きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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キヅタ ~果実と変異する葉形

(前回の続きです。)
110212kiduta05.jpg大きく成長し、支えてもらっている樹から大きく垂れ下がったキヅタです。
←前回も載せた写真です。
 (縮小しています。)



このおかげで、枝先の葉の写真が撮りやすかったです。
キヅタの葉は、菱形状卵形で長さは4~5センチ、鋸歯はありません(全縁です)。
きれぎれの風採 「キヅタ」2-1

葉の中に、先が黒いマッチのような枝?が放射状に付いているモノがいくつかありました。
調べてみると、黒い部分は、晩秋の頃5花弁の小さな花を咲かせた後の実でした。春になると熟し径6~7ミリの丸い果実になるそうです。
きれぎれの風採 「キヅタ」2-2

果実はもうすぐですが、花を見るのはまだまだ先のこととなります。忘れなければいいのですが・・・。


ところで、この大きいキヅタの近くには、ツル植物が這い上がっている樹が他にも数本ありました。
きれぎれの風採 「キヅタ」2-3

前述のキヅタと違って、茎から枝がほとんど出ていないツタのようなツル植物です。
葉は、葉先が3裂しカエデ類のハナノキのようですし、それよりも我が家にもあるアイビーに似ています。

このツル植物は何というのでしょう?
このようなツル植物であれば軽そうですし、支えてもらっている樹への負担も軽いのではないかと思いました。
きれぎれの風採 「キヅタ」2-4

ところが、調べてみたら、これもキヅタでした。
キヅタは、地面を這うような状態や若い枝では、葉先が裂したような葉で、花(果実)を付けるほどに成長したキヅタの葉は、前述の菱形状卵形になるそうです。驚きです。不思議であり面白いですね。


ちなみに、キヅタはウコギ科のキヅタ属ですが、このキヅタ属は学名を「Hedera」といいます。
さらに、キヅタ属でヨーロッパや西アジアが原産の「セイヨウキヅタ」の別名が「アイビー」。単に「ヘデラ」というとセイヨウキヅタのことを指す・・・ことが多いそうです。(我が家のアイビーの原種はセイヨウキヅタということでよいのかな?)
キヅタ属、セイヨウキヅタ、ヘデラ、アイビー・・・少し分かりにくいですね。

※毎回、様々なWebサイトを参照しています。今回は「植物生態研究室(波田研)」のホームページが大変参考になりました。ありがとうございます。
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