FC2ブログ

きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

オオハナワラビ ~日陰地の花蕨

北本自然観察公園で園路から十数メートル離れた所に説明板らしきものが見えました。そこはケヤキの林床で、これまで説明板がたてられたのを(私は)見たことがありませんでした。そこで、何だろうと近づいてみると「オオハナワラビ」の説明板で、周囲に生育していました。一度見たいと思っていた植物です。〈散歩日:10月20日〉

オオハナワラビ(大花蕨)は、ハナヤスリ科ハナワラビ属の冬緑性シダ植物です。東北地方中部から九州まで分布し、山地の林内に生育します。草丈15~50センチ。

〔説明板の記載〕 ~ 光合成をする葉=栄養葉(えいようよう)と胞子をつける胞子茎(ほうしけい)からなるシダの仲間。秋に胞子茎の上部に黄色い胞子のうを付けると、花が咲いたように見えます。公園内には他に近縁のフユノハナワラビが生育。

特徴のある草姿で、4年前に初めて同園で見たフユノハナワラビに似ています。
きれぎれの風彩 「オオハナワラビ」1-01


オオハナワラビは、広い範囲で生えていました。私は初めてですが、公園のWebでは過去の日記に本種の記載があり、何年も前から確認されているようです。
きれぎれの風彩 「オオハナワラビ」1-02


秋に一つの葉柄から栄養葉と花茎のような胞子葉(胞子茎)が分かれて伸びます。
きれぎれの風彩 「オオハナワラビ」1-03


胞子葉(胞子茎)の上部には、胞子のう(胞子が入った袋)が付いています。これが花のように見えるというのが名前の由来ですが・・・。
きれぎれの風彩 「オオハナワラビ」1-04


栄養葉の先は鋭くとがり、ふちは鋭い鋸歯です。フユノハナワラビは葉の先が鈍く、縁は鈍鋸歯です。オオハナワラビの方がシャキッとしたイメージです。
きれぎれの風彩 「オオハナワラビ」1-05


胞子のうは、まだ熟していませんが、その経過は見られました。
きれぎれの風彩 「オオハナワラビ」1-06


同園の別の場所で自生するフユノハナワラビは、日当たりが良いせいか周囲の他の植物も良く育ち、落ち葉も多く、栄養葉の様子が見えにくかったです(立入禁止の範囲で手も届かず)。しかし、ここは、日陰で他の植物が育ちにくいせいか、栄養葉も全体の姿も分かり易く確認することができます(何より触れます)。

次回は、同日の他の植物をとりあげる予定です。また、久し振りにセミノハリセンボンやカヤネズミの巣を見ることができました。
スポンサーサイト



| 草本(草花・野草) | 20:40 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

光合成をする葉=栄養葉(えいようよう)と胞子をつける胞子茎(ほうしけい)からなるシダの仲間。

険しい場所に対応して・成長するのでしょうか・?
綺麗な姿ですネ・
珍しい植物拝見できました。

| ころん | 2019/11/04 22:35 | URL |

オオハナワラビ

おはようございます。

佐渡にいます時にフユノハナワラビは
毎年のように見ましたが、さすがに
この種は見ていないです。でも似てい
ますね。

| 地理佐渡.. | 2019/11/05 06:46 | URL | ≫ EDIT

オオハナワラビ

フユノハナワラビはよく見かけます。
パッとみただけでは違いがわかりません。

| 山小屋 | 2019/11/05 06:56 | URL | ≫ EDIT

こんにちは

オオハナワラビは見たことがありません。フユノハナワラビとは葉の形が違うのですか。実際に見てみたいです。

| 多摩NTの住人 | 2019/11/06 08:23 | URL | ≫ EDIT

ころんさん こんにちは

シダの仲間は不思議ですね。
思いもかけず初めて見ることができ嬉しかったです。

| 山ぼうし | 2019/11/06 12:36 | URL |

地理佐渡さん こんにちは

分布地域であっても、自生地は限られているのでしょうね。
林内・日陰地が適地のようです。

| 山ぼうし | 2019/11/06 12:36 | URL |

山小屋さん こんにちは

フユノハナワラビと見比べると、葉先の雰囲気が違います。
でも、パッと見はよく似ていますね。

| 山ぼうし | 2019/11/06 12:36 | URL |

多摩NTさん こんにちは

お近くで見られると良いですね。
私も、できれば胞子が出るまでの経過を見たいと思いますが・・・なかなか。

| 山ぼうし | 2019/11/06 12:37 | URL |

栄養葉と胞子葉、面白いですよね。
フユノとオオハナの違い、難しそうですが、穂の部分の広がりの違いが写真で見て取れます。
あの広い園を回っていろいろ見つけられて、熱心さに感心しています。
遠くて憎たらしくて素敵な北本です。

| とんとん | 2019/11/06 15:57 | URL | ≫ EDIT

もっと近くで見てみたい

一度撮影したことがありますが、かなり遠目からでした。
もっと近くで観察できないと、結局何が何だかよくわからない、という印象でした。
説明文は納得ですが、もっと近くでじっくりと見てみたいです。

| ディック | 2019/11/06 17:53 | URL | ≫ EDIT

とんとんさん こんばんは

確かに広いのですが、南口の方はほとんど行きませんし、西側の堤の方もパスすることが多いです。(今回もそうなんです)
>遠くて憎たらしくて素敵な北本です。
とんとんさんらしい嬉しい誉め言葉です~。

| 山ぼうし | 2019/11/06 22:26 | URL |

ディックさん こんばんは

ここは近くで見れますので、嬉しい発見でした。
できれば、これからの経過も見たいので、機会があれば。

| 山ぼうし | 2019/11/06 22:27 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ino1127.blog57.fc2.com/tb.php/1152-f91daea9

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT