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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

2020年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2020年11月

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ヒメジソ、イヌコウジュ、ハナタデ、イヌタデ

北本自然観察公園散歩より。木道沿いのヒメジソと、西側の草地のイヌコウジュ属2種とイヌタデ属2種の様子です。それぞれの特徴を覚えていれば、それなりに記録できたのですが・・・残念な画像しかありません。特にイヌコウジュ。〈散歩日:10月4日〉

ヒメジソ(姫紫蘇)は、シソ科イヌコウジュ属の一年草です。日本各地に分布し、山野の湿った林縁や用水路脇、湿った道端などに生育します。
当園の木道沿いには、大小の群生がそこかしこで見られました。
きれぎれの風彩 北本自然観察公園1004_201025-01

茎は四角形で、しっかりした感じです。柄のある葉は対生し長さ2~4センチの卵形~狭卵形です。縁には4~6対の粗い鋸歯があります。
きれぎれの風彩 北本自然観察公園1004_201025-02

茎先に長さ3~7センチの花穂をだし、白~淡紅紫色の小さな唇形の花を数個ずつ、下からまばらに咲かせます。花は長さ5ミリ前後、上唇は3裂し下唇は鈍鋸歯状に切れ込みます。シソ科でよく見る花姿のように思います。
きれぎれの風彩 北本自然観察公園1004_201025-03



イヌコウジュ(犬香需)は、シソ科イヌコウジュ属の一年草です。日本各地の山野の道端や林縁で生育します。
当園の西側の園路沿いにわずかに生えていました。後で調べて本種ではないかと。だとすると、これまで当日記でヒメジソを取り上げた際に、「ヒメジソはイヌコウジュと似ている」と記していましたが、そのイヌコウジュを初めて見たことになります。
きれぎれの風彩 北本自然観察公園1004_201025-04

葉の浅い鋸歯は6~13対で、ヒメジソよりも多いです。他にも葉の形や茎の毛、全体的な赤味、額の先の長さ、臭いなどなど違いはありそうです。
きれぎれの風彩 北本自然観察公園1004_201025-05



ハナタデ(花蓼)は、タデ科イヌタデ属の一年草です。北海道~九州に分布し、山野のやや湿った林床や林縁に生育します。別名:ヤブタデ。
記録したのは、当園の西側の園路沿い(林縁)の群生です。
きれぎれの風彩 北本自然観察公園1004_201025-06

葉の中央部の主脈の左右に黒斑があるものが多いようですが、ここのは薄いです。
きれぎれの風彩 北本自然観察公園1004_201025-07

径2~3ミリほどの淡紅色の小さな花をまばらにつけます。タデ科は花弁ではなく萼。
きれぎれの風彩 北本自然観察公園1004_201025-08



イヌタデ(犬蓼)は、タデ科イヌタデ属の一年草で、日本全国の道端や原野・耕作放棄地などで普通に見られます。別名「アカマンマ」。
いつも咲いている?と思うように、花期は6~11月頃と長いです。
きれぎれの風彩 北本自然観察公園1004_201025-09

茎の先端から長さ1~5センチの花穂(円柱状の総状花序)を出し、紅紫色の花被(萼)は2ミリ弱で密に付けます。見ると(あると)ホッとします。
きれぎれの風彩 北本自然観察公園1004_201025-10


今回は、イヌコウジュ属、イヌタデ属とも属名が「イヌ」付きの植物になりました。
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| 樹木・草花アレコレ | 21:27 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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