ヒガンバナ ~ピンクのヒガンバナ
そんなふうに感じながら「園芸植物園」を歩いていると、見過ごしそうな一画にお爺さんがしゃがんでいる姿が見えたのです。何だろう?と思い近づいていくと低木に挟まれたところにピンクの花が見えました。〈散歩日:9月9日〉
ヒガンバナに似ていましたが、まだ9月に入ったばかりですし、花色はピンクですし、正面で陣取っているお爺さんに聞いても無視されるし・・・。他の所を見てから再度見に行きました。
ヒガンバナ(彼岸花)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、言うまでもなく一般的には花は赤色です。稀に白や黄(オレンジ)も見たことがあります。
1.この花はピンクの花弁です。ヒガンバナにはこのような種もあるのですね。
※ディックさんから「ナツズイセン」の仲間ではないかと教えて頂きました。
(ヒガンバナが植わっている範囲は、ほぼ画↓通りで狭い範囲でした。)

2~6.一般的なヒガンバナと比べると、花弁はそれほど長くなく、ほとんど
縮れてもいません。でも、花弁は6枚ですし、雄しべは6本、雌しべは1本で
長く飛び出ています。
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一般的なヒガンバナは5~7個の花が中心から外に向かって輪生状につき、1本の花茎に1つの花のように見えます。こちらのピンクは、まだ花が咲き揃わないので、そのように見えないですね。(もしかすると揃って咲かないのかもしれません。)
また、一般的タイプは芽が出てから花のピークまでは、花茎がキレイな緑色ですが(花が終わる頃になると枯れ色(?)になりますよね)こちらのピンクは、最初から赤みが混じっています。
ちなみに、検索してみると花弁が淡いピンク色で、花弁の長さや縮れ方は一般的タイプと同じものもあるようです。
その後行った「花と緑の振興センター」では、気の早いヒガンバナが1本だけ咲いていました。周囲は他の草がたくさんあり、場所も間違っているように思います。これは間違いなく一般的タイプですね。

ヒガンバナといえば巾着田ですが、Webサイトによると9月7日時点で「残暑が厳しく、まだ発芽しておりません。」とのことです。
| 草本(草花・野草) | 23:03 | comments:13 | trackbacks:0 | TOP↑
綺麗ですね
おはようございます。
巾着田には以前訪れて白と黄色は確かに見たことはありますが、ピンクは珍しいのでしょうね、きっと。
貴重な写真ですね^^
| 薄荷脳70 | 2012/09/10 05:51 | URL |