きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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カラスビシャク ~仏炎苞とむち状の…

北本の埼玉県自然学習センターには、最近見かけた野鳥や見頃の植物などが、園内の「生きものマップ」として書かれています。見聞きしたことの無い植物がいくつもあり、その一つに「カラスビシャク」という名前がありました。

マップには名前しか書かれていなかったので、木元なのか草元なのかも分かりません。変わった名前なので、とりあえずマップに書かれていた辺りまで行ってみたのですが、案内板などはありませんでした。これは・・・困りました。

そこで取り出したのが5月から使い始めたアイフォンです。遅ればせながら初めてのスマホです。出先でネット検索ができるのは便利ですね。
カラスビシャクを検索し画像を見て驚きました。初めて見る姿形です。このような植物がこの辺りに?改めて周囲を見まわすと・・・ありました。〈散歩日:7月7日〉


カラスビシャク(烏柄杓)は、サトイモ科ハンゲ属の多年草です。地下茎から長い柄を持つ葉と花茎(20~40センチ)が立ちあがります。葉の先端に3枚の小葉がつき、花茎の先端には仏炎苞をつけます。このような植物は初めてです。

1~2.他の植物も混じっていますし、色も同じようなので分かりにくかったです。
  葉が無くまっすぐ伸びているのがカラスビシャクの花茎です。
きれぎれの風彩 「カラスビシャク」1-1

きれぎれの風彩 「カラスビシャク」1-2



3.花茎の先端で横からのアップです。筒状で上部が開いた苞(仏炎苞)です。
  花軸(?)の先が細長くのびて、むち状の付属物となっています。
  (未見ですが、テンナンショウ属やウラシマソウに似ているそうです。)
きれぎれの風彩 「カラスビシャク」1-3



4.肉穂花序(?)が苞に包まれています。苞の中ほどまでは雌花群を形成し、その上
  は雄花群が花軸に密生しているようです。苞は長さ5~6センチほど。
  (包むような苞は、ミズバショウ、ザゼンソウ等サトイモ仲間に共通します。)
きれぎれの風彩 「カラスビシャク」1-4



5~6.花茎の隣で披針形~先の尖った長楕円形の葉を3枚つけているのが、カラ
  スビシャクの小葉です。丈は花茎よりも低いです。葉柄の中ほどに(小葉の基部
  にも)ムカゴをつけます。種子だけでなくムカゴでも増えるそうです。
きれぎれの風彩 「カラスビシャク」1-5

きれぎれの風彩 「カラスビシャク」1-6


花茎の、先が開きながらクルッとしている仏炎苞(ぶつえんほう)に、中からのびて仏炎苞の外に出て直立する花序の付属体・・・インパクトのある花でした。

名前は、この面白い形の苞の部分を「烏が使う柄杓=小さめの柄杓」に見たてたようです。別名「狐の蝋燭」「蛇の枕」も特徴からでしょう。また、「半夏(はんげ)」とも呼ぶようですが、これは根茎の部分の生薬名「半夏」からのようです。
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| 草本(草花・野草) | 22:32 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

みどりの絨毯の中から、糸っぽいものが。。。

山ぼうしさま^^こんにちは~♪

凄いです^^、スマホで検索ですか。
私は、とわに携帯でして、変わりものです~!(#^.^#)

ほんと!色合いこそ違いますが、
釣竿が垂れているような、
ウラシマソウに似ているのですね。。。
ちなみに、
ウラシマソウは今の多聞院で飽きるほど見ています。
この群生にはオドロキました~♪
先ほどは、ありがとうございました。。。(#^.^#)

| 紗真紗 | 2013/07/20 16:03 | URL |

紗真紗さん こんばんは

スマホも役に立ちますよ~。おかげ様でした~。
このような植物を知りませんでした。
ウラシマソウもまだ見ていないので、
いつか見てみたいものです。

| 山ぼうし | 2013/07/20 23:04 | URL |















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