ヒマワリ ~津南町「ひまわり広場」
ヒマワリ(向日葵)はキク科の一年草。誰もが知っている夏の花です。
大きな一つの花として見られているのは頭状花序で、多数の花が集まったものです。個々の花のことを「小花(しょうか)」といいます。
ヒマワリの「小花」には2つあり、周囲の花弁に見える部分一つ一つの「舌状花(ぜつじょうか)」と、内側の黒っぽい粒々に見える多数の「筒状花(つつじょうか)」です。(キク科の植物に見られる特徴です。)ヒマワリの舌状花は装飾で雌しべのみ。筒状花に雄・雌両方の機能があり、咲いた後に種ができます。
ヒマワリは、目的によって園芸用や食用、油糧用があり、多くの品種が世界中で広く栽培されています。草丈や花の大きさ、花弁の色は様々、八重咲きのもの、枝分かれして小さい花が咲くものなどもあります。
さて、津南町の「ひまわり広場」は、長期間見頃を楽しんでもらうために、畑(4ha)を3つに分けて咲く時期をずらしています。(今年の広場は7月26日~8月25日)
開演の頃が第1畑の見頃、8月の初旬が第2畑の見頃、第3畑は8月中旬が見頃の予定で、行った時は第3畑がほぼ満開状態でした。(ただ、全体的には天候不順により生育不足で迷路を作ることができなかったとWebに出ていました。)
1.第3畑を一段高い農道から見ます。細長い長方形の畑です。若干奥の方が低い
斜面になっています。奥の方が高ければもっと見やすいのでしょうが仕方あり
ません。第1・2畑は平面で、パイプで作った観賞台がありました。

2.幼い子がお母さん(?)に肩車。撮影のためでしょう。微笑ましいです。

3.同じ種類だと思いますが、生長にはけっこう差がでます。
4.たまたま同じ背丈のヒマワリが並んでいました。花序のサイズは大小あります。
5.筒状花は外側から内側に、順に咲き始めます。
6.ミツバチが頑張っているせいか、下の舌状花には花粉(?)が多くついています。
7.夏の定番、お日さま顔のヒマワリは、夏の空が似合います。(人には暑い)
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ひまわり広場は、平成2年に農家の青年仲間が、遊休農地を利用して自ら楽しむために作付したのがきっかけで、当時は現在の面積の8分の1程度だったそうです。
それから町や農協の協力を得て面積を拡大したところ、あまりにも反響が大きく多くの観覧者が訪れました。そして平成5年より観光協会を主体に、観光スポット「ひまわり広場」として毎年開園し、今では毎年約7万人ものお客様で賑わっています。
ちなみに、駐車料金300円、ペット可。夜間ライトアップもしています。
8.露店にはヒマワリの種を使ったブローチなどもありました。

前日(15日)は旧塩沢町の「牧之通り」と「野の花館」に行き、その時の様子を『シャツのほころび涙のかけら』の方で取り上げました。この日は、ひまわり広場から車で10分ほどのところにある「竜ヶ窪」や、中津川沿いを散策しました。これについても後日、シャツの・・・で取り上げたいと考えています。
| 草本(草花・野草) | 19:05 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑
ヒマワリ ~津南町「ひまわり広場」、・・・・・・。
居ながらにして、珍しいショットをいろいろ見せていただき、嬉しかったです。
見せていただき、siawase気分です。
眺めて、心癒されました。
ありがとうございました。
ブログ交流って、いいものですね。
つくづく、・・・・・・。
昨日も、あたたかいコメント&応援ポチに、心より、恐縮、深謝、深謝です。
| siawasekun | 2013/08/19 02:33 | URL | ≫ EDIT