ヤブミョウガ ~伸びる花枝
ヤブミョウガは、茎の先に白色の花が輪生状に数段つきます。
1.前回と同じ群生を見て、進展は無いな~と、通り過ぎようと思ったのですが。

2.花序が少し違う?前回見た時に比べると、花序の長さ(高さ)は変わらないと
思うのですが、幅が広がっている?横に大きくなっているように見えました。

3.前回は茎に近い所で花が咲いていましたが、今回は何か伸びた先で花がついて
います。

改めて調べてみると、これは「花枝」が伸びている状態でした。
まず、茎から一つ目の花枝に花が咲き、次にその基部から伸びた側枝の先に花が咲き、さらに新たな側枝が出て・・・と、次々に枝を伸ばしながら花をつけていくようです。
一つの花枝で十数個の花が順々に咲き、枝には花の脱落痕と鱗片葉が残り、それが節のようになって見えます。
4.両性花の中で結実したものだけが花枝に残ります。

節の数だけ花があったことを考えると、結実する確率はけっこう低いように感じますが、全てが果実になったら窮屈だし重くなるでしょうから、このような状態がベストなのでしょう・・・たぶん。
| 草本(草花・野草) | 23:51 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
ヘェー
徐々に伸びて次の花のスペースを作っておく。
成程ねぇ。へぇーへぇーと一々感心しながら読ませて
頂きましたよ。生物は子孫が反映しやすいように
進化していくのですね。
| 西恋おじん | 2013/08/18 11:36 | URL | ≫ EDIT