きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ナギナタコウジュ ~花穂の片側に淡紫色

市内のK公園には雑木林があり、中には散策路(一部ジョギングコース)が整備されています。面積は約4ヘクタールあるそうです。

ここを散歩している時、散策路の脇に紫の花色をした植物を見つけました。何だろう?と思ったことはもちろんですが、何故ここだけに?とも思いました。この広い公園の中でこの一画だけにあるのです。(私の知る限りですが・・・。)

林の中で日当たりが悪いため、翌週は時間を変えて立ち寄りましたが、やはり薄暗く画は今一つですし、アップにするとピントが合いません。それに、花の期間は終わったようで、小さい花穂しか残っていませんでした。〈散歩日:10月27日、11月4日〉

さて、この植物を知るにはどうしたら良いのだろう?と思案していた頃、他の方のブログで同種を取り上げており、そこで「ナギナタコウジュ」と分かりました。

ナギナタコウジュ(薙刀香じゅ)は、シソ科ナギナタコウジュ属に分類される一年草の植物です。*香じゅの「じゅ」は“草冠に需”と書きます。

1.直立した茎から枝分かれし、それぞれの先に花穂をつけていました。
  ここでは2畳半ほどの群生で、散策路の反対側にも少しだけありました。
きれぎれの風彩 「ナギナタコウジュ」1-1

2.草丈は50センチ前後でした。茎は四角になるそうです(未確認です)。
  淡紫色の花は花穂の片側だけ(下向きの方だけ)につきます。
3.翌週、やっと撮れた小さな花序は1センチほど。歯ブラシのようです。ボケです。
4.葉は長卵形で先が尖り柄があり、葉の縁は粗い鋸歯があります。
5~6.花はほぼ落ちていました。花後の花序は、さらに上に反るように思えます。
「2」「3」「4」「5」「6」
「ナギナタコウジュ ~花穂の片側に淡紫色」

花の盛期を過ぎていたことと、花が小さくしかも暗いので詳しく見ることができなかったので、来年はもう少し・・・と思っています。

名の「薙刀」は、長い棒の先端に刃をつけた昔の武具のことで、花のつき方が薙刀の刃の部分に似ていることと、花の芳香が中国の「香じゅ」という薬草に似ているので、和名がナギナタコウジュと呼ばれるようになったそうです。

中国では様々なシソ科の植物が「香じゅ」として流通しているそうですが、日本で「香じゅ」というと、ナギナタコウジュの全草を乾燥させた生薬のことを指すようです。
漢方では解暑・化湿・利水消腫の効能があり、夏の発熱や頭痛、悪寒、腹痛、嘔吐、下痢、浮腫などに用いるそうです。
スポンサーサイト

| 草本(草花・野草) | 18:38 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

そちらでも..

おはようございます。

10月末~11月初旬の散歩時のようですから、
こちらより遅くまで見られるようですね。
紹介されているものは場所のせいか、こち
らの山野で見るものより大柄です。栄養が
豊かであるという感じです(笑)。

| 地理佐渡.. | 2012/11/19 05:46 | URL | ≫ EDIT

地理佐渡..さん こんにちは

おかげさまで同定に時間をとられずにすみました。
助かりました。ありがとうございます。

栄養は分かりませんが、日当たりは不良なんです。
でも、新潟よりは多少温かいからかな。

| 山ぼうし | 2012/11/19 12:24 | URL |

ナギナタコウジュ

花に特徴があるので、みればすぐに
わかります。
夏の終わり頃から咲いている花です。

ミズヒキなどとも仲がよいようで、一緒に
咲いているのを見たことがあります。

| 山小屋 | 2012/11/20 17:58 | URL | ≫ EDIT

山小屋さん こんばんは

花序は薙刀というよりも、やはり歯ブラシですね~(笑)。
ただ、色合いはキレイでした。
公園の雑木林の中でも、ナギナタの周囲は
ミズヒキのような植物だらけでした。

| 山ぼうし | 2012/11/20 22:26 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ino1127.blog57.fc2.com/tb.php/357-2ec48b1f

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT