュ(珊瑚樹)は、ガマズミ科ガマズミ属の常緑高木で、関東南部以西の地域に分布します。
公園の駐車場で白い花を多数咲かせていました。(逆光で残念)
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-03

花冠は5裂し、巻くように反っているようです。雄しべが5本飛び出ます。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-04

花や和名の由来にもなっている赤く小さな多数の果実は見応えがありますが、ここにはいつも虫や蜘蛛が多く、葉は虫食いになるような印象です。


トチノキ(栃の木)は、ムクロジ科(トキノキ科)トチノキ属の落葉高木です。
5月3日に訪れた時は、枝先に特徴的な円錐花序が多数咲き誇っていましたが、今回は、花が終わり、花軸の下部に数個の若い果実ができていました。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-05

こちらは花序の軸に5個の果実がついています。花のほとんどは雄花で両性花が少ないとのこと。5個付きは、どちらかというと多い方だと思います。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-06

秋にトチノキの果実が熟した頃は、頭上注意です。


クリ(栗)は、ブナ科クリ属の落葉高木です。雌雄同株で、新枝の葉の脇から長さ10~15センチの尾状花序をやや上向きにだし垂れます。雄花は花序全体に毛のようにつき、雌花序は上部の尾状花序の基部に1~2個つきます。

公園隣地の栗林です。白い雄花序が長く伸びているのは、流石に目立ちます。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-07

ほとんどの花序は毛(雄しべ)の付いている雄花序です。雌花序は少なく・・・
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-08

雌花ありました。上の画の右側中央をトリミングしてみます。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-09



ドクダミ(毒溜)は、ドクダミ科ドクダミ属の多年草で、日本全土の陰地、湿地に普通に自生しています。我が家の狭い庭にも生えています。
公園の林床に群生がありました。まだ丈は低いですが白い花を咲かせています。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-10

淡い黄色の穂状花序にはシベが密集しています。花穂の下の花弁に見えるのは総苞片で、ドクダミの花には花弁も萼にないようです。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-11

花穂と総苞で一つの花のように見せているのでしょうか。・・・誰に?
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-12
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