ヤブツルアズキ ~アズキの原種と云う
北本自然観察公園の駐車場入口近くで、2年前にノアズキを見つけました。似ているというヤブツルアズキは過去に1枚だけ、それらしい花のみを記録しただけでした。以来、なかなか見られませんでしたが、今回、これは!と・・・。〈散歩日:10月4日〉
ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)は、マメ科ササゲ属のツル性の一年草で、本州~九州の原野の草地で見られるそうです。花期は8~10月。
これは!と言っても、見つけたのは園路の脇で花一輪です。それでもラッキーでした。
葉は3出複葉(3小葉)で、頂小葉は側小葉より大きい。小葉は狭卵形から卵形で、全縁か浅く3裂し、先端は急に鋭くとがる〈Web情報〉。
花に近い3小葉は、浅く3裂しています。次の左側の葉は、サイズが大きく全縁です。
花は黄色で長さ幅とも15~18ミリほど。旗弁は左右非相称で、竜骨弁は2枚が合着して筒状になりクルリとねじれる。左側の翼弁が竜骨弁にかぶさり、右側の翼弁は竜骨弁を抱くようにつきでる〈Web情報〉。ややこしい花姿です。
たまたまヤマトシジミがヤブツルアズキの小葉にとまりました。サイズを比較するスケールとして役立ちました。
こちらは駐車場入口近くのノアズキ(マメ科ノアズキ属)で、同日に見られました。
ノアズキの葉は左右の角が円い菱形で横に幅があるので、ヤブツルアズキと比較すると見た目(雰囲気)が異なります。
また、花後にできるヤブツルアズキの豆果は線形で、ノアズキの豆果は広線形(扁平)なのでヤブツルアズキの方がアズキ(小豆)に近いそうです。
栽培種のアズキ(マメ科ササゲ属)は、茎が直立しツル性になりません。
ヤブツルアズキは、アズキの原種とされています。名前の由来は、藪に生えるツル性のアズキという意味からのようですが、原種なのに名前は後付けです。
ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)は、マメ科ササゲ属のツル性の一年草で、本州~九州の原野の草地で見られるそうです。花期は8~10月。
これは!と言っても、見つけたのは園路の脇で花一輪です。それでもラッキーでした。
葉は3出複葉(3小葉)で、頂小葉は側小葉より大きい。小葉は狭卵形から卵形で、全縁か浅く3裂し、先端は急に鋭くとがる〈Web情報〉。
花に近い3小葉は、浅く3裂しています。次の左側の葉は、サイズが大きく全縁です。
花は黄色で長さ幅とも15~18ミリほど。旗弁は左右非相称で、竜骨弁は2枚が合着して筒状になりクルリとねじれる。左側の翼弁が竜骨弁にかぶさり、右側の翼弁は竜骨弁を抱くようにつきでる〈Web情報〉。ややこしい花姿です。
たまたまヤマトシジミがヤブツルアズキの小葉にとまりました。サイズを比較するスケールとして役立ちました。
こちらは駐車場入口近くのノアズキ(マメ科ノアズキ属)で、同日に見られました。
ノアズキの葉は左右の角が円い菱形で横に幅があるので、ヤブツルアズキと比較すると見た目(雰囲気)が異なります。
また、花後にできるヤブツルアズキの豆果は線形で、ノアズキの豆果は広線形(扁平)なのでヤブツルアズキの方がアズキ(小豆)に近いそうです。
栽培種のアズキ(マメ科ササゲ属)は、茎が直立しツル性になりません。
ヤブツルアズキは、アズキの原種とされています。名前の由来は、藪に生えるツル性のアズキという意味からのようですが、原種なのに名前は後付けです。
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| 草本(草花・野草) | 23:25 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