きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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さいたま市:大宮盆栽美術館

2010年3月に開館した、さいたま市の『大宮盆栽美術館』に初めて行ってきました。
盆栽美術館にはちょっとした思い出があるのですが、それは後述するとして、撮影可能な場所もありましたので記録しておきます。〈散歩日:2月7日〉

館内のギャラリーや盆栽庭園にはロビー(庭園が見える)と庭園の一角にある「今日の一枚」という所(幾つかの盆栽を展示)が撮影可能な場所になっていました。

まずは「今日の一枚」から、キャプションはプレートの表示です。< >はWebから
1.黒松 銘:巌 <103cm×109cm×99cm>
2.いわしで <元首相、岸信介が愛蔵したことで知られる>
3.赤松 <109cm×124cm×90cm>
4.真柏(しんぱく) 銘:武甲 <130cm×120cm×92㎝>
5.梅(思いのまま) <紅白の花を咲き分ける>
「1」「2」「3」「4」「5」
「さいたま市:大宮盆栽美術館(1)」


ロビーからの窓越し庭園と2階のテラスかの様子です。
6.これも黒松(?)。重厚感があります。大きさが伝わらない?
7.テラスから6の盆栽を撮りました。大きさが分かると思います
8.緋梅  9.けやき
10.テラスから盆栽庭園の全景。ほとんど白人系外国人の方々でした
「6」「7」「8」「9」「10」
「さいたま市:大宮盆栽美術館(2)」

外国人の方々は旅行の団体さんのようです。ロビーの売店ではTシャツや扇子などを買われていました。ご当地サイダー「大宮盆栽だー!!」は冬なので・・・。
ニュースによると、2014年度の外国人来館者は(1月25日現在で)開館以来最多となり5.4%を占め、国別で多いのはアメリカ、オーストラリア、韓国の順のようです。

美術館のリーフレットの表紙を飾っている五葉松『千代の松』は、庭園の中にありました。総高160cm、横幅180cmで、当館の中でも最大級。相当な重量だと思いますが、台座は日当たりを考慮し回転するようになっているそうです。

屋外では盆栽の販売も行っています。小さいものからそこそこ大きいものまで様々です。値段も数千円から10万円近いものもありました。

人の一生よりも長生きする盆栽。幾代も伝えられる盆栽。小さいながらも巨木をイメージし、小宇宙を体現するという盆栽。世界に通用するBONSAI。エライものです。

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15年~17年ほど前のことだと思いますが、当時の勤務先はJR中央線の市ヶ谷駅の近くで、ある時総務の者から一緒にどうですかと頂いたのが「高木盆栽美術館」の何かの催しの招待券でした。

その時に初めて知りましたが、高木盆栽美術館はシュレッダーの(株)明光商会のビル内にあり、創業者の高木氏が自身の収集していた盆栽や盆器を公開・展示している美術館でした。
明光商会としては広告塔の役割もあり、美術館での催事に合わせ担当営業の方が招待券を配っている・・・そんな認識でした。

当時はそれほど植物に興味・関心はありませんでしたし、もちろん盆栽に関する知識もないし見ることもありませんでした。
ただ、盆栽は日本の文化ですし、それも有数の盆栽となれば観光と同じで一度は見てもいいかなと思ったことと、お土産(ポインセチアだったと記憶しています)付きだったこともあり行ってみることになった次第です。

実際に見てみると、初心者にも「すごいな~」と唸らせるようなもので、とても驚きました。中には300年とか500年も経ている盆栽や1億円超の盆栽も担当営業の方に教えていただき貴重なものなんだと実感しました。また展示場だけでなく、培養場も見せていただきました。
東京の堀の内にあるビルの中にこれほどの盆栽があったとは・・・。その後、毎年同時期に案内があり3回は見に行ったと思います。

その後、私は別の会社に転籍になり、それ以降高木盆栽美術館に行くことはありませんでしたが、美術館は閉館し栃木県に移ると共に、盆栽村のあるさいたま市が盆栽を買い取る意向を示しましたが(相当ディスカウントした価格でも)反対の意見があったり、引き取った前後には貴重な盆栽を枯らしてしまったとかニュースを見聞きしながら、その後に「大宮盆栽美術館」が開館したと知りました。

