タンポポ ~綿毛と在来種
1.花の時は上を向いて開きますが、綿毛は真ん丸に!細い毛が横に拡がります。

タンポポ(蒲公英)は、キク科タンポポ属の総称です。舌状花という小さな花が円盤状に集まり、一つの花のような頭花を形成します。(キク科植物共通の特徴です)。
見かけるのは外来種のセイヨウタンポポがほとんどですが、在来種のカントウタンポポ等も稀に見ることができます。
花期に総苞片が反り返っているのが外来種で、反り返っていないのが在来種。ということを2年前に知ってからは、散歩中にタンポポを見かけると時々総苞片を確認するようになりました。
4月の事になりますが、市内のS公園に行った時に垣根の近くにタンポポが咲いていました。ここでは外来種に混じって在来種もありました。〈散歩日:4月6日〉
2.まだ背の低いタンポポですが大きな頭花をつけていました。
3.花をよく見ると、柱頭(雌しべ)の形が異なるタイプがあります。
4.横から見てみると、外来種のなかに在来種がいくつか混じっていました。
5.こちらが在来種で、(たまたま?柱頭がクルリンとしています。)
6.これが外来種でした。ちなみに、舌状花の数は外来種の方が多いそうです。
|
さいたま市「園芸植物園」の山野コーナーでは、陽のあたる歩道近くにタンポポが大きく育っていました。〈散歩日:4月13日〉
7.里山の草原(くさはら)のように、様々な草に混じってタンポポがありました。
8.一見すると頭花の舌状花の数が少ないように見えます。ひょっとすると・・・
9~10.あれもこれも在来種でした。
11.こちらの背の高いタンポポも在来種。全部在来種!・・・なのかも知れません。
|
在来種のタンポポが今以上に増えることは難しいのでしょう。
でも、「セイヨウタンポポの花は摘んでよい」と言われたら協力できそうです。
なお、見ることのできた在来種は「カントウタンポポ」だと思いますが、同定できないので在来種と記しています。
≪オマケ≫
蕾はうな垂れることが多いというハルジオン。これらは、花だけをチラッと見ただけなので・・・たぶんハルジオン。そして、花が開く前はグルグル渦巻でした。


| 草本(草花・野草) | 23:17 | comments:13 | trackbacks:0 | TOP↑
タンポポ
おはようございます。しばらくの間
留守にしていました。昨日午後佐渡
へと戻りました。また新しい週が始
まりました。取り急ぎ訪問への御礼
とご挨拶の印を残しに来ました。
まだしばらくバタバタしますが、のん
びりとできる時期が来ましたらゆっく
り訪問させていただきます。
さて、のんびりとこうした道端の草花
を楽しむ時が欲しいものです。もうす
こしで...
| 地理佐渡.. | 2013/06/03 06:35 | URL | ≫ EDIT