きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ヒコサンヒメシャラ ~英彦山の花>姫沙羅の花

ヒコサンヒメシャラ(英彦山姫沙羅)は、ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木です。発見地の福岡県「英彦山(ヒコサン)」を冠した名前ですが、神奈川県の箱根・丹沢以西~四国・九州に分布します。

樹見散歩中に見かけたのですが、この時はヒコサンヒメシャラとは知らずに(何だろう?と)見ていました。また、散歩日から本日まで日が経ちましたのも多少理由がありまして・・・・・この辺の事は後述します。〈散歩日:5月26日〉

1.白い5弁花で、花の径は4センチほどあります。
きれぎれの風彩 「ヒコサンヒメシャラ」1-1


2.この樹は高さ2メートルほどですが、たくさんの花が咲いていました。
3.蕾は球状で、ほんのり紅をさしています。かわいいですね。
4.開きかけの花です。花弁が丸くなっています。
5.萼・苞の外側には赤みがあり、1片の花弁にも紅が残ります。
6.葉と実の殻と蕾と花の共演でした。緑の中に茶と白+黄ですね。
「2」「3」「4」「5」「6」
「ヒコサンヒメシャラ ~英彦山の花>姫沙羅の花」

5枚の花弁のうち1枚だけが、うっすら紅をさしたように色づくのが特徴のようです。(この時はそのことを知らなかったので、あまり見ていませんでした・・・。)
葉は互生し、形も大きさも普通のヒメシャラと似ています。


さて、このヒコサンヒメシャラは私がよく行く某所にありましたが、名札は『ヒメシャラ』となっていました。エッ!?と(我が家にもある)ヒメシャラの割には花も蕾も昨年の実の殻も大きいのです。たまたま一緒に見ていた方とも「ナツツバキではないか」という話をしていました。

しかし、その後Webで調べてみると花柄の長さなどがナツツバキとは異なります。(この時はヒコサンヒメシャラのことを知りませんでしたので)ひょっとしたら「ヒメシャラの園芸品種なのかもしれない」などと思いましたが確かなことは分かりません。

そこで、これは聞くしかない!と某所に聞くことにしました。電話をすると、その日は担当者がおらず2日後に電話がありました。曰く「その樹はヒコサンヒメシャラです。名札は間違いで、変える予定です。」とのこと。(これが10日程前のことです。)

名札が間違っていたのなら、とりあえず手書きで書いておけば良いのに・・・などと思いましたが、まぁそれはともかく、この時に初めてヒコサンヒメシャラという樹があることを知りました。(今度同所に行きましたら名札の確認をしようと思います。)

ちなみに、比べるために我が家のヒメシャラも撮りました。〈撮影日:6月12日朝〉
きれぎれの風彩 「ヒメシャラ」


花の大きさでは、ナツツバキ約5センチ、ヒコサンヒメシャラ約4センチ、ヒメシャラ約2センチの順になります。
せっかくのヒコサンヒメシャラですが、埼玉では他に見ることがないかもしれません。
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| 落葉高木 | 23:45 | comments:14 | trackbacks:1 | TOP↑

COMMENT

英彦山ヒメシャラ、初めて見ました。
ヒメシャラにもナツツバキにも見えませんね。ぱっと見たときに、ヒメシャラもナツツバキも、どちらもこのように花弁が別れている感じには見えないように思います。
花弁の端っこがくしゃくしゃっとなっているところはナツツバキと似ていますね。

| ディック | 2012/06/29 21:37 | URL | ≫ EDIT

ヒメシャラ、ほんとに目玉焼きの木と似ています…。
ヒメシャラの方が楚々としている感じ。
名札の間違い、あるものですね。
こちらでもごくまれにアレ?と思うことも。
でも植物の世界って、新たにわかってきたりすることも多いからね。
対策がそこまで間に合わないのかもですね。

| 夏のそら | 2012/06/30 10:32 | URL | ≫ EDIT

シャラと姫シャラとナツツバキ

シャラとナツツバキも良く解らないのに、ヒコサンヒメシャラ、
益々解らなくなってきます。
でも、こうして詳しく説明され、画像があると良く解ります。
球状の少しピンク色の蕾、開きかけた蕾、1片の花弁にも紅色が残る、
どれもとても綺麗です。
今度見かけたら気を付けて見て見ます。

