きれぎれの風彩(ふうさい)

庭木や植物、自然やエコを中心に…関心のあること、気になったことを綴っています。

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カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)

今年は4月下旬から5月上旬にかけて、初めて見る(初めて認識する)植物をいくつか見ることができましたので、順にとりあげたいと思います。
カラスノエンドウは見たことのある草本ですが、北本自然観察公園の生き物マップで確認し名前を認識しました。〈散歩日:北本-4月25日、丸山公園-5月6日〉

カラスノエンドウ(烏野豌豆)というのが一般的な呼び名ですが、ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)が正式(?)な名前のようです。マメ科ソラマメ属の越年草で、本州から沖縄までの草地や土手、空き地など日当たりの良い場所に普通に生育します。
秋に発芽し、小葉は数枚で丈も低いまま越冬し、春になると急激に生長。草丈は40~50センチほどになり、その後もツルを伸ばし1メートル位になるそうです。

1.花は紅紫色で、葉腋に1~2個をつけます。茎には稜があり断面は四角っぽい
きれぎれの風彩 「カラスノエンドウ」1-1


2~4.巻きひげが伸び絡みつきますが、支えられているのではなく自立するようです。葉は羽状複葉で互生します。見たところ5~7対の小葉があります
5.花の形は蝶形花(ちょうけいか)で、長さは15ミリ前後。花の基部に黒い所がありますが、これは蜜線のようです。なるほどアリがいます
6.花後の果実は豆果です。熟すと黒くなる。5月6日、丸山公園で見ました
「2」「3」「4」「5」「6」
「カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)」


名前は、野に生えるエンドウで、利用されない「カラス」をつけたとか、果実が熟すと真っ黒になるところから「カラス」の名を付けたという説があります。
本名のヤハズ(矢筈)は、小葉の先端が、弓矢の基部で弦をかける部分のように凹んでいるところから付けられたようです。そこに注目したのか~と感心します。

エンドウの名前がつきますが、エンドウマメはエンドウ属であり、カラスノエンドウはソラマメ属ですので別属です。


マメ科に多く見られる蝶形花について改めて調べてみました。蝶形花は、大きく目立つ旗弁(きべん)1枚と左右対になる翼弁(よくべん)2枚、竜骨弁(りゅうこつべん)または舟弁(しゅうべん)2枚、計5弁からなります。翼弁と竜骨弁は重なり合うので分かりにくいのですが、翼弁が竜骨弁を包み込むような形になります。
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| 草本(草花・野草) | 23:33 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

佐渡ではよく見ましたが..

おはようございます。

紹介されましてそうかぁ、そんな時期だったのかぁと
感じています。身の回りの風景の中に無いとだめです
ねぇ。佐渡ではよく見たのですが。

五月も中旬となりまして、佐渡だったらなぁと
色々想像したりしています。

一方で、今回のように季節季節のものを皆さんの
サイトで見ますところからも時の移ろいを知らせ
てもらっています。

できたら週末、少しは自ら感じに、野に出たいも
のです(笑)。



| 地理佐渡... | 2015/05/13 06:34 | URL | ≫ EDIT

ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)が正式…、へぇー、そうなんですか。
これって小さいうちにむしっておかないと、庭の雑草としてはとてもやっかい。
地面を這うように茎を伸ばしてから立ち上がるから、どれか目立つ一本を抜いても千切れて根が残る。近くに頭を出しているのは根が同一の場合が多いのです。
根まで探って抜くと、近くに頭を出していたカラスノエンドウが芋づるに全部抜ける。根を探って抜くのが面倒で、対処はまだ小さい早いうちにやっておかないといけないのです。

| ディック | 2015/05/16 11:41 | URL | ≫ EDIT

地理佐渡さん こんにちは

春はまだかまだかと思っていたのに、きたらきたでもう終わりそう。
最近は気温30度ですから、夏の陽気です。
野には出られましたか~。

| 山ぼうし | 2015/05/17 16:33 | URL |

ディックさん こんにちは

雑草の中では大きなサイズですよね、それだけ繁殖力もあるのでしょう。
そういう種が庭にはびこると大変そうですね~。
小さいうちの対処、なるほどです。芋づるに抜けるのも気持ち良さそう。

| 山ぼうし | 2015/05/17 16:34 | URL |















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