きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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チゴユリ ~林床の小さな百合

GW新潟帰省時の山散歩で見ました。本種は名前を知らなかったのですが、過去に何度か見ていました。先月、他の方のブログで名前を知りました。〈散歩日:5月5日〉

チゴユリ(稚児百合)はイヌサフラン科(エングラー分類体系ではユリ科)チゴユリ属の多年草で、日本各地の平地から山地の落葉広葉樹林に生えます。やや湿った、腐植質の積もった場所が好みのようです。草丈は15~30センチ。

調べてみると、↑のように「広葉樹林の林床」という記載が多いのですが、当地は杉林の中の道路脇の斜面地でした。

1.たくさんのチゴユリがありました。道路からは、目線ほどで見やすいです
2.茎はまっすぐ立ち上がり、上部で弓なりに曲がります。頭を垂れているようです
3.ほとんど枝分かれをしないそうですが、これは2枝に分かれていました
4.開く前だと思いますが、花弁が閉じています。シュッとした感じです
「1」「2」「3」「4」
「チゴユリ ~林床の小さな百合」


5.花弁は6枚、長さ1.5センチ前後の披針形です。  雄しべはその半分位の長さで6個つきます。先端に大きめの葯が見えます。
きれぎれの風彩 「チゴユリ」1-5


葉は長楕円形で先は尖り、互生します。葉脈は平行脈で普通のユリのようです。

「ユリ」の名がつきますが、球根はなく、種子繁殖のほか、地下茎により無性繁殖します。無性繁殖は親の地上茎が枯れた後に新しい地上茎(子)ができ、毎年新しい地上茎ができるそうです。(これを「擬似一年草」と呼ぶそうです。)

チゴユリは山野にあって、野草らしくないというか花らしい雰囲気があります。
名前の由来も、小さくてカワイイことから「稚児ユリ」になったようです。

雪深い冬は地下茎とわずかな根だけを残して休眠し、春になると日陰でも可憐な花を咲かすチゴユリは愛おしい感じがします。
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| 草本(草花・野草) | 23:41 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ああ、ありがたいですね。
どちらも花のアップばかりで、見たことがないと全体像がつかめず捜せません。
なるほど、こんな具合に咲いているのか…、としっかりイメージを頭に入れました。

| ディック | 2014/05/21 21:10 | URL | ≫ EDIT















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