| 風子 | 2012/07/01 06:36 | URL | ≫ EDIT

同定の難しさ

 いつもながらよく観察されていますね。
私にはまったく分かりませんが、5枚のうち
一枚だけピンクというのは、珍しいのでは?
 植物を同定する作業は、大変なんだなぁと
つくづく感心しています。

| 西恋おじん | 2012/07/01 08:19 | URL | ≫ EDIT

ヒメシャラ

こんにちは。

ヒメシャラとかナツツバキとか、
僕にはえんどおく、珍しいもの
を見させてもらっているという
感じです。正確にはヒコサカヒメシャラ。
問い合わせてみて良かったですねぇ。

| 地理佐渡.. | 2012/07/01 13:32 | URL | ≫ EDIT

初夏の花。。。

山ぼうしさま^^こんにちは~♪

ヒコサンヒメシャラですか?
もちろんはじめてでして、
蕾がほんのりと和菓子のようで、
品のいい咲き方をするのですね。

名前がはっきりしないというのは、ストレスですが、
やはりこれは、たどりつくお花だったのですね。
いつも詳しい解説をありがとうございます~♪

| 紗真紗 | 2012/07/01 15:20 | URL |

ヒメシャラ

ヒメシャラとナツツバキは葉っぱで見分けるのが
比較しやすいです。
ナツツバキは幅広でヒメシャラはほっそりとしています。
葉柄もヒメシャラのほうが長いです。
花の大きさだけではなかなか分かりづらいですね。
ナツツバキは園芸種として公園や庭などにも使われて
います。
もう花の時期は終わったのではないでしょうか?

| 山小屋 | 2012/07/01 15:37 | URL | ≫ EDIT

ディックさん こんばんは

ディックさんも初めてですか。やはりあまり無いですよね。
ヒコサンは花弁の重なりが少ないのと、
平面的に咲かず前後する部分もあるように見えます。
そうそう花弁の縁はナツツバキに似ていますね。

| 山ぼうし | 2012/07/02 00:07 | URL |

夏のそらさん こんばんは

目玉焼きの木(カイダーオ)、貴ブログで検索しましたよ。
白と黄が同じですね。カイダーオの花弁数は倍ほどありますので
ヒメシャラより華やかな感じです。
>対策が間に合わない・・・・・仕事で係わる方は大変ですね。

| 山ぼうし | 2012/07/02 00:08 | URL |

風子さん こんばんは

シャラはナツツバキの別名のようです。
園芸ではシャラを多用しているように思えます。
ヒコサンはほんのり紅さすところがカワイイですよね。

| 山ぼうし | 2012/07/02 00:09 | URL |

西恋おじんさん こんばんは

いえいえ、たまたま我が家にヒメシャラがあるので
「これは何だ!?」と気になった次第です。
でも気になると、その後はなかなか大変ですね(笑)。

| 山ぼうし | 2012/07/02 00:10 | URL |

地理佐渡さん.. こんばんは

想像ですが、シャラの類は雪国では見ないかもしれません。
細い枝なので雪でバキバキ折れそうです。
数年前ならスルーですが、問い合わせするまでになっちゃいました。

| 山ぼうし | 2012/07/02 00:11 | URL |

紗真紗さん こんばんは

あっやっぱり♪ヒコサンの蕾、美味しそうですよね(笑)。
ヒメシャラの蕾は小さくて、淡いグリーンピース。
ヒコサンと判明して良かったです。めでたしめでたしという感じです。

| 山ぼうし | 2012/07/02 00:12 | URL |

山小屋さん

ヒメシャラは我が家にあるので当たり前に見ますが、
ナツツバキは通勤途中の他所の庭でチラッと見る位です。
葉の違いはほとんど見ていませんので、今度気にしようと思います。

| 山ぼうし | 2012/07/02 00:12 | URL |















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ヒコサンヒメシャラ(英彦山姫沙羅)は、ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木です。発見地の福岡県「英彦山(ヒコサン)」を冠した名前ですが、神奈川県の箱根・丹沢以西~四国・九州に分

| まとめwoネタ速neo | 2012/06/30 03:50 |

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