きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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ワタラセツリフネソウ ~弾ける果実

ツリフネソウの仲間は果実が弾けるとのこと。しかし、まだ見たことがありません。そこで、期待をしながら北本自然観察公園に行きました。〈散歩日:10月11日〉

ワタラセツリフネソウはツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。昨年、同所で初めて見ました。コチラです。同所では他にキツリフネが自生しています。

1.ワタラセツリフネソウの花はわずかに数えるほどになり、代わりに果実がたくさんついていました。果実は花の向きとは異なりほぼ下向きです
きれぎれの風彩 「ワタラセツリフネソウ」2-1


2.細く小さな果実もあれば、大きく膨らんだ果実もあります
きれぎれの風彩 「ワタラセツリフネソウ」2-2


どのように弾けるのか分かりませんので、とりあえず膨らんだ果実を指で突いてみました。すると、ヴィン!とかバチッ!という感じがしたと思ったら、果実が消えていました。もう一度試しますが、目で追えません。すごいスピードで弾けます。

ただ、これでは中身を確認のしようがないので・・・・・両方の手で包むようにして果実を揺らしました。掌にぶつかる感触、採取成功です。

3~4.クルリンと巻く緑色の物体、白くクネッたヤツ、茶褐色の丸い粒、手の中には3種類の珍妙なものがあります
きれぎれの風彩 「ワタラセツリフネソウ」2-3


きれぎれの風彩 「ワタラセツリフネソウ」2-4


丸い粒はどうみても種子、白いのは種の仕切りのようなもの、とすると緑色は果実の壁・表皮です。
5.メジャーで大きさを記録
きれぎれの風彩 「ワタラセツリフネソウ」2-5


調べてみると、「ツリフネソウ属の果実の壁は2~3層からなり、内側は小さい厚壁(こうへき)細胞が並んでいるが、外側は細胞壁が薄く大型の細胞からなる。果実の壁は膨圧(ぼうあつ)によって突然内側に巻き込み5つの心皮に分かれ、その時の力で種子が飛んでいく。」そうです。
ちなみに、ツリフネソウの英名は“Touch-me-not”触らないで!と。


この後、キツリフネの果実を試そうと思いましたが、残念ながらほぼ無くなっていました。残っているものはまだ小さくて弾けませんでした。
きれぎれの風彩 「キツリフネ」


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| 草本(草花・野草) | 23:16 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ツリフネソウの種

種を遠くに飛ばす植物の知恵ですね。
カタバミやホウセンカなども同じように
触ると種を弾きます。
子供の頃はこれがおもしろくてよく触って遊びました。

| 山小屋 | 2014/10/19 11:44 | URL | ≫ EDIT

おぉ、これも弾けて飛ぶんですね!
子供の頃ホウセンカのスロー映像で驚いた記憶があります。
ツリフネソウなら歓迎だけど、家にはびこる雑草のカタバミも飛んでいきますね。

| らーしょん | 2014/10/19 15:20 | URL |

こんにちは

ツリフネソウの果実の実験をされましたね。
目にもとまらぬ早業ですよね。
この残った渦巻きが面白いです。

| 多摩NTの住人 | 2014/10/19 20:16 | URL | ≫ EDIT

山小屋さん こんばんは

お帰りなさい。中国の山旅はお天気で何よりでした。
カタバミの経験は無く、ホウセンカはどうだったかな~という感じです。
自力散布なのですね。エライものです。

| 山ぼうし | 2014/10/19 22:11 | URL |

らーしょんさん こんばんは

弾け上手です~。遠くまで飛ばすようにできているのですね~。
我が家でも、たまにカタバミを見るのですが、
気付いたら抜いちゃうので、果実までに至らないっす。

| 山ぼうし | 2014/10/19 22:12 | URL |

多摩さん こんばんは

面白かったですよ~。でも一発目はちょっとビビりました。
(勢いが)これほどとは思っていなかったです。
キツリフネは残念でしたけど、また来年です。

| 山ぼうし | 2014/10/19 22:12 | URL |















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