そこで、美術館をまた見に行ってみようと思ってはいたのですが、やっと今回実現しました。
盆栽の知識がほとんど無いのは変わりませんが、知らなくても充分楽しめました。
盆栽も四季で異なる姿を見せるでしょうから、また別の季節に訪れたいものです。その際は近隣の盆栽園にも立ち寄ってみたいと想います。
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| 樹木・草花アレコレ | 23:49 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

さすがに立派な盆栽が並んでいますねぇ。
大学生のとき、自分がもっとも興味を感じない類の本を読んでみよう、と思いつき、書店で、『盆栽入門』という本を買いました。たしか保育社のカラーブックスという文庫版でした。
こういう世界もあるのか…、と思いましたよ。
その記憶はちゃんと残っていて、展示会等に行き合わせればていねいに見ることにしています。

| ディック | 2015/02/14 22:38 | URL | ≫ EDIT

こんにちは

盆栽は以前は自分には全く縁の無いものだと思っていました。しかし植物観察を始めてからは、何となく気になる存在になってきましたね。もちろんまだ盆栽はやっていませんが、いつか自分がやるのではないかという可能性は出てきました。

| 多摩NTの住人 | 2015/02/15 16:31 | URL | ≫ EDIT

盆栽

おはようございます。
最近の盆栽は接ぎ木で作るのもあると聞きました。
やはり五葉松の盆栽が貫禄ありますね。
外国人に人気があるというのもわかるような気がします。

| 山小屋 | 2015/02/16 06:17 | URL | ≫ EDIT

盆栽すごいです。

おはようございます。

写真だけでもすばらしいです。
一度見てみたいですねぇ。
年を重ねるうちに、しだいに
静止しているものを相手にす
ることが普通になっています。
若いときはまず動くことからの
趣味でしたけどねぇ(笑)。



| 地理佐渡... | 2015/02/17 06:27 | URL | ≫ EDIT

ディックさん こんばんは

「もっとも興味を感じない類の本を読んでみよう」ってエライことですね。私なら全く読み進めないと思います。
たぶん、その本に例として掲載されていた盆栽は、今でも誰かが引き継いでいるのでしょうね。スゴイことです。

| 山ぼうし | 2015/02/18 22:23 | URL |

多摩NTさん こんばんは

いつか、多摩NTさんの日記に盆栽が紹介されるのかもしれませんね。
いまだに、どうやったらあ~なるのか全く分かりませんが、
見に行った事で盆栽というものを、また少し身近に感じました。

| 山ぼうし | 2015/02/18 22:24 | URL |

山小屋さん こんばんは

素人考えですが、五葉松は黒松などに比べると松葉が小さいので
形が整えやすいのかな~なんて思いました。
普通の日本人でも見ると驚きなので、外国人にはジャパンマジックですね。

| 山ぼうし | 2015/02/18 22:24 | URL |

地理佐渡さん こんばんは

埼玉に来る機会がありましたら是非!
静止している方がイイですね。目が疲れません(笑)。
んでも植物は生き物ですから、生長します。それもまたイイですね。

| 山ぼうし | 2015/02/18 22:25 | URL |

見るだけ

 こんにちは。
盆栽は、手間暇かけないと上手に育たないのでしょうね。
最近テレビで外国人の方が、熱心に育てて、いる場面を
よく紹介してますが、国際的になりましたね。
見るといいもんだなと思うのですが、私には無理ですね。
目の保養をさせていただきました。

| 西恋おじん | 2015/02/21 17:35 | URL | ≫ EDIT

西恋おじんさん こんばんは

私も詳しくはないのですが、管理は相当大変なのでしょう。
と想像するので、自分で育てるのは現時点では考えられないです。
見ているときに、説明してくれる方がいるとイイですね。

| 山ぼうし | 2015/02/24 22:46 | URL |















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