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きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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マテバシイ・サンゴジュ・クリ・ドクダミ等:平塚公園

約1か月振りに訪れた上尾市「平塚公園」での立ち寄り散歩から。1か月でも目につく植物は変わるものです。今回は主に木本です。〈散歩日:6月7日〉

マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎)は、ブナ科マテバシイ属の常緑高木で、日本九州など温暖な沿岸地に自生している日本固有種です。
公園内では数か所でマテバシイを見ました。いずれも樹冠がクリーム色になるほど雄花序が多数出ていました(花をつけていました)。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-01

雄花序は長くて10センチほど。上を向きます。シベの少ないのが雌花序(?)。↓中央には2年目の若い果実(堅果)。これが秋にドングリになります。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-02

マテバシイのドングリは、渋味があまりなく、そのままでも食用になります。そこで、古くから救荒食として各地に植栽されたそうです。


サンゴジュ(珊瑚樹)は、ガマズミ科ガマズミ属の常緑高木で、関東南部以西の地域に分布します。
公園の駐車場で白い花を多数咲かせていました。(逆光で残念)
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-03

花冠は5裂し、巻くように反っているようです。雄しべが5本飛び出ます。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-04

花や和名の由来にもなっている赤く小さな多数の果実は見応えがありますが、ここにはいつも虫や蜘蛛が多く、葉は虫食いになるような印象です。


トチノキ(栃の木)は、ムクロジ科(トキノキ科)トチノキ属の落葉高木です。
5月3日に訪れた時は、枝先に特徴的な円錐花序が多数咲き誇っていましたが、今回は、花が終わり、花軸の下部に数個の若い果実ができていました。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-05

こちらは花序の軸に5個の果実がついています。花のほとんどは雄花で両性花が少ないとのこと。5個付きは、どちらかというと多い方だと思います。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-06

秋にトチノキの果実が熟した頃は、頭上注意です。


クリ(栗)は、ブナ科クリ属の落葉高木です。雌雄同株で、新枝の葉の脇から長さ10~15センチの尾状花序をやや上向きにだし垂れます。雄花は花序全体に毛のようにつき、雌花序は上部の尾状花序の基部に1~2個つきます。

公園隣地の栗林です。白い雄花序が長く伸びているのは、流石に目立ちます。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-07

ほとんどの花序は毛(雄しべ)の付いている雄花序です。雌花序は少なく・・・
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-08

雌花ありました。上の画の右側中央をトリミングしてみます。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-09



ドクダミ(毒溜)は、ドクダミ科ドクダミ属の多年草で、日本全土の陰地、湿地に普通に自生しています。我が家の狭い庭にも生えています。
公園の林床に群生がありました。まだ丈は低いですが白い花を咲かせています。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-10

淡い黄色の穂状花序にはシベが密集しています。花穂の下の花弁に見えるのは総苞片で、ドクダミの花には花弁も萼にないようです。
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-11

花穂と総苞で一つの花のように見せているのでしょうか。・・・誰に?
きれぎれの風彩「平塚公園 0607」200630-12
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| 樹木・草花アレコレ | 22:55 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

こんにちは

マテバシイの花期は目立ちますね。遠くにあっても花が咲いているのがわかります。トチノキの果実がもうこんなに大きくなっているのですね。

| 多摩NTの住人 | 2020/07/02 10:57 | URL | ≫ EDIT

クリの雌花って、捜す場所さえわかれば結構簡単に見つかるように思います。
近くの根岸森林公園では、タブノキとマテバシイが一番多いのではないでしょうか。サンゴジュも近所にあります。散る頃になると、歩いていて「あ、咲いていたんだ」とわかりますね。
根岸森林公園のトチノキは高すぎて、落ちていた実を拾ったことがありますが、花もよく見えません。
ドクダミ!! やはりこちらのブログは群生シーンが多いですね。

| ディック | 2020/07/02 22:08 | URL |

マテバシイ

おはようございます。

こちらではなかなかシイ・カシ類の木は見られないです。
暖帯林系の木本ですものね。無いわけでは無いのですが
マテバシイは特に聞かないですね。ある所にはあるかも
知れないですが...

| 地理佐渡.. | 2020/07/03 07:03 | URL | ≫ EDIT

マテバシイ・・・
単にシイとも呼んでいます。
故郷の神社に大きな木があり秋には
その実を拾って食べるのが楽しみでした。
軽くフライパンで炒って食べるとさっぱりした
味で美味しかったです。

| 山小屋 | 2020/07/03 10:31 | URL | ≫ EDIT

たまたまこの前、その公園久々に行きましたよー。
以前はハエトリグモやカメムシなどの虫写真目的で行ってましが最近はもっぱらバーチャルの生き物ゲット目的です。(笑)
駐車場のサンゴジュは気付きませんでした。
サンゴジュは子供の頃、実家に植えてあったので個人的には馴染みのある樹なんですけどねー・・・

| ジダン | 2020/07/03 23:23 | URL |

多摩NTさん こんばんは

マテバシイの花はスゴイですね。ドローンで上から撮ってみたいものです。
シベがこの色ではなく、ネムノキの花のような色だったら・・・なんて想像します。

| 山ぼうし | 2020/07/04 19:45 | URL |

ディックさん こんばんは

クリは栗林の中なので、近くで見ることができませんでした。
「タブノキとマテバシイが一番多い」というのは、地域性が現れていますね(たぶん)。当市は「市の木」がカシで、シラカシが多いように思います。
ドクダミ・・・群生・・・目立つので、記録してしまいがち。

| 山ぼうし | 2020/07/04 19:45 | URL |

地理佐渡さん こんばんは

初めてマテバシイの大きなドングリを見た時は驚きました。
新潟の実家の方で見ていたドングリは、コナラかな~。

| 山ぼうし | 2020/07/04 19:45 | URL |

山小屋さん こんばんは

ということはシイ属もマテバシイ属も総称して「シイ」なんですね。
食べていた経験があるのですね~。私は数年前にコーヒーを頂きました。

| 山ぼうし | 2020/07/04 19:46 | URL |

ジダンさん こんばんは

駐車場の林側は、ほぼサンゴジュだと思います。
コロナの影響で、ゲット目的の方を見なくなっていましたが、先日、秋葉原近くで発生していました。少数ですけどね。

| 山ぼうし | 2020/07/04 19:46 | URL |

とちの実は、木になっているところを初めて見ました。
秋になると、自然に落ちてくるのでしょうか。
とち餅を作るところは、テレビで見たことがあります。
栗の木とドクダミ草は、よく見ることができます。

| ringo | 2020/07/06 23:59 | URL | ≫ EDIT

ringoさん こんばんは

トチノキの実は大きいので、危ないです。自然に落ちてきますよ。
とち餅って、名前は知っていても、記憶では食べたことないです~。

| 山ぼうし | 2020/07/08 22:00 | URL |















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