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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ヘラオオバコ、チガヤなど:丸山公園

埼玉県川越市・上尾市・川島町の境にある「三ツ又沼ビオトープ」に行った帰りに、上尾市の「丸山公園」に立ち寄ることにしました。しかし、公園の駐車場は閉鎖中なので、西側の荒川の堤にある駐車場にとめました。〈散歩日:5月17日〉

堤に上がり川下の方に歩いていくと、堤の斜面から上の方までヘラオオバコが群生していました。ヘラオオバコをあまり見る機会がないので驚きました。

ヘラオオバコ (箆大葉子)は、オオバコ科オオバコ属の多年草です。ヨーロッパ原産で日本には江戸時代末期に渡来したそうです。花茎は高さ20~70センチ程になり、先に穂状花序をつけます。花は初めに雌しべのみの雌性期で、後からおしべが出る雄性期になります。雄しべは花序の下から咲きあがります。

堤の上、ヘラオオバコの群生です。咲きあがり方はそれそれですが、この辺りは花序の半分より上に雄しべが出ています。
きれぎれの風彩「丸山公園 0517」200623-01

堤の斜面の様子です。花茎の高さもそれぞれです。
きれぎれの風彩「丸山公園 0517」200623-02

オオバコの仲間で、葉がへらのような形をしていることが和名の由来とのこと。
きれぎれの風彩「丸山公園 0517」200623-03

花序の長さはオオバコよりも短いですが、草丈は大きいです。
きれぎれの風彩「丸山公園 0517」200623-04

穂には小さな花が密生しています。白い輪のように(衛星状に)雄しべが飛びでますが、これが下から上にあがっていきます。
きれぎれの風彩「丸山公園 0517」200623-05

オオバコは、いつどこでも見られますので、それに比べると珍しく面白い形です。


堤の駐車場から公園に入るところの草地には、様々な草本が生えていました。特にユウゲショウとチガヤ(だと思います)が目立っていました。

チガヤ(千萱、千茅、茅萱)は、イネ科チガヤ属の多年草です。地下茎を横に長く伸ばし、日当たりのよい空き地に一面にはえます。かつては地下茎の新芽や若い穂を食べていたこともあり、古くから親しまれた雑草のようです。

葉が伸びないうちに葉の間から花茎を伸ばして、赤褐色の花穂を出すようです。その花穂とユウゲショウが競っているようでした。
きれぎれの風彩「丸山公園 0517」200623-06

赤褐色の雄しべに自絹色の長い毛も見えます。この後、穂は綿のようにほぐれて、風によって綿毛のついた種子(果実)を遠くまで運んでいきます。
きれぎれの風彩「丸山公園 0517」200623-07

生長の経緯をもう少し見たくなるようなチガヤでした。


柳絮(りゅうじょ)は、白い綿毛のついたヤナギの種子。または、それが飛び漂うことを言います。
三ツ又沼ビオトープほどではないですが、ここでもヤナギの綿毛を見ました。
きれぎれの風彩「丸山公園 0517」200623-08

柳絮が空中で動かない!と思ったのは、蜘蛛の巣にかかった綿毛でした。
きれぎれの風彩「丸山公園 0517」200623-09

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| 樹木・草花アレコレ | 22:52 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ヘラオオバコの群生

おはようございます。

河川敷やダムなどでしばしば群生する
風景を見ます。なかなか存在感はあり
ますし、群生していますと涼やかな感
じも抱きます。こちらでもたぶん同様
の風景あるはずですが、今年は見てい
ないです。

| 地理佐渡.. | 2020/06/24 06:30 | URL | ≫ EDIT

ヘラオオバコ・・・
春先によく目立つ花です。
外来種は繁殖力が強いですね。

| 山小屋 | 2020/06/24 06:37 | URL | ≫ EDIT

こんにちは

ヘラオオバコは群生になりますね。当地でも何ヶ所かで拡がっています。当地ではヤナギの雌株が少なく、柳絮はほとんど見られません。

| 多摩NTの住人 | 2020/06/24 11:08 | URL | ≫ EDIT

山ぼうし さんのブログの写真の印象は、
なんだか何でも大群生になっているなあ、ということです。
そういうところを数多くめぐられて、うらやましいです。

| ディック | 2020/06/24 18:36 | URL | ≫ EDIT

風に揺れるヘラオオバコはレースのように綺麗です。
先進むと下が茶色になるのがちょっと美的には??で惜しい感じ。
そこにタネができているのでしょうね。
嫌ってばかりでなくそこもちゃんと見なくてはと思いつつ、まだ叶いません。
ヤナギの綿毛もいい眺めですね。

| とんとん | 2020/06/25 17:05 | URL | ≫ EDIT

地理佐渡さん こんにちは

開けたところに自生したがるのでしょうかね。
長い花茎ならではの存在感などなどですね。

| 山ぼうし | 2020/06/27 17:20 | URL |

山小屋さん こんにちは

私は他で見ないのですが、一度根付くと
勢力を広げるのですね~。

| 山ぼうし | 2020/06/27 17:21 | URL |

多摩NTさん こんにちは

群生になりがちなのですね。
ヤナギの雌株が少ないのは、柳絮を出さないためかもしれませんね。

| 山ぼうし | 2020/06/27 17:21 | URL |

ディックさん こんにちは

そうなんですよ。群生は目にとまりますし、景色を作るのでスゴイです。
群生好きなんでしょうね。

| 山ぼうし | 2020/06/27 17:21 | URL |

とんとんさん こんにちは

>レースのように綺麗です。・・・な~るほど、女性ならではの表現ですね~。
私も、この状態の後を見たことはありません。

| 山ぼうし | 2020/06/27 17:22 | URL |















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