きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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アスナロ ~ヒノキの仲間・木材ではヒバ

アスナロ(翌檜)はヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹です。「明日はヒノキになろう」で有名な井上靖「あすなろ物語」のアスナロですね。

森林公園のまだ小さいアスナロです。
きれぎれの風採 「アスナロ」1-1

アスナロをじっくり見たのは初めてのことかもしれません。ヒノキに似ていますが、葉(鱗片状)はより大きく幅広い、さらに光沢もあります。
きれぎれの風採 「アスナロ」1-2

葉の裏には、ヒノキと同じように白い気孔帯がありますが、ヒノキのY字とは全く異なり面積も広いですね。
きれぎれの風採 「アスナロ」1-3


園芸品種でしょうか(?)「ヒメアスナロ」という樹もありました。私には違いがわかりませんけど…。
きれぎれの風採 「アスナロ」1-4

葉を見ていて驚きました。1箇所ですが葉の裏表が先の部分で逆になっているのです。
上から見ていますので、本来は表側であるべきなのですが、途中から裏側になっています。こんなことがあるのですね~不思議です。
きれぎれの風採 「アスナロ」1-5



アスナロの変種で「ヒノキアスナロ」というのもあるそうです。
石川県や青森県の県木で、石川県では「アテ」、青森では「ヒバ」と呼ばれています。木材でいうところの「能登ヒバ」「青森ヒバ」です。

「ヒバ」と「ヒノキ」というのは同じもの?と思っていましたが、ヒバはアスナロやヒノキアスナロの総称のようです。そして、建材に使用されるのはヒノキアスナロの方なのですね。

木材としてのヒバは、見た目・質ともにヒノキに似ていますが、一番の特長は、虫や木材腐朽菌に対する耐朽性が他の樹種に比べて驚くほど強いことです。

ちなみに、青森ヒバは木曽ヒノキ、秋田杉と共に「日本3大美林」といわれています。
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