きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ヤブミョウガ ~伸びる花枝

7月21日に北本自然観察公園で初めて「ヤブミョウガ」を見て、段々につく輪生花序を取り上げましたが、3週間後に再訪した時には、花序の形が“少し変わった!?”ように見えました。そこで、前回の続きとして記録しておきます。〈散歩日:8月10日〉


ヤブミョウガは、茎の先に白色の花が輪生状に数段つきます。
1.前回と同じ群生を見て、進展は無いな~と、通り過ぎようと思ったのですが。
きれぎれの風彩 「ヤブミョウガ」2-1



2.花序が少し違う?前回見た時に比べると、花序の長さ(高さ)は変わらないと
  思うのですが、幅が広がっている?横に大きくなっているように見えました。
きれぎれの風彩 「ヤブミョウガ」2-2



3.前回は茎に近い所で花が咲いていましたが、今回は何か伸びた先で花がついて
  います。
きれぎれの風彩 「ヤブミョウガ」2-3


改めて調べてみると、これは「花枝」が伸びている状態でした。
まず、茎から一つ目の花枝に花が咲き、次にその基部から伸びた側枝の先に花が咲き、さらに新たな側枝が出て・・・と、次々に枝を伸ばしながら花をつけていくようです。

一つの花枝で十数個の花が順々に咲き、枝には花の脱落痕と鱗片葉が残り、それが節のようになって見えます。


4.両性花の中で結実したものだけが花枝に残ります。
きれぎれの風彩 「ヤブミョウガ」2-4


節の数だけ花があったことを考えると、結実する確率はけっこう低いように感じますが、全てが果実になったら窮屈だし重くなるでしょうから、このような状態がベストなのでしょう・・・たぶん。
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| 草本(草花・野草) | 23:51 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ヘェー

 徐々に伸びて次の花のスペースを作っておく。
成程ねぇ。へぇーへぇーと一々感心しながら読ませて
頂きましたよ。生物は子孫が反映しやすいように
進化していくのですね。

| 西恋おじん | 2013/08/18 11:36 | URL | ≫ EDIT

ぼくが新宿御苑で撮影したのは、こちらの状態(8月10日)と、7月21日のときと、その中間くらいだったのでしょうか。
自分のはよく撮れたのがあまりなくて、こちらはよく撮れていますから、わかりやすい。
>節の数だけ花があった
そりゃあ、全部結実したら居場所がなくなっちゃう(笑)

当方がブログへの意欲減退している最中に、こちらは絶好調ですね。遡りつつ、じっくり読ませていただきます。

| ディック | 2013/08/20 17:50 | URL | ≫ EDIT

西恋おじんさん こんばんは

最初に見た時は、茎から直接花をつける!?
とも思ったのですが、なるほどね~という感じです。
動けない生き物が自然に身に付けた知恵なんですよね。

| 山ぼうし | 2013/08/20 22:47 | URL |

ディックさん こんばんは

今回は白い花が少ないせいか「白とび」にはならなかったようです。
一つ一つ花枝を伸ばすおかげで、花から果実の経過が分かりますね。

新たに見る植物が多くて、大変なのですが、せっかくだし・・・と。

| 山ぼうし | 2013/08/20 22:48 | URL |















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