きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ユリノキ ~黄葉と回る“翼果”

(紅葉・黄葉の時期は終わりつつありますが、書くのが追いつきません。以下は11月下旬の頃です。こんな感じでもう少し続く予定です。)

特徴的な葉と花で、今年一番(といえるほど)印象に残っているユリノキです。春から夏までの様子は確認しましたので、秋の黄葉も見ようと近くの公園に行きました。

落葉もしていましたが、黄葉した葉、枯れた(?)葉が付いていました。これが通常なのかどうか分かりませんが、全ての葉が同じように黄葉する(カエデのように葉全体が同色に染まるような黄葉)ではありませんでした。
若干の緑、黄色、褐色…大きな葉は、それ自体が目立ちますね。
きれぎれの風採 「ユリノキ」2-1

葉だけではなく、松かさ(まつぼっくり)のような果実も付いています。
果実は、翼果がたくさん集まって一つの松笠のようになっているものです。
きれぎれの風採 「ユリノキ」2-2

果実は、細長くはじめは緑色ですが、熟してくると黄色~褐色になります。

翼果は、集合果(松かさ)の中心の方から、風で飛ばされていくようです。徐々に散布され、外側の翼果が最後まで残って冬を越します。
きれぎれの風採 「ユリノキ」2-3

ユリノキの花はチューリップのようなカップ状ですが、越冬する時の果実もカップ状になるのですね。今年の2月に見たのはこのコレ(ドライフラワーのよう)でした。

風に飛ばされた翼果は、クルクルと回りながら飛ばされていきます(落ちていきます)。いくつか拾い集めて撮ってみました。(↓クリックで大)
きれぎれの風採 「ユリノキ」2-4

ユリノキの翼果は、カエデのようなヘリコプター形ではなく、それを半分にして伸ばしたような形です。種子から果皮が翼のように伸びています。
飛ばされる時は、種子側を下げ、軸にして回転します。

ところで、(今年の冬から夏まで幾度か見に行った)市内公園のテニスコート脇のユリノキを、今回も見に行ったのですが、幹の先端も枝も(幹から50センチ位の所で)切られていて・・・ショックでした。
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| 落葉高木 | 23:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

新知識吸収

ユリノキの種子がクルクルと周りながら落ちてくる様は面白いですよね。普段、あまり深く観察をしないので、花も実もチューリップ状になっているのは知りませんでした。新しい知識をありがとうございました。

| 西恋おじん | 2010/12/13 17:03 | URL | ≫ EDIT

翼果

西恋おじんさん、こんばんは。
私にしても若葉マークなものですから(言い方が古い!?)、今回「翼果」という単語を初めて知りました。
ユリノキやカエデ以外でもあるそうですので、機会があれば見てみたいものです。
ユリノキはもちろんですが、他の樹も草も動物にしても、生き物は不思議で面白いものですね。

| 山ぼうし | 2010/12/16 00:06 | URL |















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