きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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キヅタ ~蕾から開花・花期

今年の1月~3月に、キヅタの果実の生長を見ました。そこで、次は花を見ようと思い、北本自然観察公園に行くたびに見ていました。〈9月~11月〉

キヅタ(木蔦)はウコギ科のキヅタ属の常緑ツル性木本です。北海道南部から沖縄まで広く分布します。茎の各所から根(気根)を出して付着することができ、地表を這うのはもちろん樹木にのぼります。
しかし、ここのキヅタは土留めの上にあり、支えになる(付着する)樹がないので垂れ下がっています。おかげで、目の前で生長を見ることができます。

1.<9月13日> 夏の葉だけの姿から、葉の上に幼い花序が出てきました
2.たくさんの小さな蕾がまとまり、球形の花序になっています
3.<9月23日> 放射状に伸びている花柄が長くなってきました
4.<10月11日> さらに柄が少し伸び、蕾も少し大きくなってきました
5.<10月19日> 約1週間後、ついに花が咲きました。目立ちませんが、賑やかです
「1」「2」「3」「4」「5」
「キヅタ ~蕾から開花・花期(1)」

<10月19日、26日>
6~8.花序の大きさが葉よりも大きくなりました(1に比べると相当生長しました)。花が開き、それぞれの隙間を埋め、雄しべが伸びてツンツンしています
9~10.蕾が5つに裂け(これは花弁?)、雄しべは5個で、葯は最初プリッとした黄色ですが、その後しわが入り褐色になるようです。雄性期の状態です
「6」「7」「8」「9」「10」
「キヅタ ~蕾から開花・花期(2)」

11~12.<10月26日> この時期に花が咲いている植物は少ないせいか、様々な昆虫がいました。誰も見向きしないキヅタですが、私が見ていると皆さん気になるようで、視線の先を見て「エッ!ススメバチ」と驚いていました
13~15.<11月22日> 花弁(?)が落ち、雌性期の花の状態か、幼くも膨らんだ果実になっていました
「11」「12」「13」「14」「15」
「キヅタ ~蕾から開花・花期(3)」

この後は、今年の冬に見た光景につながるでしょうから、花期の経過観察はこれまでとします。これで、キヅタの約一年を見ることができました。
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| 他の木元 | 20:08 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ウラギンシジミ付き

こんばんは。

蔦の姿。こうして植物種として
見る。それもキヅタですか。
珍しいです。それにしましても
後半出てきたのはウラギンシジ
ミ君じゃないですか?
羽が少し痛んでいるようですけど。



| 地理佐渡... | 2014/11/23 23:07 | URL | ≫ EDIT

キヅタ

石垣などにびったりと張り付いていますね。
黒い実をみることはありますが、蕾から花が咲くまでを
このように観察したことはありません。
ご苦労さまでした。

| 山小屋 | 2014/11/24 06:53 | URL | ≫ EDIT

地理佐渡さん こんばんは

そういえば、他の方の日記では、
キヅタはほとんど登場しませんね。地味(笑)?
チョウはウラギンシジミというのですね。
なかなか昆虫も難しいので同定作業パスしました~。

| 山ぼうし | 2014/11/24 18:35 | URL |

山小屋さん こんばんは

アイビーには花が咲きませんので、
どんな花が咲くのかな~と思ったんです。
思いのほか、長期間になりました。

| 山ぼうし | 2014/11/24 18:36 | URL |















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