ハマギク ~野菊で最大の頭花
ハマギク(浜菊)は、キク科クリサンセマム属(細分化しハマギク属とも)の多年草で、本州の関東から東北の北部の太平洋側の海岸に自生します。潮風や乾燥、寒さにも強い、日本が原産の野菊の一種です。
・花期は9~11月。草丈は自生地で10~30センチほどで、栽培では1メートル近くになることもある
・日本の野生菊で最も大きな頭花をつける=径約6センチほど
・茎は年数が経つと樹皮のような質感になる(木質化)
・葉はやや肉厚でへら型、表面に光沢があり放射状につく
1. ノコンギクを見た後でしたので、花はより大きく見えました。あまりにも大きいので園芸品種かと思いましたが、名札があってよかったです。

2. 舌状花の白さが際立つ花です。花だけなら「マーガレットに似ている」との記載がありました。

3. 「海岸植物らしい葉」という記載もありましたが、それを見る機会がほとんど無い私にはよく分かりません。ただ、肉厚ということは分かります。

〔オマケ〕
キクつながりで、野草コースの途中で見かけた「シュウメイギク(秋明菊)」です。但し、菊は名前だけで、キク科ではなく、キンポウゲ科イチリンソウ属(アネモネ属)。

| 草本(草花・野草) | 23:49 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑
ハマギク・・・
その名の通り海岸に多い花です。
真っ白な花はブルーの海によく似合っています。
| 山小屋 | 2018/11/16 10:44 | URL | ≫ EDIT