きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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コムラサキ ~枝垂れる紫の小粒

この時期の(といっても半月ほど前になってしまいました)「花と緑の振興センター」は空いていました。見頃対象が少ないからでしょう。その中で「コムラサキ」が紫の小さい球形の果実をたくさんつけていました。〈散歩日:10月20日〉

コムラサキ(小紫)は、クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木で、花よりも果実を愛でる目的で栽培され公園や庭木として植栽されることが多いようです。別名コシキブ(小式部)。白色品種はシロシキブ(白式部)シロミノコムラサキ(白実の小紫)と呼ばれています。

同属でよく似ているムラサキシキブ(紫式部)は各地に自生し、山野で見ることができるようです。ムラサキシキブ名で栽培・販売されていても、実際はコムラサキである場合も多いとか。

1~2.ここのコムラサキは、樹高2メートルはあると思います。歩道の角にあり目立ちますが、珍しくはないせいかチラ見が多いです。元々枝が垂れますが、果実の重さでよけいに枝垂れているように感じます。果実は枝に沿って点々とついています。
(紫式部はもっと大きく3~4メートルになり、枝垂れません)
きれぎれの風彩 「コムラサキ」1-1

きれぎれの風彩 「コムラサキ」1-2

3.紫の果実は径3ミリ強でまとまり、葉の付け根から数ミリ離れた所からつきます。
(紫式部の果実は比較的疎らで、腋生(えきせい)=葉の付け根(葉腋)からでます)
きれぎれの風彩 「コムラサキ」1-3

4.葉は対生し、上半分の縁に鋸歯があります。(紫式部は縁全部に鋸歯があります)
きれぎれの風彩 「コムラサキ」1-4

5.幹に近いところから枝先に向かって紫に色付くそうです。この枝は、紫~淡い紫~白の果実が並んでいました。
きれぎれの風彩 「コムラサキ」1-5


秋に赤い果実をつける樹木は多いのですが、紫色は他にない?少ない?珍しいと思いますので貴重ですね。
初夏に淡い紫の花をつける様子をじっくり見たことがありません。たぶん「きれいな色彩ですが目立たない」そうなので、スルーしていたのでしょう。
来年は忘れずに見てみたいと思います。



オマケ
一足お先に紅葉する、ニシキギの園芸品種“コンパクタス”です。
一昨年は10月11日で上部が紅葉&落葉、下部はまだ緑色でした。
昨年は11月3日で葉の表面が少し黒っぽくなり落葉も多く終わりかけでした。
今年は10月20日で見事に色付いていました。クルッと丸まる葉が特徴的です。
きれぎれの風彩 「コンパクタス」2012-1

きれぎれの風彩 「コンパクタス」2012-2

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| 落葉低木 | 23:11 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

小紫と紫式部の区別がつくようになりました。。。

山ぼうしさま^^こんにちは~♪

小紫のことを、小式部と呼びたくなります!

それの方が断然分かりやすいですし、
私的には、やはり、式部が付くと優美感も・・・!

それにしましても、グループの結束が凄いようで、
見事な実りっぷりですね。。。
でも、お花はいつも見過ごしております。。。((+_+))

この真っ赤なものは、コンパクタスですね。
ニシキギの葉はこんなに丸まっていませんし、
いろいろとありがとうございました~♪

| 紗真紗 | 2012/11/05 13:56 | URL |

細かく見ないと難しいのですね。

こんばんは。

樹木のことはからっきしです。
それでもよく見ると実の付き方で
分かるとの説明。葉についても..
あとはきちっと覚えているかどう
かでですね(苦笑)。

| 地理佐渡.. | 2012/11/05 20:11 | URL | ≫ EDIT

紗真紗さん こんばんは

貴ブログで拝見したコムラサキもかなりの実りっぷりぷりでしたよ。
しかも、シロシキブも・・・見たことないな~。
やはり花は見過ごしていますか、ちょっとホッと。
コンパクタスの紅葉っぷりはスゴイですね。

| 山ぼうし | 2012/11/05 23:59 | URL |

地理佐渡さん.. こんばんは

そうですね~並べると分かりやすいのでしょうけど、
ムラサキシキブが近くに無くて・・・。
折角調べたので載せていますが、
来年まではもたないので、たぶん目の前にして
「どっちだっけ?」と首を傾けていると思います。

| 山ぼうし | 2012/11/06 00:03 | URL |

コムラサキ

随分実がたくさんついていますね。
これをムラサキシキブと間違って認識している
人が多いようです。
ムラサキシキブは山に自生していてこれほどたくさんの
実をつけません。
これからの里山歩きでも出会えることと思います。
ニシキギも自然自生種とはかなり葉っぱが違いますね。
枝についているコルク翼は同じでしょうか?

| 山小屋 | 2012/11/06 11:36 | URL | ≫ EDIT

山小屋さん こんばんは

あ~そうですよね、ムラサキシキブだと認識すると思います。
私もムラサキシキブという名の方を先に知りましたけど、
それほど間をおかずコムラサキというのがあると知り、疑りました(笑)。
コンパクタスには、ニシキギのような翼は無かったと思います。

| 山ぼうし | 2012/11/07 00:33 | URL |

根岸森林公園にひとつややこしいのがありまして…、
>葉の付け根から数ミリ離れた所からつきます。
その木の実の付き方は数ミリ離れていると言ってよいのかどうか…。場所によっても違うし…。あるところは葉腋から、あるところは離れたところから実が付く。
でもまあ、低くて株立ちなんだからコムラサキだろうと思うわけですが、花付き、実付きがパラパラとでとても悪い。ますますぼろぼろになってきたから、弱っているのだろうと思っていますけれど、いまだにどちらだか断言できません。

| ディック | 2012/11/08 21:34 | URL | ≫ EDIT

ディックさん こんばんは

私も今日、見沼自然公園でややこしやを見ました。
低い株立ちなのですが、果実がそれほど無く、少し小粒で
葉腋からクルリンとついていました。
日陰なので、こういうのもあるさー!と思う事にしました。

| 山ぼうし | 2012/11/10 20:42 | URL |

>日陰なので、こういうのもあるさー!と思う事にしました。
う〜む、割り切ってますねぇ(笑)

| ディック | 2012/11/12 21:34 | URL | ≫ EDIT

ディックさん こんばんは

いや~この時は、公園を一回りして満足し、
もう帰らねばと駐車場に向かう途中で見かけたので
「え~何でここにあるの!?」という気持ちでした(笑)。

| 山ぼうし | 2012/11/13 00:29 | URL |















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