ヤマジノホトトギス ~上向きで3裂する果実
ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)はユリ科ホトトギス属の多年草です。
花期には斑紋のある花被片が水平に開き、特徴のある花をつけます。このような花の果実はどのようになるのか・・・、北本自然観察公園で引き続き・・・。
<11月10日>
1~5.花から約1ヶ月半。花がついていた所には、緑色で三角錐を細長く伸ばして基部をギュッと絞ったような(?)果実に代わっていました。長さは2~3センチほど。
上を向き先が尖っていることもあり、気位の高い果実に見えます(偏見です。)
|
<12月15日>
6~9.果実は熟し、先端が3裂して沿っています。陽があたり中の種子が透けて見えます。ユリに似ていますが、すっきりしてキレイな果実です。
10.画の中には7株ほどあるのですが・・・分かりにくいです。
|
果実を見ることができ良かったのですが、この形状で上向きの果実から種子が外に出るにはどのようにするのでしょう。たぶん、さらに深く裂けて、強風などで揺れてこぼれるのではないかと想像しますが・・・。
≪オマケ≫
11月10日の「ムラサキシキブ」です。葉腋から柄を伸ばして果実がついています。
コムラサキよりも野趣があると思います。何故紫色なのか・・・は不思議です。

| 草本(草花・野草) | 23:29 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑
山ぼうしさま^^こんにちは~♪
ヤマジノとつきますと、
なんだか逞しさを感じます。。。
その果実ですか。
そこまでは見たことがありませんでした。
チューリップ風な雰囲気も頑張っているのですね。
ポツンとさんのよう^^、
紫の君、葉っぱとともにけな気に頑張っている姿の感動です。
先ほどは、ありがとうございました~♪
| 紗真紗 | 2013/12/25 16:34 | URL |