ハイビスカス ~南国のイメージを纏う
ハイビスカスは、アオイ科フヨウ(ハイビスカス)属の常緑低木(の総称)です。
ハイビスカスの(私の)イメージは南国なのですが、調べてみると、やはり原産地はハワイやマスカレン諸島のようです。
ハワイ州では州花にもなっており、髪飾りやレイでお馴染みです。
ハイビスカスの幾つかの原種のなかで一番代表的な種が「ブッソウゲ(仏桑華・仏桑花)」で、日本の南国「沖縄」を代表する花木の一つです。ハイビスカスといえば日本ではこの種なのかもしれません(私はそうです)。
1.ハイビスカス≒ブッソウゲです。花柱(?)も赤なのがフヨウやムクゲと違います。
2.開花前のブッソウゲと思うのですが・・・。細長いです。
3.原種の一つ「フウリンブッソウゲ」です。切れ込みの多い花弁です。
4.この画のみ昨年の9月です。この蕾からこの花が・・・。
5.園芸種のハイビスカス「フラミンゴ」だと思うのですが・・・。
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園芸種となると、世界で5000種以上あるようです。人気があると言うことなのでしょう。大きく分けるとオールドタイプ、コーラルタイプ、ハワイアンタイプの3タイプに分けることができます。
日本での花期は初夏から初秋ですが、夏に強いわけではないようです。日本の暑さには弱いようです。真夏よりも秋が近づきすずしくなってくると、たくさんの花を咲かせます。もちろん熱帯・亜熱帯の植物なので寒さには弱いです。九州以北では鉢植えで管理するしかないのでしょう。
また、日本には南国からではなく、中国から伝えられたそうです。「ブッソウゲ」と呼ばれるのもそのせいでしょう。
どうも、ハイビスカスについては、偏見を持っていたようです。
≪その他≫
6.ハイビスカスの鉢と一緒に並んでいました。不明です。小花がキレイでした
7.同上です。茎が南国っぽいです。
8.これも同上です。ネムノキの花に似ています。
9~10.同日、花と緑の振興センターでの「ブラシノキ」。花(シベ?)の落ちた後の形状がおもしろいです。
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ここ数週間、仕事で遅くなる日が多く、また休日も出社することがあったりで、9月の樹見散歩からの気になった植物のことも取り上げられないでいます。そこで、今後も(今となっては)古い観察日のことを取り上げることがある・・・かもしれません。
| 常緑低木 | 23:21 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑
お向かいのOさん宅の奥様が、ハイビスカスとか、派手な花が大好き。
ぼくもフヨウの仲間はどれも好きですけど。
6と7はなんでしょうね。どなたかのご教示を待ちましょう。6は「ペンタス」に似ているように気もしますが、よくわかりません。
10がおもしろいです。
| ディック | 2013/11/10 21:17 | URL | ≫ EDIT