きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ヒイラギナンテン ~黄色い花・奇数羽状複葉

ヒイラギナンテン(柊南天)は、メギ科ヒイラギナンテン属の常緑低木です。
学名を「Mahonia japonica」といい、japonica=日本の…となっていますが、中国南部、台湾、ヒマラヤなどが原産です。

公園や街路樹の下草、庭木としてよく見かけますが、元々は江戸時代に薬用植物または観賞植物として中国から導入されたようです。乾燥に強いことから、最近は緑地帯(緑化樹)としても利用されています。
きれぎれの風採 「ヒイラギナンテン」1-1

この花も早春に咲く黄色い花の一つですね。ここの株はこれからまだまだ花をつけそうです。ヒイラギナンテンってこんなに花をつけるのですね。少し驚きました。
きれぎれの風採 「ヒイラギナンテン」1-2

名前のとおり、葉はヒイラギ(柊)に似ています。落葉はせず常緑なのですが、冬には紅葉(赤銅色)のように色が変わる部分もあります。
きれぎれの風採 「ヒイラギナンテン」1-3

一つの花は、外側に9枚の顎片、中心部に集まって筒状になっているものが6枚の花弁、6本の雄しべでなりたっています。これらが全部黄色なので一つの花に見えるのですね。
きれぎれの風採 「ヒイラギナンテン」1-4

↓これは、遅れてできた葉なのでしょうか、小さいまま赤くなっていました。カワイイものです。
きれぎれの風採 「ヒイラギナンテン」1-5

輪生状の葉のつき方、枝や樹姿、実の形がナンテンに似ているとのことですが、実は、赤くなるナンテンと異なり青緑になります。
「ヒイラギナンテン」とは安直な命名ですが、分かりやすいですね。


ところで、ヒイラギナンテンは特徴のある葉なのですが、調べていたら「葉は枝の上部に輪生状につき、長さ40センチほどの奇数羽状複葉(うじょうふくよう)で、小葉(しょうよう)にとがった粗い鋸歯がある」といいます。何のこと?

普通「葉」をイメージするのは「単葉(たんよう)」で、「複葉」は、単葉の葉身が深く裂け、葉脈に達して葉身がいくつかの部分に分かれるよう進化した状態…なのですが、分かりにくいですね。
調べてみたら、コチラのサイトが分かりやすく参考になります。

ということで、小葉が葉軸の左右に羽状に並んでいるもので、先端にも小葉がついていることから奇数羽状複葉というわけですね。
また、葉の縁には、ノコギリの歯のようなギザギザ(デコボコ)があるものとないものがあり、「全縁(ぜんえん)」はないもの、「鋸歯(きょし)」はあるものをいいます
葉にもいろいろあるものですね。樹木素人にはまだまだ知らないことが多そうです。

きれぎれの風採 「ヒイラギナンテン」1-6


*最後までお読みいただき、ありがとうございます。『きれぎれの風採』では、庭木(植木)や草花、地理などを綴っております。どうぞ、またお立ち寄りください。
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