きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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イチョウ ~熟した実とギンナン

先週の土曜日(17日)市内の公園を散歩していると、独特の臭気がただよってきました。誰もが知っているイチョウの実が熟した臭い…です。

遊歩道から外れた車道沿い、歩道からは低木の影になるところに、たくさんの実を落としたイチョウがありました。
イチョウの熟した実は、強烈な臭いだけでなく、踏むと滑って危ないので、子供が通らない場所に植えてあるのでしょう。

イチョウは雌雄異株なので、この樹は雌株です。公園の入口近くには歩道沿いに実のついていない雄株のイチョウも植わってました。巷の街路樹もほとんど雄株ですね。

このイチョウは少し早熟なのかもしれません。葉がまだ緑なのにほぼ熟しています。
きれぎれの風採 「イチョウ」3-1


雌雄の区別は葉の形(切れ込みの有無)でできるというのは俗説です。この樹はほとんどが切れ込み<無し>ですが、稀に<有り>もありました。
きれぎれの風採 「イチョウ」3-2


樹の下には、落ちた実がそのままになっています。拾う方はいないのでしょうか?(私は拾いません。この後の経験が無いですし、近所迷惑になりそうなので・・・。)
きれぎれの風採 「イチョウ」3-3


完熟する前に強風で落ちてしまったものもありそうです。この状態で中身はどうなっているのでしょう。でも、確かめるのはちょっと・・・。
きれぎれの風採 「イチョウ」3-4


調べてみると、ギンナンになるには・・・地面に落ちた実を拾い、果肉を腐らせてから流水でよく洗いながら種を取り出し、何日も何日も天日干ししてじっくり乾燥させる。臭いを気にしながらけっこう手間がかかるようです。

食べる状態のギンナンは、殻を割った種ですが、この種はとてもキレイなウグイス色(?)をしています。炒ったものも茶碗蒸しでもおいしいです。でも、酒のつまみにお店で頼むと、そこそこの値段です。(手間を考えると妥当なのでしょうけど。)

ところで、ギンナンは何故「イチョウの実(種)」ではなく「ギンナン(銀杏)」という別名なのか気になりました。(実や種にその樹の名前ではない名前が付いているのは他にもあるのかな?)

調べてみると、漢字の「銀杏」は実の形がアンズ(杏子)に似て殻が銀白であることに由来し、その「銀杏」の唐音読み「ぎん・あん」が転訛して「ギンナン」になったようです。
・・・何故、わざわざ別の名前を付けようとしたのかは、結局分かりませんでした。ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてほしいものです。

調べついでに・・・。銀杏は日本や中国では古くから薬や食材として利用されてきました。しかし、大人も子供も食べすぎると頻脈・ふらつき・嘔吐・痙攣などを起こすことがあるそうです。体に合わない場合は少量でも中毒、子供の場合は酷いと死に至ることもあります。食べすぎには本当に注意です。
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| 針葉樹 | 23:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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